“ちょっと”はちょっとじゃない、“もっと”だ。
「ご飯をちょっとだけおかわりする」
と言った娘に対し、お茶碗いっぱいのご飯を娘に渡した夫。
「パパの“ちょっと”は、ちょっとじゃない。」
ボソッと呟いた娘の一言がきっかけでnoteを書いています。
そういえば、”ちょっと”って、ちょっとじゃないよなぁ。
私が日常で使っている“ちょっと”を改めて検証してみてビックリ。
私の“ちょっと“、全然ちょっとじゃないと気づきました。
むしろ私にとっての“ちょっと”は、“もっと”を要求するサインだったんです。
”もっと”と直接要求しづらいために、“ちょっと”と言い換えているのだと気が付きました。
ではこれから、私が日常で使う“ちょっと”を、ちょっとだけ紹介します。
1、あとちょっとで終わる→もっと時間をくれ
娘たちに「あとどれくらいで仕事終わる?」と聞かれる時によく使う“ちょっと”です。
パソコンに向かって作業しているときや、スマホでnoteを書いているときにもよく使います。
「あとちょっとで終わる」と言いながらも、本音ではまだまだ作業していたいんです。
そして毎回、「あとちょっとで終わるって言ったじゃん!」と娘たちに怒られる。
「そうそう、ホントにあとちょっとなんだよ~(汗)」と言いながら手を動かしています。
2、ちょっとだけ昼寝するね→もっと寝かせてくれ
寝不足の午後は睡魔との闘い。
夜よく寝ていても、午後は眠い。
ちょうど娘たちが学校から帰ってくる時間に眠くなってしまうんです。
「ママ、ちょっとだけお昼寝するね」
そう言って横になり、2時間くらい寝てしまうこともたまにあります。
待ちくたびれた娘たち、気づけばとなりで寝ているときも。
3、今日のおかずちょっとだけ辛くしてもいい?→もっと辛いもの食べたい
辛いものが好きでして、私。
なんとなく味付けがマンネリになってくると、辛いおかずが食べたくなります。
豚キムチとか酸辣湯なら、小学校の給食にも出るみたいだし、何より私の好物なので食卓にちょくちょく出します。
「ちょっとだけ辛くしちゃったけど、おいしいよ~」
そしてやっぱり、「辛くて食べれない!」と怒られる始末。
・・・
”ちょっと”って、なんて都合のいい言葉なんでしょう。
”ちょっと”は、ちょっとじゃなくて”もっと”のサイン。
例えば夜のホテル街での男女の会話
「ちょっとだけだから!」「ちょっとだけ休憩しよう!」
「え~、じゃあ…チョットだけなら…」
コレって、”ちょっと”じゃ終わりませんよねぇ(18禁)。
そういえば、”あとでやる”も、やらないんだよなぁ。
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