新しいSNSとは
SNSは形を変え機能を補完しながら、私たちの生活に浸透します。
かつて日本ではmixiというSNSが流行りました。自分のプロフィールに趣味を載せて、日記を書き、好きなコミュニティに入るというものです。
mixiは残念ながらFacebookやTwitter、Instagramによって淘汰されてしまいました。
そしてFacebookも今や勢いを失っています。
こうした中、誰もがこんな思いを巡らせます。
「次に来る新しいSNSはどんなものか?」
今回の記事では新しいSNSとは何かを定義し、未来予測してみます。
まずは新しいSNSの定義について
1.既存のSNSが持つ機能を備えていること
2.新たな角度で欲求や五感を刺激し、不足した機能を補完すること
これを新しいSNSとします。
既存のSNSが持つ機能には下のようなものがあります。
1.反応数値化機能
承認欲求を満足させるためには反応が数値化されなくてはなりません。(例外としてInstagramは現在、本人のみ反応数が分かる設定を試験導入しています)
2.テキスト•画像•動画投稿機能
どんなSNSも何かを表現するためにはこの機能が必要です。
3.プロフィール設定機能
プロフィールがないSNSはありません。もしもプロフィールがなければ誰が投稿したか識別することができず、つながりを保てません。
続いて、「新たな角度で欲求や五感を刺激すること」「不足した機能を補完すること」に移ります。
この2つを満たすためには、「既存のSNSが持つ機能」に無い何かを見つけなくてはなりません。
例えばInstagramは、画像を簡単且つおしゃれに加工でき、解像度の高い画像を投稿できることで優位性を得ました。
似たような例でいえばSNOWは顔認識システムを応用し、簡単にかわいく加工できることが優位性でした。
この実例から、テクノロジーの進歩が新しいSNSを生むとも考えられます。
テクノロジーの進化により人間が持つ五感(視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚)をよりリアルに感じることも可能になってきました。
現在のSNSは視覚と聴覚情報のみで触覚、嗅覚、味覚は含みません。
ここに新しいSNSのヒントがあると予測します。触覚、嗅覚、味覚を刺激するSNSが今後、新しいSNSとして現れるはずです。
しかし、この予測はまだかなり先だと思います。なぜならスマホの機能ではこれらの感覚をカバーしきれないからです。
そのため、近い将来に来る新しいSNSは視覚、聴覚をより鮮明に刺激する形をとると考えます。ARやVR技術が誰にでも編集加工できるものとなれば、この技術がSNSに応用されるでしょう。
また別の新たなテクノロジーとして「記憶や夢の保存」があります。夢がもし映像や音として保存でき、発信できればこれほど面白いものはありません。
今回の記事を要約すると
「新しいSNSは不足した機能を補完する」
「VRやAR技術により新しいSNSが生まれる」
「味覚、嗅覚、触覚を刺激するSNSが生まれる」
「記憶や夢を共有するSNSが生まれる」
となります。
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