読書ログ(子育て):拓土くん家の英語メソッド
0歳から始めて8歳で英語ガイドができる子を育てた 拓土くん家の英語メソッド 単行本 – 2020/10/9
1.あらすじ
純ジャパ家庭でもできる!「一生役に立つ英語力」を子どもに授ける方法。
小学6年生で英検1級合格!(2021年3月現在)
二次試験満点の土台は、赤ちゃんから続けてきた環境づくりにありました。
岡山県在住の英語ガイドで知られる小学生・川上拓土くん。岡山・後楽園や倉敷の美観地区で、海外からの観光客と物おじすることなく英語で話をしている姿が各種メディアで話題ですが、実は、彼は日本生まれの日本育ち。
日本に居ながらにして、どうやって英語を習得したのでしょうか。
その秘密は、生後6カ月からつくってきたという「英語環境」にありました。本書には、どんな英語環境を用意し、どうやって続けてきたのか、「拓土くん家の英語メソッド」が満載。
これからお子さんと英語を始める親御さんにぜひ、読んでいただきたい1冊です。
◆Contents
Chapter 1 拓土の英語力
Chapter 2 赤ちゃんのころから英語を始める合理的な理由
Chapter 3 わが家の英語環境構築法
Chapter 4 英語早期教育で挫折しないためのポイント
By Amazon商品ページ
2.本を読むことになったきっかけ(早期英語教育って必要…?)
きっかけは、自分が旦那より秀でている能力といえば英語くらいだな・・・というところで、特にこどもが産まれてから家庭での自分の「役割」的な部分をすこーしずつ意識するようになったのだけれど、
とはいえ、我が家は旦那の能力が圧倒的に高いため私が出る幕なし、というケースが多く+何かに責任を持とうと頑張ると旦那にもそのレベルを求めてしまっていざこざになったり、本末転倒だな~と思うことが多く
結果として、「我関せず」が良いな・・・。
と、自ら何かの役割を買ってでようと思ったことはなかったのだけれど、
最近色々考える中でそれって逆に「責任放棄」なのでは??
と思うようになった。
ということで、こどもにしてあげられること・・・と考えて、
早期の英語教育なら、まぁ、できるかな~と軽く思うに至ったわけである。
この手の本は3冊程読めば十分とどこかのレビューで見たので、ひとまず3冊読んでみることにする。
3.感想とまとめ
読みやすい、DWEの紹介が前半ほぼ
ページを見た瞬間、専門書ではないので当然なのだけれど「文字、大きい!」と思ってブログの延長的な本なんだな~と思った。
恐らく、内容の半分くらいはディズニー英語教材(DWE)の紹介的な感じ。
拓土くんが6カ月頃からDWEで英語を身近なものにしていった成功例なので、DWEの内容が大半になるのは納得。
参考になったこと
こどもの興味の持つものに上手く言語(英語)を紐づける(例:車好き → 車系の動画を英語で見せる)
英語を勉強させるのではなく、日常の一つに(歌を日本語でなく、英語に。日本語を覚えさせるのと同じように、英単語も会話に自然に混ぜ込む)
未知の言語のインプットが理解に繋がるには、音=その意味が推測できる必要がある(ただの聞き流しは意味がない)※大人の学習でもそう。 → 動画とその音源の聞き流しでイメージできるのでは?
英語の読み聞かせ「赤ちゃんからの英語レッスン」をCDで(今は音声データ提供とかあるのかな?要調査。)
大事だと思ったこと
英語教育だけに限らず、このお母さんの「子供が興味を示したものに対して情報を与えてあげる」力が素晴らしい。
こどもは興味を持っていても、その情報を広げるツールに乏しいのでそこでその世界を広げてあげる手助けをしているお母さんが本当にすごいなぁと感心してしまった。(例:食虫植物に興味を示した息子に、たくさんそのカテゴリの英語本を購入してあげる、とかなかなかできない・・・。)
TV=DWEのDVD と徹底しているすごさ
幼少期に普通のTVはつけず、TVを見る時は必ずDWEを付けていたというご家庭。うん、そう。そういう覚悟が必要だよねと納得。
(うちは、ゆるくいこ。と思った。)
英語を話しているのは自分だけ と思わせない
4,5歳くらいときに英会話教室にあえて通わせた、というのもすごく納得。
こどもってある程度の年齢になると、保育園でお友達がやっていないこと=ダサいこと みたいにマジョリティーに流される傾向があるのを良く知っている!!(うちの姪っ子もあんなに「うさぎのシモン」好きだったのに保育園に入って全く好きじゃなくなった。。。(´;ω;`))
4.最後に
読んでみて、自分の語学学習のことを振り返る機会にもなって良かった。
こどもと大人では英語の勉強法違うとかも色々言うけど、やっぱり共通しているのは「大量のインプット」が必要ということだと思う。
聞き流しだって立派なインプットで、聞き流しの積み重ねでコツコツコツコツやっていったことがどこかで一気に花開いて分かるタイミングがくるはず。
なので、がんばって勉強させる という感じではなく、親もがんばらなきゃいけない、でもなく。
この本を読んでやろうと思ったのは、とりあえず日本語で興味を持っているコンテンツへの英語導入。
車とか絵本に興味を持ち始めたので、まずは英語の動画探し。
絵本は自分が読めるのが一番だけれど、息子が興味のある本があるか怪しいからもう少し様子見。。。。
なににしろ、「本人」の興味に合わせてゆるーくが良いかなぁ。
ゆるくやることで、自分の英語への好意も取り戻せたら良いです(最近、ほんとやる気がなくて来年受けようと思っているTOEICも本全く開かず💦)。
おわり。
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