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キレイすぎる花束をみて思うこと

花束がきれいなのは、いろんな種類の花が一緒にまとまっているから。

形や色、大きさ、ぜんぶ違う花たち。

一つの花だけを集めた花束もいいけれど、いろんな種類の花でつくられた花束が好きだな。

……

うん?

あれ??

きれいすぎない?

私の目の前にはいくつもの花束があります。

娘達のピアノ発表会で、お友達や先生からいただいた花束。

うっとりするくらいカラフルできれいなんですけど、きれいすぎて不自然に感じるんです。

自然界に咲く花にはない鮮やかさ。

もしかして、染めてる??

特に感じたのは、ピンクと水色。

白い絵の具に赤を混ぜたような、人の手で作られたようなピンク色。

よく晴れた冬の青空をそのまま切り取ったかのような水色。

こんなにキレイな色をもつ花が本当にあるのだろうか。

花束用として着色、もしくは品種改良されたのではないでしょうか。

品種改良がいいとか悪いとか、そういう話ではありません。

まじまじと花束を見る機会なんてあまりないので、珍しさからそう感じるのかもしれませんね。

でも、生花業界は厳しい戦いの真っ最中なのかもしれません。

品種改良して目を引く色にしなければ、消費者に選ばれなくなっているのかも、なんて思いました。

プリザーブドフラワーと呼ばれる「枯れない花」は、贈り物として人気。

また、フラワーソープと呼ばれる花の形をしたせっけんもまた、雑貨店でよく見かけます。

お風呂に浮かべれば、花の香りに包まれて癒されますし、お湯にとけてなくなるのでゴミもすくなくてすみます。

放っておけば枯れてしまう生花。

値段も高い。

一方、プリザーブドフラワーや、フラワーソープは生花よりも安価で、お手入れ不要。

そして枯れない。

生花と同等もしくはそれ以上に華やかな「花」のようなものがあるんだったら、私もそっちを選んじゃうかも。

負けるな!生花!

花束の中でツボミだったものが、一晩経って花を咲かせています。

生花にしかないもの、それは変化。

枯れていく過程も、いとをかし。

毎日お水を変えて、少しでも長持ちしたらいいな。

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