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支配人ロード(前編)

こんにちは!
支配人になりたいはっせーこと長谷川翔平です。

最近、初めてお会いする方も多くなり
自己紹介する機会も増えたので
「なぜ支配人になりたいのか?」というものをまとめておきます。

生い立ちからストーリーベースで話していくので、
電車に乗っている間とか隙間時間に
小説を読むような感じで読んでもらえたら(^^)

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私は千葉県の船橋市出身で
高校2年生までは普通の少年をやっていました。

(普通やて・・・。)


人生の転機が訪れたのは高校3年生の夏

とあるきっかけで虐待を受けている人と出逢うこととなりました。

「あ、そういえば今日は七夕だね
もし、願いが1つ叶うとしたら、何をお願いする?」

「...生まれてきたくなかった。」

2010年7月

私は親から愛されて育った自負があり
父親が学校の先生だったことから

「人は環境によって作られる生き物である」
ということを理解していました。

だから、
生まれて一番最初に承認されるべき『家族』
というコミュニティーで排斥されてしまった人は

自分を正当化する為に性格や考え方がねじ曲がってしまい
普通の人から理解されない行動や発言をしてしまいます。

『一度染みついた教訓はただ欠陥を取り繕ってるだけなのに
   忘れるのはとても難しい』

『君はいかれてなんかない 君は偽物なんかじゃない
   君はただ複雑なだけだよ』

『君の境遇を想う 君の拒絶を理解するんだ』

middle of nowhere/ELLEGARDEN

そんな人達に「自己責任だ」「本人の努力不足だ」
という言葉だけで片付けてしまうのは
あまりにも理不尽だと思い

「どうしたら、そんな人達の力になれるのか?」

とひたすら考え続けた大学生活を送っていました。
※色々あったけど、今回は割愛

そして、「あたたかい居場所つくり」を理念に
大学卒業と同時に学習塾で起業しました。

塾を始めて3年くらいで
当初の目的となる「あたたかい居場所作り」は達成出来たのですが

生徒が塾に来るのは
90分の授業を週2回受けたとしても3時間。

対して、1週間は24H×7日=168時間

つまり、子どもと関われるのは
3/168時間=1.7%だけ

これだけでは、インパクトを残せないと思い
親向けのカウンセリングやセミナーを開くことにしました。

やってみたところ、
その時は涙を流して喜んでくれたりするのですが

いざ、日常に戻ってしまうと
アンカリングが働いてしまい、普段の自分に戻ってしまう。

つまり、

セミナー:非日常
家庭:日常

という状態になっていたので
そこから抜け出すことが出来ませんでした。

「どうやったらママの日常に
 あたたかさを届けることが出来るんだろう?」

そこで1つ仮説として出たのは
ママは余裕がないから
 一番安心出来る子どもとか夫に当たってしまう」ということ

だって、
誰よりも早く起きて
洗濯機を回して、
お弁当の準備をして、
洗濯物を干して、
仕事に向かって


仕事から疲れて帰ってきたら
子どもが散らかった部屋で楽しそうにゲームをしていて

旦那さんはソファーで寝ていて

そんな人達の為に、

「なんで一番疲れている私が
夕飯を作らないといけないのー!!!!(おこ)」

そりゃ、そうなりますよね(笑)

そこで、個人で「家事代行」「ベビーシッター」
をやることにしました(笑)

人の家に入って、溜まった皿洗いをして、帰る、という・・・(笑)

特に、ベビーシッターは喜んで頂いて

「外に出たいけど、子どもが居ると
中々、自由に外に出れなかったから、すごく助かる!」

と言ってもらえて

多い時は1日3件ベビーシッターのハシゴをしていました
(その後に塾の勤務が始まる・・・笑)


結局、自分1人が出せる時間やエネルギーに限界があったので
みんなで家事や子育てを助け合うオンラインサロンを作りました!

オンラインサロンでしたが、「全国どこでも参加」というよりは
地域を限定して

そこにいるみんなで
家事をやりあったり、子どもを預けたりするような
コミュニティーでした。

「私が今夜の夕飯を多めに作ってみんなにおすそ分けするから
明日は誰か代わりに作って欲しいー!」
「明日の夜、おでかけしたいから誰か子ども見てもらえないかな?」

こんなことが気軽に言える関係性が出来ていきました(^^)

コンテンツが充実してきたので
少しずつ受け入れ態勢を広げて
人数を増やしていこうとしたのですが、

そこでサロン内に亀裂が

今まではコアメンバーの信頼関係で成り立っていたのですが
新しい人を入れていくタイミングで

「あの人だけ楽をして幸せそうなのがムカつく」
「妬ましい」「抜けて欲しい」

そういった人間関係のトラブルが起きてしまい
最終的にはオンラインサロンは解散することになりました。


人生山あり谷ありよ…。


「ママの日常にあたたかさを届けたい」

やりたいことはシンプルなんだけど

実現していくのって本当に難しいんだよなぁ・・・。

(支配人ロード(後編)に続く…)

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