大学の講義は無意味だと考える方へ
いま大学生の方、大学を卒業し働いている方、あなたが大学で受けた講義は無意味ではありません。
なぜこんなことを言うのか、それは社会人として働く私自身が大学時代に受けた講義に助けられているからです。
講義の内容は「組織行動論」です。ナレッジマネジメントや暗黙知、形式知といったことを学びました。これらの語句については検索すると多くのページがヒットしますので気になる方は検索してみてください。
ナレッジマネジメントは簡単にいうと知識の共有により生産性を上げることです。
暗黙知とは、経験や勘による知識を指し、形式知は暗黙知を形式化、仕組み化したものです。
組織の運営に当たり、「何となくこうすればよい」というアイデアはあったのですが、それを裏付ける理論がなく、説得力に欠けた言葉しか思い浮かびませんでした。そんな時この言葉に再び出会ったことで、モヤモヤが晴れ運営の方向性を明確に定めることができました。
知の再発見がいつどのように起きるかは全く予測できないと思います。
大学時代を振り返ると、禄に講義に出ず、知り合いのノートを借りてテストに臨んだり、講義に出ても関係ない本を読んでいたり、真面目さは皆無だったように思います。大学の講義がほとんど役立たないと勝手に思い込んでいたからです。もっと真面目に学んでいれば良かったと反省しています。
大学で学ぶ講義はおそらく実生活で役立つことはほとんどありません。しかし、ある日、何かの問題を解決するヒントになり得るのです。身を持って経験しました。
講義内容そのものが役立つ時もあれば、講義内容の思考プロセスが役立つ、講義内容の実験データが役立つ、といったこともあるかもしれません。
以上思いつくままに述べましたが、アドバイスやお願いを下に記します。
大学で何となく講義を受けている方へ
全く問題ありません。いつかその知識は役立ちます。得た知識は可能であれば簡潔にデータ化しておくと良いでしょう。
大学を卒業し、働いている方へ
大学の講義を踏まえて何かに応用した経験はあるでしょうか?もしあれば教えて下さい。
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