ティラノスクリプトでノベルゲームを作る:20240126
1. これなに
ティラノスクリプト(公式)を用いたノベルゲーム制作の記録
不定期更新
2. やることとやったこと:20240126時点
(1)シナリオ
案だし:Done
構想:Done
プロット:Doing
シナリオ書き
推敲
(2)画像関係
リスト作成:Doing
背景素材探し:Doing
立ち絵制作
スチル制作
システム画像制作:Doing
紹介画像:Doing(1/5)
(3)音関係
リスト作成:Doing
BGM素材探し:Doing
効果音素材探し
(4)スクリプト関係
画面構成:Doing
シナリオのスクリプト化
タイトル画面:Done
システム画面
メニュー画面
セーブ画面:Done
ロード画面:Done
バックログ画面:Done
コンフィグ画面:Done
(5)テストプレイ
通しプレイ
全スキップ
全オート
全操作
異常操作
3. シナリオ
3-1. 案だし:Done
使ったもの
iPhoneのメモアプリ
Evernote
iPhoneのメモアプリで大まかな「設定」「登場人物」「展開」を書き出し、Evernoteで整理します。
案だしの段階なので、「ヨシ!」と思ったところで次段階に行っていいと思います。
実際、のちの過程を経るなかで登場人物の名前が変わったりしています。あくまで案だし、草案の段階ですので……
3-2. 構想:Done
使ったもの
Miro
シナリオ制作で有名なのが「三幕構成」や「ブレイク・スナイダー・ビート・シート(BS2)」かと思いますが、本作では案だしの段階から前者でやりました。
三幕構成
第一幕:発端(全体の25%)
第二幕:中盤(全体の50%)
第三幕:結末(全体の25%)
こいつをさらに分割します。
第一幕:発端(全体の25%)
第一幕 第一場:発端(第一幕の25%)─ ①
第一幕 第二場:中盤(第一幕の50%)─ ②
第一幕 第三場:結末(第一幕の25%)─ ③
第二幕:中盤(全体の50%)
第二幕 第一場:発端(第二幕の25%)─ ④
第二幕 第二場:中盤(第二幕の50%)─ ⑤
第二幕 第三場:結末(第二幕の25%)─ ⑥
第三幕:結末(全体の25%)
第三幕 第一場:発端(第三幕の25%)─ ⑦
第三幕 第二場:中盤(第三幕の50%)─ ⑧
第三幕 第三場:結末(第三幕の25%)─ ⑨
ここからMiroに移ります。
ボードに図形で線を描き、付箋を貼っていきます。
①│④│⑦
②│⑤│⑧
③│⑥│⑨
マスの並びは上記のとおりです。
黄色の付箋:ト書き
黄緑の付箋:「幕」「場」の記載(「第一幕:発端(全体の25%)」等と書いています)
緑(青緑)の付箋(図形):場面指定
角丸の青緑はBS2のビートです
他の付箋:キャラによって付箋の色を変え、行動や心情を書いては貼り……としていきます。
各キャラの登場頻度等が分かって便利です(「主要なキャラなのに全然登場していないぞ……?」みたいな悲劇を回避できます)
また「付箋」なのでエピソードの追加や並べ替え(発生順序の入れ替え)が容易なのも、ライブ感ある制作を行う者にはありがたいです。
なお「各エピソードの詳細の定まり具合」によって付箋の数も変わるため、前述の「25%」「50%」の数値と「付箋の数」は必ずしも一致しません(付箋の数だけで言えば「第三幕≧第二幕」になっている気がします)。
~この構想も「ヨシ!」と思ったら次に行きます~
3-3. プロット:Doing
使ったもの
Evernote
Evernoteの戻り、付箋で書き並べた内容を整理していきます。
※「★場面」→背景画像の指定
この他「◎BGM」「●立ち絵」など、スクリプト指定も(書ける部分は)書いていきます。
プロットの段階に至っても、規模の大小問わずエピソードの追加/削除/内容変更/順序入れ換えは起こり得ます。
そんな状況下でも、キャラの大切な台詞等の「不変」のものは書いておきます。
~そして休憩へ~
休憩と書いて「ちょっと日数置いたあとに再度プロット読み返しましょうね」と読みます。
シナリオは現状(2024/01/26)この状態なので、その間に他セクションの作業を行うことにします。
大事なこと
案だし~プロットまでの間で、大事なことは「ガッチガチに固めすぎない」ことだと考えています。
考えていますが、「一から了まで確定させたほうが書きやすい」という方も数多いらっしゃることと思います。単純に筆者がウォーターフォールよりアジャイルのほうがやりやすい人間、というだけであり、大事なのは「自分に合った方法・手段を見つける」ことになるでしょう。
「ガッチガチに固めすぎない」よりかは「『プロットの完成≠作品の完成』という意識」となるでしょうか。
個人制作だから言えることかな! とも感じつつ、一旦これまで。
次回へ続く…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?