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鹿児島県知事記者会見、一歩前進。

速報です。

7月28日(火)に予定される鹿児島県知事の就任記者会見で、フリーランスの記者にも質問が認められることになりました。

7月21日(火)夜、記者会見を主催する県政記者クラブ(青潮会)の幹事社・共同通信の久納宏之記者からメールで連絡を受けました。その内容は、同日午後に青潮会がクラブ総会を開き、クラブ非加盟社の記者も質問できるように規約を全会一致で変更した、というものでした。

これにより、「閉鎖的な鹿児島県知事記者会見」は、過去の遺物となりそうです。今回、就任会見に間に合うようにクラブ総会開催を呼びかけた幹事社をはじめ、青潮会加盟社の前向きな判断を一記者として心から歓迎します。

このような流れになったのも、動向を注視して下さった皆様のおかげです。ありがとうございます。

これまで私はフリーランス記者に質問が認められてこなかった鹿児島県知事の記者会見について、「閉鎖的な鹿児島県知事記者会見問題」としていくつかの記事をnoteに書いてきました。

TwitterやFacebook、文化放送の「大竹まことゴールデンラジオ」に出演した際にもお話ししてきました。私の声は極めて小さなものでしたが、多くの諸先輩や仲間、そして読者の皆様が気づいてくださり、大きな関心を寄せてくださいました。

この間、小島慶子さんが「Choose Life Project」のシンポジウムで取り上げてくれたり、そこで問題を知った皆さんが情報を拡散してくれたりもしてくれました。そのことで、この問題が広く世の中に共有されることになりました。

思いがけず、noteを通じて私の鹿児島行きを後押しするサポートをしてくださった方もいました。長年動きがなかった事態を動かしたのは、こうした皆さんのお気遣いによるものです。心より感謝申し上げたいと思います。

そして、この問題解決の端緒を開き、9年間、粘り強く取り組んできたフリーランス記者の有村眞由美さんに最大限の敬意を表します。本当にありがとうございました。

さて、先日もお伝えしたように、塩田康一新知事の就任記者会見前日となる7月27日18時から、鹿児島市中央公民館にて「鹿児島県知事の記者会見を考える市民集会」を開きます。

基調報告は、もちろん有村眞由美さんです。私も中央省庁の記者会見問題について話すことになりました。司会はジャーナリストの寺澤有さんです。

参加は無料です。全くの手弁当で行う集会なので、告知用のチラシも私が自分で作る羽目になりました。せっかくの機会なので、明日、県政記者クラブ(青潮会)の皆さんにもご案内差し上げるつもりです。

お忙しいところとは存じますが、ご都合のつく方はぜひお越し下さい。会場でお待ちしています。

鹿児島県知事会見市民集会

次の取材につなげたいと思います。よろしくお願いいたします。