春よこい

プレイリストの整理中に聴き入って手が止まった。散歩中だったし足は止まらなかった。
母さんがユーミンが好きだった影響して懐かしさと水分を含んだ感情が湧いてきた。これが何なのかは書きながらゆっくり考える。
母さんは恋人はサンタクロースとかルージュの伝言とかが好きだったらしく春よこいはあんまり流れてなかった気がする。でも僕は春よこいが1番引っかかる。
母さんが運転する塾からの帰り道の車内では春よこいは流れてなかった。脳内にフラッシュバックするのは2018年のキングオブコント、ロビンフッドのネタ。めちゃめちゃ面白かった。息子が連れてきた結婚相手の年齢が聞けば聞くほど年増でババアなことが判明するネタ。それでも息子はその女性を愛する覚悟があるネタ。
そのラストの挿入歌として使われていたのが春よこいで、たまらなくなったのを覚えている。
ロジックは干支を軸に構成されていて、当時の時事を差し込みながら進行する、凝ったネタだなぁ〜！とかじゃなくただただ面白くて愛しかった。息子を心配する父、それでも愛に溢れる息子、嘘をついてまで結婚したがる老婆すら見えはじめた。素敵
本当に面白かったし、本当に好きなネタだった。けど今ロビンフッドを見ることはない。追ってないってのもあるけど
ユーミンはZAZYが好きらしい。ZAZYはバイトせずに生活してるんだろうかなぁ。
ずっと記憶に残っているネタ、たまに思い出していい気分になれるネタ、こっちは一生思い出しては楽しむのにそんな凄いものを作ってくれた人は一生お笑いで生計が立てられない現実を想像してグ〜ってなる

一回お笑いやってみたいから、東京に行こうと思っている2023年の周りのみんなは諦めた時にはもういろんなところに行ってしまう。誰かに必要とされたい。疑いようのないような一生もんのなにか、迷いようのないなにか、ふらふら伸びていく自分の身体を管理できるように。

今年の抱負は惑わされない、です。自分より面白い人がいるのは当たり前で、自分より早く評価される人がいるのも当たり前で、自分より高い価値の年下がいるのは当たり前なので、自分が好きなことに重さをつけて実体を与えていく作業の手を抜かないようにするンゴねぇ
調子に乗らない！

https://open.spotify.com/track/5cwZRFciIoiJ2RKgew0QMv?si=OgS2xAFxTxeDn_tzDZDu2Q