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キャンプに行きたい。

わたしはキャンプが大好きだ。
その理由を3つあげてみよう。

まず一つ目に、
子どもたちに「~したらあかん」と言うことが、
キャンプ中はほとんどない。

都会のマンション暮らしは、
「ソファーからジャンプしたらあかん」
「家の中で走ったらあかん」
「ごはん、こぼたらあかん」

「あかん」「あかん」のオンパレード。

ところが、キャンプ中は、
ジャンプもかけっこもし放題。

子どもたちはきゅうくつな日常から解放され、
まさしく自由を謳歌している。

そんな楽しそうな姿を、心地よい風に吹かれながら、大好きなノンアルコールのウメッシュを飲みながら、眺める。

あ~最高だ。

そして、二つ目の理由は、
炭で焼いたら、何でも感動的に、驚くほど、美味しいのだ。

お手頃価格なオージービーフだって、ほんのりレア気味に焼いて、いいお塩でいただけば、国産の黒毛和牛なんかにも負けない美味しいステーキに大変身。

トウモロコシも皮つきのまま、炭火でこんがり焼けば、驚くほどジューシーで甘味があり、今まで家で食べていたものは何だったのかなんて考えさせられてしまうくらい、美味い。

りんごをアルミホイルで巻いて、
炭火のそばに放置。

「あつ~!」と言いながら、とろっとしたりんごを頬張れば、だれもが幸せになる。

そこに、シナモンシュガーとバターなんて振りかけたときには、三ツ星レストランにも負けないデザートの完成である。

すごいぜ、炭火パワー。
時間と直火は最高の調味料である。

最後に三つ目の理由は、「匂い」である。

キャンプに来たら、朝早く起きて、ひとりで散歩をする。そのときに、鼻から大きく息を吸って、自然の匂いをかぐのだ。

不思議なのが、その自然の匂いをかぐと、頭も体も心もスイッチオーン!になるのだ。

全身が解放され、心が落ち着き、頭の中がスッキリし、体の、奥の奥の、もーっと奥からパワーがみなぎってくる。

そして、散歩がすんだら、温かいコーヒーを入れて、その匂いにまた癒されるのだ。

ウシガエルの鳴き声をバックミュージックに、朝日に当たりながら、飲むコーヒーがなんとも贅沢で、

あ~キャンプって最高。

と、小さい独り言を思わずつぶやいてしまう。

普段は停止している人間の五感がフル稼働してしまうのが、キャンプの楽しいところなのだ。

この記事を書きながら、ワクワクしている自分がいる。さぁ、この夏はどんなキャンプをしようかな。そんなことを考えているだけで、明日の仕事も頑張れる。それもキャンプのいいところなのだ。

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