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2019年6月の記事一覧
②プロのアーティストとは何か~大塚明夫に学ぶプロフェッショナル~
「職業」と、「生き方」もう一つ(に限ったことではないですが)、プロの定義が曖昧な業界があります。
声優業界です。
声優、大塚明夫の著書に『声優魂』というものがあります。大好きな人です。メタルギアソリッドというゲームのスネーク役の人ですね。
そこに書かれてある文章を引用したいと思います。
「声優になりたい」
そう思うことは自由です。しかし、「声優になる」ことを「職業の選択」のようには思
③ プロのアーティストとは何か~大塚明夫に学ぶプロフェッショナル~
軽んじていたのは大きなミスはやらかすことなく、なんとかライブをやり終えました。しかし、客観的に見れば、決して悪くないステージだった。大丈夫。
片づけをしながら、だんだんと重苦しい気分が晴れてきたところに、バンドのメンバーが「おつかれ!」と声をかけてきました。
なんて言われたと思いますか?
「ハッチありがとう!今日も最高だった、またこれからもよろしく!」というような、自分の救いとなるような言
④プロのアーティストとは何か~大塚明夫に学ぶプロフェッショナル~
お金をいただくことのこわさ
自分のパフォーマンスに、価値がつく。0円だったものが0円でなくなる。そのことの重大さをないがしろにした瞬間、プロとしての堕落が始まります。
もちろん、さきほどお伝えした初めてのプロとしてのステージの第一回目を経験して、そこからめげることなくお金をもらってドラムを叩き続けて、今の自分があります。
継続する上で、毎回そのような恐ろしさと真っ向から立ち向かっているようで
⑤プロのアーティストとは何か~大塚明夫に学ぶプロフェッショナル~
見られているもうひとつ、窮屈という言葉について。
色々な人が、自分を見ています。みなさんを見ています。
いや、矛盾したことを言うようですが、今のみなさんは、誰も見ていません。今みなさんが、例えば現場の関係者にどう見られているかお教えしますね。つまり、「若い子たち」の中の一人として見られているということです。ドラマや映画で言うところのエキストラ、つまり「通行人A」とか「店員B」とか、そんな感じ。