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【CL新潟】パオジアン5-3男の振り返り

どうも、はすほにと申します。
先日、CL新潟というポケカの超大型大会に参加し、予選5-3ドロップという結果になりました。

本記事では大会当日の環境、使用デッキ、各試合について、自分の覚えている範囲にはなりますが振り返って行きたいと思います。
文章を書くこと自体久しぶりになるので読みづらい点などあるかもしれませんが、どうぞ最後までお付き合いください。


環境予想

当日の振り返りに入る前に、まずはデッキ構築面の前提として、事前に自分が予想していた環境について説明させてください。
直近のシティリーグの結果と、自分が実際にジムバトルや調整時に対戦したデッキたちを踏まえて、当日は次のような環境になると予想していました。

  • Tiar1
    ・ルギア系 (白6:一撃4の割合)
    ・アルセ系 (空ピカorアロコン入りが7割)

  • Tiar2
    ・ロスト系(ヌメルゴン≧ギラティナ>カイオーガ>リザードン>その他 で母数を想定)
    ・セグレイブパオジアン
    ・サーナイト (フワンテ入り6:フワンテなし4の割合)

  • Tiar3
    ・ミュウ
    ・ミライドン系(レジエレキV型、モココ雪道型等。それぞれの割合は未考慮)
    ・ディンルー

上記のように、デッキコンセプトはある程度絞られるとしても、細部の違う色々なデッキが群雄割拠している環境という認識でした。
そのため、特定のデッキをメタメタにメタったデッキにするよりは、シンプルに強いデッキを使ってゴリ押した方が結果的に勝ちやすそうな印象を持っていました。
とはいえ一方で環境をメタる側に回る場合を考えると、一考の余地があるカードとしてアルセに入れられる空ピカやアロコン、ジュラルドンあたりは、流石にメタ範囲が広すぎてギラティナくらいしか脅威がないことから、アルセ系に限らずデッキのエネの色が合うなら採用を検討する価値のあるカードだったと思います。実際、パオジアンを使った自分もアロコンの採用は前日まで迷いましたし、逆に空ピカ・アロコンへの対処についても割と諦め気味で臨むことになりました。

種アタッカー多いから本当に強い
今だと種アタッカーよりも何なら多いよね

デッキ選択の経緯

デッキを決めたのはCLの5日前くらいでした。
当初はサーナイトで行こうと思っていたのですが、サーナイトというデッキは毎ターン取れる選択肢が広すぎて考えることが多く、疲れで9回も戦えなそうだったりプレミしやすそうという所で少し渋っていました。特に、自分は一度のミスを結構引きずるタイプなので、精神衛生上よろしくないのはどうなんだとなっていました。

元カノ()

そんな中、壁役としてセグレイブパオジアンを組んで回してみると、これが何故かかなり手に馴染むことが発覚しました。剣盾の時にモスノウをいっぱい擦った甲斐があったのでしょうか。
また、サーナイトと比較して選択肢こそ少ないものの、それぞれの選択肢のパワーは高いですし、基本的にやることも盤面作ってエネつけてぶん殴るだけと、動きがわかりやすくプレミは抑えられそうという印象を持ちました。
前述の環境予想においても、明確な不利デッキはアルセ系(から出てきがちな空ピカとアロコン)、それとディンルーくらいで、他のデッキについては多少有利不利はあれど大体勝ち負けができるという認識でした。

令和のガラルマタドガス

ということで結構直前にはなりましたが、セグレイブパオジアンで行くことを決めました。


デッキ構築について

前置きが長くなってしまいましたが、ここで冒頭のツイートにもありました当日のデッキリストをご覧下さい。

ぼくのかんがえたさいきょうでっき(笑)

上記リストのうち9割くらいはよくある構築だと思うので、採用カードそれぞれの説明は割愛させていただきます。
その代わりに、この構築においてこだわったポイントが2点ありますので、それらについて述べます。

