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酔っ払った彼女が帰ってきて、めちゃくちゃ甘えてきて…。

○本編
【同棲してる家にて】
ふふ、髪さらさらー…。
あ、起きた。
ふふ、ただいま。

ん、飲み会?
うん、楽しかったよ。
みんなと会うの久しぶりだったし。
つい終電まで飲んじゃったぁ。

え?
お酒くさい?
ふふ、そう?

はぁ〜……
うーん…そうかな?

ふふ、自分じゃわかんないや。

えーでもそんなに飲んでないよ?
うん、ちょーーっとだけ。
あははは。

もうそんな呆れた顔しないでよ。

ね…寂しかった?

うそ、寂しかったでしょ。
あたし知ってるよ。
飲み会の最中君からメッセージめっちゃ来てたし。

え、帰るって言ってた時間からだいぶ過ぎてたから?

うーん…確かにそうね。
でもお店出てからちゃんと君に電話したじゃん!

あ、それでね、その時電話してたらさ、友達にめっちゃ彼に愛されてるねって言われたよ。

ふふ、でもあたしは単に心配性なだけだよーって言ったけど。

うん、そうでしょ。
君はそういうと思った。

ね、でもさ今日の飲み会は普通に女子会だったけど。
やっぱり心配なものなの?

え、そこじゃないの?
ん?
どういうこと?

えー何ー?
あ、じゃあその話聞く前にちょっと布団の中に入れて。
足元冷えてきちゃった。

【彼女がベットに入ってくる】
ふふ、君の体温あったかい…。

ん?
大丈夫だよ、このままじゃ寝ないから。
化粧とか落としてないし。

でも、寝ちゃったら起こして。
ふふふ。

で、何?
何がって…あたしが飲み会に行くのが不安なところ。
女子だけの飲み会でも不安なんでしょ?

あ、飲み会終わりに深夜に出歩いてるのが心配ってこと?
ふふ、そういうことね。
あ、だから駅まで迎えに行くとか言ってたんだ。

えーでも大丈夫でしょ。
駅までこのマンションそんなに離れてないし。

うー、ごめんってば。
次からはちゃんと帰る時間いうからさ。
許して。

ふふ、相変わらず心配性だなあ。
ね、でもさ、浮気の心配とかはしないんだ?

え、いやするつもりないけど。
じゃあ、大丈夫なの?

ふふ、わかんないよー?
今日だってさ、女子会と見せかけて愛人と飲んでるかもしれない。笑

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