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第4話:教室にいられない子ども 担任として配慮したいことは?

教師スキル研究会、通称小林ゼミは、授業改善アドバイザーの小林昭文さんが主催するオンライン研究会です。今年で5年目になります。
主に全国の小・中・高校の教員がゼミ生で、週に1回程度、zoomの部屋に集まって、教育のさまざまなテーマについて語り合っています。

今年の4月からは、Instagramやstand.fmでの情報発信も始めています。
ここでは、stand.fmで音声配信したファイルを文字起こしし、それを要約して記事にしたものをお届けします。

4月25日(木)はサブゼミがありました。
今回は、「学級・授業なんでも相談会」でゼミ生の方から出たお悩みに小林さんがこたえています。ぜひ、聞き耳を・・・


情報共有と信頼関係の重要性

この相談会では、学校で起こるさまざまな問題について、ゼミメンバーが率直に意見を交換し、解決策を模索しました。今回は特に、教室から出て行ってしまう子供への対応について話し合いが行われました。

校長先生や管理職との情報共有

話し合いの中で、小林さんから特に強調されたのは「情報共有」の重要性です。
校長先生や教頭先生など、教育現場の管理職には専門的な知識がないことが多く、現場の先生からの情報がないと不安を抱えることが少なくありません。
このため、特に問題が発生した場合には、管理職との情報共有をしっかりと行うことが重要です。情報が共有されることで、管理職も安心し、適切なサポートを提供できるようになります。

個人情報と守秘義務

情報共有に際しては、個人情報の取り扱いが重要な課題となります。しかし、小林さんは、守秘義務を守りつつ必要な情報を適切に共有することが、最善の方法であると述べています。

実際、小林さんは長年にわたり学校で相談係を務め、相談室に来た子供たちについて、必要な情報を定期的に職員会議で報告していました。
守秘義務を徹底することで、他の教師たちが安心して子供たちをサポートできる環境が整ったとのことです。

保護者との信頼関係の構築

また、問題解決のためには、保護者との信頼関係を築くことが不可欠です。特に、進学や特別支援のクラスに移ることを提案する際には、保護者が不安を感じることがあります。そのため、日頃からこまめに連絡を取り、親身になって話を聞くことが大切です。

信頼関係が築かれていれば、保護者も提案を受け入れやすくなり、子供にとって最適な支援が可能となります。

複数の教師で対応する重要性

最後に、小林さんは、特別支援が必要な子供に対しては、一人の教師だけで対応するのではなく、特別支援コーディネーターや他の教師たちと連携して取り組むことが重要であると述べました。
こうすることで、教師たちの負担が軽減され、より効果的な支援が行えるようになります。

今回のアフタートークでは、教育現場における情報共有と信頼関係の重要性について多くの示唆が得られました。

これらのポイントを踏まえて、今後も子供たちにとってより良い環境を整えていくための取り組みを続けていきたいと思います。


最後まで読んでくださって、ありがとうございました!

これまでのアフタートークの記事は、こちらにあります。

https://note.com/hata_note/m/m88ffc6ebea2f

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https://home.tsuku2.jp/f/akifumi_kobayashi/kyousi_skill

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