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読書ログ:ジェイソン流お金の稼ぎ方

ジェイソン流お金の稼ぎ方  by 厚切りジェイソン


1.あらすじ(本の要約)

70万部を超えるベストセラーとなった『ジェイソン流お金の増やし方』の続編
前作は、投資というと怖い・危ないというイメージがあるものの、ジェイソンさんならではのとてもわかりやすく、リスクの低い方法でお金を増やす方法を伝授し、また生きる上でのヒントがつまったものでした。しかし、「そもそも投資をするためのお金がない人はどうしたらよいのか?」に対してこたえる内容になっている。
ジェイソンさんの経験に基づいて導き出された、お金を稼ぐ力をつける方法“稼ぎ方”のヒントがつまった一冊。
今仕事をしている人は勿論、これから社会に入っていく大学生やどのような将来を目指そうか考え始めた高校生などにも役立つ一冊になっています。今回も人生の選択肢を増やし、幸せになるために、役立つ本です。(Amazon商品説明より一部抜粋、編集)

2.重要だと思った点まとめ

・職業選択は「稼げる仕事を判断する三角形」を意識して。
 ①できること②世の中に必要とされていること③好きなこと
・その仕事、会社にやりがい搾取されてない?
・転職の際、自分の持つスキル全てが使えない可能性があることに注意する
能力の掛け合わせでユニークな人材になろう(ジェイソン氏の場合:日本語×IT → ITだけではトップになれなかった)
自分の活躍できるフィールドで、勝負する


お金を稼ぐために必要な8つの方法

  1. 論理的思考を身に付ける

  2. 実践力を養う

  3. 世の中で必要とされていることを見つける

  4. 自分にしかできないことを把握する

  5. 自分の価値を売り込むために交渉する(外資ではほんとに大事!)

  6. 無駄をなくす

  7. 失敗しても切り替える

  8. 成長のスピードを重視する

3.感想など全般

「人と違うこと」が稼げる力になる(右に倣えの考えとは結局違うんだよね…)

日本では、右に倣えが正しいことって幼少期から習うけど、結局大人になってみれば右の人と同じことしていたら選んでもらえない→稼げないわけ。

欧米は、個を大切にする文化で日本は個が潰される傾向にあるけれど、結局のところ社会に出たらどこかのタイミングで個の力が大事になるように思う。近年、よりそういう傾向にある気がする。

自分も、社会人やってからの海外留学、転職、通信大学卒業(見込み)とか人と違うことして自分にしかないスキルをつけようとしていて、確かに新卒から1社にずっと勤めて同じ仕事していた未来と今では、圧倒的に今の方が様々な事ができるようになってる。転職に強くなっている感はある。

好きを仕事にするって覚悟がいること

大人になって気付くけど、好きを仕事にするって本当に相当な覚悟が必要
稼げなくてもいいという覚悟とか、努力めちゃくちゃしなきゃいけない覚悟とか・・・。
好き の中にも種類があると思うので、好きと得意と人から必要とされていること あたりをかけあわせた職業の中で、自分でバランス考えてここまでなら許せそうっていう中から働く意義を見出すというか。
そんな感じで職業選択することに収まった気がする。29歳くらいで。 

転職は全スキルを活かせない可能性も

転職すると、今までと全く同じスキルが活かせるわけじゃない っていうのがこの本で言われたハッとしたこと。
A,B,Cのスキルがあって、転職先でA,Bしか必要なかったらCのスキル分給料が下がる可能性がある・・・って、あんまり意識したことなかった。
だから、意外と現職で給料上げてもらうとか仕事増やしてもらって給料も挙げてもらうとか、そういう交渉も大事なんだなと。
特にミドルエイジになると、若い時みたく「残業!能力吸収!」とかやってられないから、効率よく働くことが求められるなぁと思う。

母数の多い中での勝負は時間・労力めっちゃかかるよ

ブルーオーシャンに飛び込めるのが大事で やっぱ人がやってないけど必要だと思うことを極めたりするのが大事ってこと・・・。

とりあえず作る資料を作りたくないなら、代替案を!交渉力大事。

とりあえず作る資料に疑問を感じても、「作りたくないです」では社会で通用しない!→そりゃそうだ。
で、代替案を考えるのが大事。
より効率的に作れる資料や効果的な報告方法。
データを活用した断り方をするのが最も効果的!
例:会議資料作成に二時間かかりますが、その間に○件の営業回りができて、それが成立すれば約○○○円の売り上げに繋がる。この資料はそれを生み出すことができるのでしょうか」というかんじ。

込み入ったメールは一晩寝かせる

相手の受け取り方でビジネスの進みが変わるようなメールほど、あえてすぐに返事をせずに一晩寝かせる。頭がクリアになって決断力もついてくる。

"You are the average of the five people you spent the most time with."(ジム・ローン)

自分がこうなりたい、って思う人と一緒にいればそういう人になれるし、怠けている人といれば自分もそうなる

結局、人より努力できる人が成功する

みんなと同じじゃ、それ以上にはなれないし
努力せずに成功するなんて、基本的にありえないだよねー
最近ヒロアカ見始めたけれど、私も劣等生だから主人公の気持ちすごく分かるし、「人より努力して、やっと人並」っていうのは、うんうんって思った。
自分のこどもにも、努力の大切さは伝えたい。
天才も、結局人より多い時間を一つのことに注いでいるのは事実。

MVP(Minimunn Viable Product)からスタートで

いきなり大きなコストをかけてチャレンジするのではなくて、それほどコストをかけずにひとまずやってみて、そこから世間の反応が分かって、さらにその反応をもとに改善をしていく→成長スピードもどんどん上がっていく

この考えは、外資っぽいなー。うちの会社もこういうとこある。
日本人には受け入れがたいから、毎回文句でるけど・・・。
石橋を叩いて渡るのは、日本だけの文化というか・・・短期的に結果を求める文化の米国では、あんまり尊重されないねー。よくもわるくも。

失敗は結果が得られるまえにGive upすること!

そう、これです。
私も通信大学まさかの8年もやったけど、途中で何回もやめようと思って、
でも、それまでに支払ったコスト(金銭、時間、精神的苦痛 etc…)思ったら、なんか踏みとどまれた。
失敗って、レポート不合格が何回も続くことでも、先生からぼろくその添削されたことでもなくて、辞めたときにだけ訪れるのよね。

でも、早々にやめた方が良いこともあるから(ギャンブルとか?)
その辺は、さっさとやめることも大事。(矛盾はしている)

4.最後に

前作は、ETF投資の方法(具体的に)とか、投資がなんで大事かっていう内容で、投資初心者の私はその本のおかげで積立NISAとかiDecoとか諸々始められて、本当に読んで良かったなーと思った。

今回の本は、もう少し若い人向けかな。

多分、転職に悩んだり新卒入社した会社でもやもやしていたり、
どんな仕事を得らればよいか分からない大学生とか・・・

そういう人達をターゲットにしていると思う。

でも、外資っぽい働き方や交渉についても書いてあって、
改めて至極まっとうなことをまとめてくれて、それを文字として読めて良かった。

育休後は、今までと違う軸で仕事していくと思うけど受け身で働くのではなく、自分を持ってスキルアップも考えながら、より効率的に働いていく必要があるなーと思う今日このごろ・・・。

あ、そろそろ保育園お迎えの時間だ。

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