【冬キャンプ】今年もやってきた雪が降る寒気。雪中キャンプでの思い出を語る。
どうも『はた☆キャンプ』リーダー:TAISHIです。
今年の冬一番の寒気が来て、あちこちで雪景色となるなか、私たち高知県西部地域でも雪が観測されました。
私たちの地域は雪が降ること自体希で、雪が降ったとしても積雪になるまでに至りません。
しかし、足元を覆うほどの積雪の中でキャンプを行い、まずこのような景色やシチュエーションがないことに、寒い中でも興奮しながらキャンプをしたものです。
そうしたキャンプの思い出を今1年ぶりに振り返って、あの時の状況や、今年雪中キャンプをするならどんなキャンプにしたいか、そういった自分の中の
”悶々とした想い”
を語っていくようなブログ内容となっておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。
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雪中キャンプは突然に
まず昨年の年末。
それまでも寒気がすごいと言う話はしておりましたが、当日に雪が降ることまでは天気予報を見ていたので事前に知っておりました。
そうした中で、
「雪中キャンプとかしてみたいね!!」
仲間内でそんな意識確認をしておりました。
元々は
”年越しキャンプ”
を予定しており、それに合わせたスケジューリングを組んでいたのに、いぜ蓋を開けてみると
”雪中キャンプ”
に変わっているのですから驚きです。
また、その頃からソログルキャンをしていた私たちは、どんな量の雪が降るかすらも知らないまま、当日への準備をしていたのでした。
移動が命がけ
キャンプ当日。
外は一面雪景色。
と言っても、地面に積雪している様子はなく、あくまで雪が溶けて水浸しの地面が広がっておりました。
当日にスタッドレスタイヤにすらしていなかった私は、まだまだ雪を舐めており、当日行く予定だったキャンプ場までの道のりが、以下に危険かすら予想せずに挑むことになります。
車を山に向けて走らせて、だんだんと景色が様変わりしていき、ついには雪の降る量が濃くなってきました。
「あれ、これはかなりゆっくり走らなきゃだな」
車のスピードは時速40キロを下回り、ノロノロと移動します。
それでもスピードはスタッドレスタイヤを履いていないので、非常に危険です。
ましてやその時に行く場所が標高が100m以上の場所。
山のふもとから登るころにはすっかりあたりは雪景色でした。
元々山頂近くのそのキャンプ場は、積雪してもおかしくない場所。
しかしなにぶん雪の道に不慣れなため、どんな塩梅で運転したらいいかわからずに、恐る恐る運転していたのです。
山頂付近では猛吹雪となり、ライトをハイビームにしても前がまともに見えません。
「これはいよいよ引き返す必要あるのかも…」
しかし、その場所も含めて道中は電波が届かず、友人に連絡をまともにできない状態です。
今引き返しても、情報の伝達もできないのであれば行き違いになって2度手間になる可能性すらあります。
それに、
”雪中キャンプ”
私たちの地方ではまず体験できない貴重な体験の機会を、逃すなんてもったいない!
そういう欲求から、車をどんどんとキャンプ場へ走らせたのでした。
ちなみに、友人は3度ほどスリップをして危うくガードレールにぶつかりそうだったとか。
ガードレールから下は40m以上の崖です。
命の危険すらあったので、無事で何よりでした。
ソロテントで過ごした雪中キャンプ
さて、到着してから感じたことを言うと…
まず積雪量がすごいと感じました。
まず自分たちがお目にかかれない積雪量にテンションが上がり、キャンプをする前に大人気なくはしゃぐはしゃぐ!
ただ、テントを建てるときに思ったのが
「雪かきからしなきゃ…」
ということで、雪を丁寧にのける作業から開始です。
そして天気予報を確認すると、次の日まで雪が続くとのこと…
これはテントですごした方が無難ということで、テントを設営!
さらに念には念を入れて、その上にタープを合掌型に設営!
いわば3重構造にして、テント内の気温をある程度維持しようという狙いでした。
ただし、そこで困ったことが2点判明したのです。
一つが薪の確保。
地面がまともに見えないので、どこに薪が落ちているか確認のしようがないのです!
そしてもう一つが水道水の凍結。
これでは飲水の確保すらできません!
ということで、キャンプ仲間で一人まだ合流できていないメンバーに連絡し、急遽薪と飲料水の確保を依頼。
それまでは雪をかき分けて見つけた薪に火をなんとか付けて暖を取り、温かい飲み物は雪を溶かしてなんとか確保しました。
こんな体験したことがないので、本当に教訓になりましたね。
今年の雪中キャンプに向けて
昨年の経験から、今年も雪中キャンプに挑みたいという意気込みはあります。
しかしながらその意気込みとは裏腹に、さすがに当時のような雪の量が降ることは、そうそうないと思っております。
そしてまず私たちが課題として大きく挙げたのが
移動
です。
やはり移動が命がけだったのは、せっかくいい思い出としてのキャンプだったしても非常に怖かった。
命を落としてもおかしくなかっただけに、やはり安全に運転して移動したいですよね。
そしてもう一つがタープ泊について。
これは私筆者個人の課題ですが、よく考えたら私はすごくタープ泊が好きで、そのタープ泊を推すためにいろんな書籍を書いていたりしております。
しかしながら、せっかくのいい機会にタープ泊をまじめに経験していない!
雪中でのタープ泊を行った上で始めて見えてくる方法などもあると思います。
もちろん、ハンモック泊もタープ泊と言われたらそれまでなのですが、昨年よりも今年は、よりタープの張り方なども研究し、ロープワークも工夫ができて参りました。
今年機会があったら、ぜひチャレンジしてみたいですね!!
まとめ
雪中キャンプは動画やテレビなどで見るよりも、やはりいろんなところに気を使います。
特に寒さ対策をしっかりしないと、命に関わります。
また、下手に灯油ストーブを持っていって使用しても、寒気をしっかりしないと一酸化炭素中毒になってしまうこともあるので、非常に神経を使うことでしょう。
そういった、たくさんの知識や方法を総動員して行わないといけない雪中キャンプ。
今年はできるのかどうか、まだわかりません。
ただ、今年一番の寒気がまだこの先にもあるので、それを楽しみにまた冬のキャンプを楽しみたいと思います。
そのときにはまた動画撮影などで映像に残していきますので、ぜひよかったらそちらも見ていただけたらうれしいです。
今回はここまで!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!!
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