何もわかっていない癖に
昼過ぎに起きて飯食って、タバコ吸うときに何となくエナジードリンクを飲んでみたらすこぶる気分がよくてそのままぼーっとしていたら四時です
ドイツ戦をみんなで見ようと約束をしていたので休日だと思っていたのですが、ド平日ですね。カレンダーが赤くなくったって休んでいいんですね。ラッキー。
エナジードリンクは意味がなくったって飲んでいいんですね。これは収穫といってもいいのではないでしょうか。
朝は基本的に調子が悪く、夜をえなじいが余った状態で迎えて酒を飲んでごまかして寝る。といったライフサイクルを元気いっぱいケージの中でカラカラ回しています。
何もわかっていないのです。たまたま体調がよかったのか、カフェインが効いたのか、コーヒーではだめなのか。昨日の夜の過ごし方がよかったのか。
何もわかっていないのです。あの時どうしておけばよかったのか、言ったほうがよかったのか、行かなければよかったのか。言わなければよかったのか、行けばよかったのか。それで何か変わっていたのか。変えたかったのか。
寒いっすね。去年みたいに今年もちょっと総括しようと思います。
毎年来年こそ、来年こそ、と思いながらこうやって振り返っては悪化傾向にあるような気がしてきます。じゃあどの年がピークだったのかと聞かれるとそれに相当する年がないことにも気が付きます。
今年は大学を卒業したり、開発予定のアプリの話で揉めて借金が大きくなったり、北海道で小説家をするという大喜利みたいなファーストキャリアを積み、実家に引きこもって日雇いでちゃんころを稼いではギャンブルで負けて安い酒を飲む、といった一年となりました。帰納するんですね。毎年何かあっても最後には安い酒を飲んでますね。
褒めてもらえました、就職も、小説も、けど別にうれしくないことに気が付きました。なぜでしょうか。本気でやらなかったから?自分が満足していないから?褒められることにもともと関心がないから?なんなんでしょう。心が満たされるという感覚は手に入りませんでした。心を満たすために生きているわけではないとは思うのですが、六枚切りの食パンを毎日食べているような虚しさが張り付いています。
北海道に四か月だけいました。小説を書いたり、グリーンカレーのおいしさに気づいたり、シカをはねたり、クマと対峙したり、こう文字に起こすと面白そうですが、辞めた時の感情を覚えていませんが、まあきっとそんなもんだったのでしょう。続けていたらとはまったく思いません。カビた敷布団の上で焼酎を飲んで音楽を聴いて休日を消化していました。どこにいようと大して変わらないのでしょう。
大学を卒業しました。同級生たちは新卒二年目として後輩ができ、仕事を覚え、キャリアについて話しています。僕はというと、中学校の時にもらった一人部屋に出戻り、一度も使わなかった机から、特段興味のなかったはずの窓から見える森を改めて眺めながらたまに文字を書いています。23歳の冬が14歳の冬とさして変わらない世界の中で完結しています。ここから世界をじわじわにじみ出ていくようなイメージで大きく出来たら、もっとそうなんだろうなあとは思います。
もっとかけると思っていたのに今年思ったよりパチンとしたものがないなあ。激動のはずなのに※吉川曰く
タバコを変えた?キャメルの10にはお世話になりそうな感じがある。安いし
あ、テッド・チャンの息吹めちゃめちゃ面白かった。あとなんかあったっけ
来年から東京に行って芸人になろうと思っています。思っている?行かざるを得ない?もう言っちゃったし?過去の自分に首を絞められています。ぎゅ~!ぎゅぎゅ~!!ぐぐぐぐぐぐ・・締め締め
ネタの構想を珍しく兄に話すとよくわからんけどワクワクするやんと褒めてもらいました。結構うれしかったです。元相方含め、こういうのは嬉しい。じゃあやれよと、わかったわかったそんなグッってくんな。やるやる。おkおk
もう無理なんだろうな、という想いがあります。なにがどうとか言われると長くなるので置いといてもう無理なんです。だからもう面白い気がするかけらの最も光を集める角度を探して人に見せびらかす。という方法でしか社会の中においてもらうことができないと思っています。誰にも感謝されていない。別にいてもいなくてもいい人、大学二年のころの記憶にもこんな思い出あるなあ。バイトクビになって、経済活動からはじき出されて、友達にもらった酒と廃棄で生活して、別に生きてなくてもあんま変わらんなあと思ったことが確かあった。かわってないってことかい。来年は感じたくねえなあ。
あっという間の五月まで、気が遠くなった九月まで、思い出すだけで終わっていた今年、じじいになったとき今年の思い出からいくつハイライトに選出されるのかが楽しみ。一つも思い出せなかったら最高。もっと楽しい思い出がたくさんあったのなら。
М-1が波乱ですね。何もわかりません。何もわからないのです。それでいいじゃないか、っていうのは嫌いなので、信仰を持つのです。それがカルトであれ、あなたが気持ちよく生きていける何かがあればいいのです。とりあえずなにかあればいいのです。
山崎エッセンス2019を自分の金で一本買いたい。そのころどのくらいのプレ値が付いていて、誰と飲むのかはさっぱりわかりませんが、きっと二十歳の時飲んだよりも楽しめると思うから買います。別に今でも買えるけどね。今買っておいたほうが絶対いいけどね。でもそうじゃないっぽいから一旦ステイで。
一軒家とか買いてえなあ、北海道に。旭川とか住みたい。東京には賃貸で、書斎兼事務所とか、かっこいいなあ。安い酒飲むんかなあ。髭生やそうかな。ふちの細い丸眼鏡かけて、でかいスピーカーおいて、なんか未来もあんま生活変わってなさそうやな。金がなかったらまるまる今とおんなじ生活することになるんやろな。
どうせまた会うけどおんなじ話してもしょうがないから、何もわかってないけどね
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