今期最重要カード(?)ロストスイーパー

少なくとも練習段階ではMVPだったやつ

恐らく世に出回っている多くのリストでは、ロストスイーパーは0~1枚採用が多いと思います。しかし私のリストでは、このカードにかなり重要性を見出していたため、厚めに2枚入っています。
その理由として、セグレイブパオジアンにとって重いカードを、カイからだいたい処理できるからです。
具体的に重いカードとしては、雪道とパニックマスクが挙げられます。
まずは雪道についてから。このデッキにおける雪道で止まるカードは、パオジアン・かがゲコ・ネオラント・パルキアの4種で、どれもこのデッキを回していく上でかなり必須なカードです。

お手軽最強メタカード

特にパオジアンとパルキアの特性は、それがそのまま火力に直結するため、雪道が割れないことはバトル場を処理できない、つまり大幅なテンポロスを意味します。そのためここまで文章の尺を取るまでもなく、対策必須なカードです。
しかし、別に雪道をメタるだけならスタジアム枠を増やせばいいだけ、と思いませんでしたでしょうか?
ですがスタジアムは、カイで触れない点と、スタジアムではスタジアムにしか対処出来ないというデメリット(?)があります。そうです、前述でもう1つ重いカードとして挙げていたパニックマスクに対処出来ないのです。

リスト見た時は「ほんとか?」って思ったけど
実際使われたらだるかったやつ

パニックマスクは主に最近のアルセウスに入っているカードで、メタ対象は主にサーナイトから出てくるアタッカー全般とパオジアンです。
というのも、丸腰のパオジアンのHP220に、ダブルターボ付きトリニティノヴァ180ダメを打たれると、耐えはしますが残り40になり、パニックマスクに止められるようになってしまうわけです。

もう少し固くてもいいんだよ

パニックマスクトリニティノヴァの返しの一手としては、新品のパオジアンや別のアタッカーを用意することも考えられますが、このデッキですとベンチはかなり狭いため、あまり新品のパオジアンを置くのが難しい場合も多々あります。大抵の場合、ベンチはセビエ・セビエ・かがゲコ・パルキア・ビッパ、みたいになってますからね。
そして前述の環境予想においては、アルセ系統をTiar1に置いており、かなり多いと踏んでいました。その予想が当たった場合、すなわちかなりの頻度でパニックマスクが貼られることになります。
だったら雪道共々剥がして対処するのがいちばん手っ取り早く分かりやすいでしょうということで、いつでもカイからスイーパーを打てるように2投にしておいたわけです。

全知全能の神

逃げエネ重いポケモンの採用見送り

このデッキの初動としては、基本的にパオジアンを前に出してエネを供給し、それをコストにかがゲコで回してリソースを確保しながら面を広げていく形になります。
そのためにはパオジアンを前にしないことには始まらないので、この構築のたねポケモンはパオジアン以外とパルキア以外は全て逃げ1ポケモンになるように構築しました。パルキアは残念ながら逃げ2ですが、進化すれば手張り2回で攻撃できるためセビエが乗らなくても攻め始められること、加えて耐久とVSTARパワーがさすがに強いため、逃げ2であることには目を瞑って採用に踏み切りました。

さすがに1年前の覇者は今でも強い

このようになるべく逃げ1以下で構成してパオジアンの取り回しやすさを重視した訳ですが、その代わりに他の様々な水アタッカーの採用を見送る形になりました。
特に入れたかったのが、やはりカイオーガです。非エクでありながら180もの打点を好きなところに飛ばして、ネオラントやイキリンコ等を持って行けるのはとても強いと思います。ですが逃げ3がさすがに重く、また殴るためにも4エネ集めないと殴れないのは厳しいです。カイオーガでスタートして4エネ集めるにはぬけひもがない限りパオジアンを頼れないため、かなり要求が上がってしまいます。
CLはday1だけで最大9回戦も戦うことを考えると、最大値を削ってでも事故りづらくして平均値が上がるように構築した方が結果的に勝ちやすい環境であるという認識です。実際当日は相手の事故に漬け込む試合が多く、また自分が負けた試合の中ではその原因に初動の事故が挙げられる試合がありました。
そのため、最大値を上げるカードであるカイオーガは泣く泣く抜いて、平均値が上げるようにしたつもりです。


