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石蔵にライブラリーをつくろう④~ライブラリーイベントを開催しました

まちのライブラリーをつくろう!2022/2/20(日)残念ながら状況を鑑みてオンライン開催となりましたが、地域のお子さんたちをお招きして、本を通じて知り合ったライブラリーサポータズにとって初めてとなるイベントを無事に終えることができました✨

石蔵立ち上げの頃からお世話になっているフリーアナウンサーでお話し作家の茂木亜希子さんと、絵本作家の加藤ふじこさんを講師にお招きし、本に関連するお話も盛たくさん!
ライブラリーを立ちあげてから、本が持つ魅力に驚かされる日々。知識が宿りシェアされる蔵でもあり、さりげなく誰かとつながる場でもあり、発展していく様子を誰よりも自分が楽しんでいます。
イベント情報はこちら↓

本の紹介をする際のコツを、茂木亜希子さんのアナウンスレッスンで学んだり、絵本作家の加藤ふじこさんに絵本作りの質問をたっぷりとしたり。何よりも参加者の目が輝いていたのは、自分のオススメの本の紹介をするときでしたね。イベントの様子はJCOMに取材もしていただきましたよ📺📚

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参加者のお子さんたちが、本当に本が好きなんだな~と感じさせる紹介文たち!こちらで一部、ご紹介したいと思います✨

①窓ぎわのトットちゃん

こんにちは。私のオススメしたい本は黒柳徹子さんが書いた窓ぎわのトットちゃんです。皆さんはこの本を知っていますか?この本はトットちゃんという女の子の日常を描いた物語、短編集です。私がこの本で好きな所はトットちゃんの発想がとても自由という所と戦争の中で生きる辛さを感じられる所です。つい読むと手が止まらなくなってしまいます!皆さんもぜひ読んで見てください。

窓際のトットちゃん


②みえるとかみえないとか

わたしが好きな本は、「みえるとかみえないとか」というヨシタケシンスケさんのお話です。
このお話は、主人公が宇宙飛行士でいろいろな惑星に旅をしています。
今回も惑星を見つけて、そこには宇宙人がいました!その宇宙人は人間とは全然違うんです。それぞれの惑星にはそれぞれの当たり前があります。
このお話は、今の社会をあらわしているのではないかと思います。国によっては肌が白い人、黒い人もいるし、障害者もいます。人はそれぞれ違うことはあるんです。けれども、自分と違う人でもお互いの工夫や失敗、発見などを教えあったらきっとみんなわかりあえるのです。差別をせずにわかり合えば、もっともっと世界が広がるよ!!ということを言いたいのかなと思いました。
ヨシタケシンスケさんの本は、お話がふかくてとても面白いです。みなさんも是非読んでみてください。


③ルルとララのコットンのマカロン

私のおすすめしたい本は、あんびるやすこさんが書いたルルとララのコットンのマカロンです。主人公は、ルルとララです。
ルルとララは、森で小さなお菓子屋さんを開いています。この森にニーナという子ネズミがやってきました。ニーナのために、ルルとララはマカロンを作ることになり、苦手なオーブンに挑戦します。

この本の好きなところは、ニーナがママとパパがいなくて寂しい中、虹を見て、この大きな虹はママとパパのいる街につながっていると思い、だんだん元気が出てきたところです。ルルとララは、ニーナのためにどんな色のマカロンを作るのでしょう。ぜひ、みなさんも読んでみてくださいね。


④天と地の方程式(あめとつちのほうていしき)

私のおすすめしたい本は「富安陽子」さんが書いた「天と地の方程式」です。これは、古事記や日本書紀などの日本の伝説をもとにした物語で、現実世界と、現実世界そっくりな世界を、主人公と仲間が行き来する話です。その、そっくりな世界で、生きるか死ぬかの体験をします。少し高度な知識が必要になりますが、所々で謎解き要素が入ってきます。非常に楽しめる、面白い小説だと思います。皆さんも是非読んでみてください。

⑤世にも奇妙な商品カタログ 

私のオススメしたい本は「地図十行路」と言う人が書いた「世にも奇妙な商品カタログ」です。ストーリーの登場人物は「のぞめ」と「ニエノ」という人物が主にでてきて、その2人が奇妙な商品を売って予想外の結末を届けるというという本です。
 この本の好きなところは、2人には意外な「かこ」があって、おどろいたし、つづきが気になる!という書き方をしていて読んでいると楽しくなるところです。「のぞめ」と「ニエノ」は「魔」という「人ならぬ者」で奇妙な商品を「人」にわたして、その「望み」を「失望」に変えるということをしています。そして、その奇妙な商品を人の「望み」をかなえるために使う者は「神さま」とよばれています。ぜひ読んでみてください。

⑥少女ポリアンナ

私のオススメしたい本は「エレナ・ポーター」が書いた少女ポリアンナです。 
この本の好きなところは、ポリアンナの前向きな所です。読むと自分も元気になれます。
ストーリーは両親を亡くしてポリーおばさんの家に引き取られた11歳の少女ポリアンナ。嫌なことも幸せなことに替える幸せゲームが大好き。気難しいおばさんをはじめ周りの人達に奇跡を起こしていきます。ところが事故で大けがを負ってしまいます。ポリアンナはそんな状況でも幸せゲームができるのでしょうか。ぜひ読んでみてください。

さて、次回は石蔵で活動するライブラリーサポーターズのオススメ本を紹介したいと思います!




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