旅行/仕事/名前


旅行

以前noteに書いた通り、年始に友人のNと旅行へ行ってきた。
その際初めて特急車に乗ったんだけど、過ごしやすくてとても感動した。ほぼほぼ新幹線じゃねえか……
「海鮮が食べたい」という一心で千葉の銚子に決定したんだけど、行って良かったな~。距離的にも遠いため、機会がなければ一生行かなかったんだろうなとも思う。

早朝、肌を突き刺すような冷風に吹かれながら自転車を数十分漕ぎ続けて海へ日の出を見に行ったり(体力がなさ過ぎて私だけ道中2回も転んだ)、ホテルでぬれ煎餅を食べながら嵐のライブ映像を見たり(友人が横で一生踊ってくれて良かった)、海鮮丼を食べて初めてウニの美味さに気付いたり、近くの神社で初詣をしたりおみくじを引いたり(小吉だった)、充実した旅行になった!

舐めていたら無限に階段を登らされた犬吠埼灯台

何回言うねんという話ではあるが、本当に私は生粋の出不精のためこの旅行が無かったら休み中一歩も外に出ずに終わっていたと思う。それはそれでゆっくりできて楽しいんですけどね。

銚子から戻ってきた後、西洋美術館で開催されていたキュビズム展にも行った!
三が日だからスカスカだろ~と舐めていたら普通に人がいてびっくりした。いつもの土日よりは間違いなく空いていたけど。本当に東京はどこでも人がいるな。
美術館は好きだけど特別芸術に造詣が深いわけでもないので、カクカクしているな……と思いながら作品や解説を見た。最後辺りから明らかにモチーフとなったものが分からなくなり始めて目を疑った。
キュビズムに対して今までは「カクカクしてる絵」という漠然とした印象しか抱いていなかったけど、流行った理由とか当時の情勢とかを知って見る目が変わったし、これも観に行って良かったな~と思った。

あと、プレゼント交換もした!私、Nから何を貰ったと思いますか?せいろ付きの鍋ですよ。鍋。せいろが上にくっついてる。初めて見たわ。
箱を見てめちゃくちゃ笑ってしまったし、確かにこれは自分じゃ選ばないと思った。あと料理道具ってシンプルに嬉しい。
せっかくなので野菜や肉まんを蒸したりカレーを作ったりしたいと思う。去年は無限ウーバー地獄にハマっていたからな。自炊をします。


仕事

異動があり、今月から新しい部署に来た。
去年までやっていたことと二ミリくらい似た内容なんだけど、それでもやっぱり業務を覚えるのって大変だ~。
今日説明を聞いていたときも、チンプンカンプンすぎて日本語以外の言語で説明されているのかと思った。
まれに知っている内容がちらほら出てきて、あ!これは知ってる!と思った次の瞬間には知らん単語が雪崩のように押し寄せてくる。
上司も一度で覚えられないだろうしゆっくり覚えて行ってねと言ってくれているため、お言葉に甘える気満々である。分からないものは仕方ない。触れるのが初めてなんだから当たり前だ。

社会人になって大分経ったから、新しい仕事に触れて分からん!何もできない!不安……辛い……と思うことはかなり少なくなって、仕事と自分の良い距離感を掴めているじゃないかと思う。これがワークライフバランスですか。
今はキャリアとか将来とか深く考えず、趣味優先の生活をしているからかもしれないが。
仕事をめちゃしたいぜェ~~!!になったら仕事中心の生活に変えて行けばいいだけだもんな。

仕事絡みで、学生時代ホームセンターでアルバイトをしていたときに出会ったお姉さんのことを思い出すことが時々ある。
アルバイトを始めたての研修中、お姉さんに対して接客をしていた際に、レジ打ちでミスをして横で見ていた店長から怒られ血の気が引いていた私に対して「レジってめちゃくちゃ難しいですよね!分かります!大丈夫ですよ!」と、もう……店側の方?というくらいに親身に優しく励ましてもらったことがあった。
そんな温かい言葉をかけてもらった当時の私は、一周回って「どうしてこのお姉さんはここまで励ましてくれるんだろう……」とスンとなっていた記憶がある。本当に嫌なガキだな。

何だかんだでそのアルバイトも三年間やりきったけど、そのお姉さんに会ったのはその一度きりだった。
私はあの日会ったお姉さんのことを「初めて接客業をする人に対して勇気を分け与えてくれる妖精さん」だったと思っている。

もうあれから何年も経っているけど、ふとした時に思い出すから、私にとっては忘れられない良い思い出なんだろうな。多分死ぬ前にもあのときのお姉さんの顔と言葉を思い出す気がする。
お姉さんまでとはいかないけれど、見知らぬ人にも親切でありたいなと思うばかりだ。


名前

私の本名は画数が多い。そして私は字が綺麗な方ではない。よって、名前を書くたび自分の字の汚さにおののいている。
そのため、ひらがなとかカタカナとか画数の少ない名前だったり、漢字一文字のシンプルなかっこいい名前に強く憧れを抱いている。
あと、読みやすい名前も分かりやすくて大好きだ。「真」とか「冴」とか、めちゃくちゃかっこよくて最高だと思う。
こうした憧れもあって、私の作る探索者も読みが容易だったり、普通にいそうな名前のキャラクターが多い。

あと、数年前テニプリにハマっていた影響もあると思う。
テニプリのキャラクター一覧をWikipediaか何かで見てみてほしいんですけど、実在性がすごいんですよね。「跡部景吾」とか「大石秀一郎」とかさ。
決して特別な漢字とか読みとかじゃないのに唯一無二って感じがするし、キャラっぽいな~と思えてすごい。そのキャラクターの両親が「こういう子に育ってほしい」と考えて名付けた感があって良い。

私は某テニスキャラのオタクをしていた際、名前の綺麗さとそのキャラクターのまっすぐさを曲げることなく育ててくれたお父さんとお母さんとお祖母ちゃんとお姉さんとペットの猫にお礼を言い続けていた。熱の発散方法がこれと二次創作以外無かった。
テニプリは人生という言葉もあるが、あながち間違っていないと思う。
原作である漫画も面白いし熱いし、メディア展開も豊富だし、恵まれたコンテンツだな~と離れてもなお思う。

そう考えてみると、ハンドルネームもひらがなだな。
私のハンドルネームは当時大好きだった電子の歌姫、初音ミクさんの苗字である「初音」をもじって付けた。
人生の半分以上「はすね」を名乗っているため、第二言語ならぬ第二本名レベルだと思っている。すごくお気に入りの名前だ。可愛いしね。


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