当日の対戦振り返り

前置きがかなり長くなってしまいましたが、ここから当日のマッチングを振り返っていきます。

1回戦:ダイオウドウex 先 ○ 6-0

初CLの1回戦。指定の卓に座り、対戦相手と顔を合わせ、めっちゃ緊張します~等と雑談しつつ、実際めちゃくちゃ緊張している私。
ジャンケンに勝ち、スタートポケモンも問題はなく、ただそれでもどうしてもビクビクしながら対戦準備を進める。
ここで対戦開始の時間。「「よろしくお願いします!!」」「セビエで!」
さあ相手のポケモンは何だ?どの環境デッキだ?ディンルーはやめて!!
「ゾウドウで!」「ゾウドウ!??、???!????!!?」

緊迫した大会に突然の象が!

ゾウドウ、つまりダイオウドウexデッキは、スノーハザード・クレイバースト発売直後からかねてよりファンデッキとして個人的に模索していたデッキです。しかし、数あるデッキを組み様々なカードに光を当ててきた私でも、匙を投げそうになるくらい扱いの難しいカードでした。

ダイオウドウデッキで意気揚々とジムバトルに乗り込み、ロストにマジレスされて精神崩壊してる私の図
技の追加効果以外は強い。技の追加効果以外は。

そんな色々ととても難しいデッキが、初CLの1回戦に出てきたわけです。さすがにびっくりします。俺は今から自分の捨てたポケモンにやられるのか…とその時は心から思いました。

ですが、扱いが難しいカードは誰が使っても扱いが難しいものです。残念ながらと言うべきか案の定と言うべきか、ヒスイビリリダマスタートしていることから後攻に寄った構築と思われるにも関わらず初動が芳しくなく、ベンチはぞうさん単騎でそれに1エネだけついた状態で番が帰ってきました。
あとはそれをぬけひもやらボスやらで狙い続ければ、負けないことは自明です。そうやっていたら自ずとワンサイドゲームになって勝ちました。
ということで幸先よく一勝スタートが出来ましたが、その代わり自分への禊として、ぞうさんと再び向き合うことを心の中で誓いました。そして対戦相手には自分も1人の象使いの端くれだった身として激励し、1戦目を終えました。

2回戦: ロストカイリュー 先 × 5-6

ジャンケンに負け、後攻を取られてビビりながらスタート。しかもネオラントスタートでテンション↓。試合が始まってみれば後手1からお馴染みウッウの110点が、あわよくばカイリューが250点出してくる生粋の後手デッキでした。私も存在こそ知っていたものの、Tiar表にも書いていないですしノーマークで初見の対面です。

ダブドラなくても強いんやなお前

とはいえ相手の初動は封印石まで切りつつも110止まりで、安堵しつつ先2を迎えます。
しかし、盤面が育たず攻撃出来ませんでした。ここのテンポロスが、最終的に響いてきます。
ロストカイリューというデッキは、多少Vは入っていれど非エクが主体のロストデッキであるため、どうしてもプレイに時間がかかります。また、私としてもロスト対面はあまり慣れておらず、色々考えながらのためこれまた時間がかかります。
するとどうなるか、そうです、時間切れします。
先2で殴れないターンがありつつも記憶はあまりないですがなんやかんや捲れていき、あとはネオラントでボス持ってくればこのターンで勝ちや!って所で、ボス2枚目のサイド落ちに気づきます。つまりこのターンで勝てません。

CLを経てただの便利カードから、対ロスト最強(?)カードに認識が一変したやつ(詳しくは後述)

