CRF250ラリーと390アドベンチャーの比較

【未舗装林道を楽しむ為のバイク選びで個人的なメモ】

2022年6月において、林道バイクの定番と言えるセローは生産中止になっている。また、過去の有名なオフロードバイクは生産中止になって10年以上経過していてコンディション・部品の供給に不安があること、中古市場が高騰していてメリットが薄いことから新車で検討するなかで個人的に絞られた二つを比較していく。

現在において林道といえば舗装林道であり、山奥に一部未舗装路が残る状況であるため林道に到着するまでも一定以上快適でないと大変である。そのためアドベンチャーバイクの中でも軽量でオフよりのバイクを検討している。
また普通のゆっくりツーリングにも使用したいとしているのでカウル付きがマストである。

なお、私のスタイルは
①スーパーカブ110で砂利道を走る→パワーなさ過ぎて遠出が厳しい。
②ドラッグスター250で未舗装路を走る→フラットダート+αぐらいならそこそこ走れるがレベルアップしたい。
③オフロードバイク買いたいけどガチオフ買って走る程のフィールドも無いよね。
という状況だ。


【HONDA CRF250ラリーについて】
水冷250cc単気筒、24馬力、重量152Kg、スポークホイール。
2021年のモデルチェンジで低速寄りな味付けがなされた。
前のがどれほど扱いにくかったのかは不明だが、雑誌インプレなどで指摘されるほどなのでそういうものだったのだろう。
【CRF250ラリー利点】
・軽い
・部品供給が安心、ウェビックで通販もできる
・あんしんの国産メーカー

[追記]
旧型LDを8時間レンタルして林道に持ち込んでみた。
ハンドルに伝わる振動が硬めの不快な振動だった。(新型はウェイト追加)
フレームが硬いという前情報が頭にある状態では、確かにそうかなと感じることがあったが、どちらかといえば全体的に重量がある中で前後サスペンションの動きがチープ(線が細い的な)に感じた。
ウインドスクリーンは良く、法定速度+αで流すことも楽。


【KTM 390アドベンチャー】
水冷373cc単気筒、44馬力、重量170Kgぐらい(乾燥重量158Kg)、キャストホイール。
250に比べれば馬力もトルクもあるのでオンロードでは快適性が高いが、重さから未舗装路で抑えれるかどうか。
KTMでよく話を聞くラジエター廻りのトラブルが心配。メーカー保証がある所から買うのが良いよとはRC乗り談。あと謎のエンスト病や突然死もちらほら報告がある。(悪い部分のみ目立っているだけで発症率が高いかどうかは未検証)
【390アドベンチャー利点】
・パワーがあり高速も楽
・電子制御沢山、メーター格好いい

[追記]
試乗車に乗せてもらったインプレ
パワー感は十分、低速があまり太くないのと急に盛り上がらないのは扱いやすさに繋がるが実際普通にパワーある。
足つきは問題無し。タンク廻りのボリューム感、ニーグリップもしやすい。


と、比較した結果、390アドベンチャーが欲しいのだが2022年の生産未定だそうな。(6月時点)
さらにCRF250ラリーも生産が滞っており、入荷が未定である。
今発注しても年内に入らない可能性も高い。

390アドベンチャーの試乗車を販売することも可能だが現在の中古車市場の状況からほぼ定価(2020モデル)とのこと。KTMの保証次第では中古もありか。


【まとめ】
結局のところ、バイクの性能は様々であるがバイクに合ったレベルのところを走る、無理そうならば諦めることが重要であり、バイクは好きなものを買えと言われるけど悩むよね。(笑)


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