このターンで勝てないならとネオラントで持ってきたナンジャモを打ってハンデスし、アクアリターンを宣言したところで時間切れ。私は先行なので、もうターンは回ってきません。
この時点でサイド取った枚数は5-4。(なので先2で殴れてたら取り切れてましたね…)ベンチには手負いのパルキアと、セグレイブなどの非エクポケモンたちが複数。
この状況において、アクアリターンの後にバトル場に出すポケモンとしては、時間があるならボス要求になる非エクを差し出すのが正解です。しかし焦った私は、1番HPがあるからと、それがやられたら負けるにも関わらず手負いのパルキアを前に出しました。
結果、ミラゲでカイリューが育ってパルキアがやられ、サイドを取り切られて負けてしまいました。
しかし時間のしがらみから解き放たれてから対戦を振り返ると、相手は最後の手札にボスを持っていなかったそうなので、仮にセグレイブを前に出していた場合は相手はサイドを取り切れず、サイド数5-5になるところでした。そうすると、時間切れ処理によりサイド差がないため、両負けになっている所でした。
両負けはオポネントにかなり悪影響を及ぼすことから、可能なら避けるべき事象です。それを、己のプレイミスにより自分だけ負けにして回避出来たのは、どういう気持ちになるべきなのでしょうか。。喜んでいいんですかね?
ということで、そんな複雑な気持ちを抱きながら1-1で2回戦を終えました。

3回戦:セグレイブパオジアン 後 ○ 6-0

ポケモンカードにおける後攻のミラー対面は、基本的に負けを意味します。それは当然パオジアンにも当てはまることです。
しかも相手のデッキからはパオジアンの天敵カードの一つであるクレッフィまで飛んできて、終わりを確信するには十分な先行1ターン目でした。

実機でもカードでも害悪なのはなんでなんですかね?

しかしたまたま初手にあなぬけがあったので回避し、その隙に唯一持っていた初動札のハイボからネオラント→カイ→VIPで無理やり盤面形成します。あとは相手がどこかで事故ってくれれば捲れるかもな…といったところです。

CL前日に2枚に増やしてよかったやつ

そして相手の2ターン目ですが、結論から言うと事故っていました。対戦後に話を聞くと3投のパオジアンがサイドに2落ちしてしまって1枚で戦うしかなくなり、その唯一のパオジアンを大事にしようとした結果干ばつが起きてしまって火力が出なくなったそうです。

結局犬だから2匹仲良く散歩したくなる時もあるよね

その一方でテンポはないが水ならある私の方は順調に盤面形成を進め、そのまま相手の唯一のパオジアンを倒してその流れで勝利することが出来ました。やはり後手は不利とはいっても、勝てる時は勝てるんですね。
ちなみに対戦相手の方はすごくいい方で、気さくに話してくれて緊張も少し解けましたし、対戦後去り際にお菓子まで頂いてしまいました。私は夜行バスで新潟に来たためろくに寝ていなかったので、糖分が切実に本当にありがたかったです。

4戦目:ロストライコウ 先 ○ 6-4

ここまでの2勝は、なんというか相手の事故を拾っただけみたいな感じでしたが、この試合に関してはちゃんとプレイで勝った試合です。
この試合の中で、対ロストにおけるパオジアン側の理想ムーブを学ぶことが出来ました。キーカードは、セグレイブとネオラントです。

最低限の打点があるシステムポケモンえらいよね


まずセグレイブは、端的に言うと2面立てたら片方前に出して殴るだけです。ウッウヤミラミにワンパンされない非エクアタッカーが対ロストに強いことは周知の事実ですが、セグレイブパオジアンにおいてその条件を満たしてかつ無理なくデッキに入るカードは、セグレイブ以外ですと意外に少ないのではないでしょうか。そのため、セグレイブで殴っていくのは当たり前といえば当たり前ですが改めて大事なことです。

今回のCLにおける影のMVP

次にネオラントは、これも当然なことかもしれませんが、次の動きをやるとだいぶ強く感じました。
①ナンジャモをサーチしてハンデス
②そのまま3エネ付けて前に出し、アクアリターンで山に返す
③かがゲコ等の、おとぼけを耐えられる非エクポケモンを前に出す

この試合では上記の動きを2回ほど行い、最後はネオラントボスで後ろにいたライコウを倒すことで勝利出来ました。
とはいえ思い返せば、相手は1ターン殴れないタイミングがあったので、そこで殴られていたらどうなっていたかはわかりません。なので相手のプレミ勝ちにあたるかもしれませんが、それ込みで実力でちゃんと勝てた試合だったなあと、やっと手応えのある勝利を掴めました。

5戦目:一撃ルギア 先 ○ 6-3

この試合は結果的に勝てましたが、慢心で下手したら落としていたかもしれない試合でした。
こちらの先行スタートで問題なく盤面形成でき、それに対し相手はルギアデッキであることが自明の動きなのに初ターンでルギアが置けない事故。

事故ってるルギアを見ると、よかったルギアで事故るの俺だけじゃないんだって安心するよね

やはりルギアは事故率高いな、この試合はこのまま取れるかなと思いながら雑に殴って行ってサイドを4枚取ったところで、急にエネのリソースが切れます。
相手はルギアが立てられない中、ひそひそとバンギラスVを手張りで育てていました。そのバンギラスが何気なく撃った山雪崩でデッキが破壊されますが、落ちたカードの1枚はスーパーエネルギー回収。その時点で山に残っている最後のスーパーエネルギー回収で、残るエネ回収札はすごい釣竿1枚のみになってしまいました。

これ何回打てるかが勝敗を分けると言っても過言じゃない

これによってエネの回収札が枯れかけたため暫く攻撃が出来なくなってしまい、その間にルギアとアーケオスが立ち捲られていきます。そして数少ないエネがついたパオジアンがベンチにいる時にネオラントが出てきて、これはボス持ってこられてパオジアンが取られてだいぶきつくなると思いきや、相手が持ってきたのはナンジャモ。なんと、この前のターンに撃った一撃クラッシュでボスが流れてしまい、山から無くなってしまったのです。

こいつ1枚でドラマ作りすぎだろ

ということで手札は減ったもののパオジアンが生き残ったため、あとは釣竿を引くだけです。殴っている間も殴れなかった間も山圧縮は怠らなかったため、さすがにそろそろ引けました。これで攻撃できるようになり、なんとか逃げ切ることができました。
リソース管理が少しでも下手だった場合全然負けていたので、本当に油断は禁物という言葉が相応しいゲームでした。

6戦目:アルギラ 後 ○ 6-0

環境予想でTiar1に置いていたアルセウス系統と、6戦目にしてやっとマッチング。

一度オワコンになったと思ったら環境に戻ってくるの、面白いゲームだなあと


アルセ系vsパオジアン対面は沢山練習していたのですが、この対面の有利不利関係の結論は空ピカやアロコンの有無に関わらず「先行ゲー」です。そして先行を取られます。ベンチもめちゃくちゃ並べられるし、当然アルセに手張りも出来ていたため、初動もパッと見完璧です。なので結構この時点で絶望してます。
とはいえ仕方ないので盤面形成はしておき、あとは相手が事故るようお祈りをするしかないです。ということで盤面作って返しのターン。
相手は事故りました。
ドロサポもアルセの上も引けてませんでした。
つまり、実質的に先手後手が入れ替わり、俄然こちらが有利になります。
この後のゲーム展開は事前の認識通り「先行ゲー」、つまりパオジアン側としては相手の進化前Vが乗る前に、もしくは乗ってからも全員ワンパンしてサイドを取りきるだけです。相手は3ターン目以降もずっと動かなくなってしまったため、そのままひたすら殴っていたら勝てました。
これがポケモンカードゲーム、スタートダッシュでコケたら基本的に為す術なく負けるゲームです。この次の試合では自分もスタートダッシュにコケたのが響いて落としたので、やはりポケモンカードは怖いゲームですね……

7戦目:サーナイト 先 × 5-6

6戦目の最後で前述した通り、先行こそ取れたもののボール系が全く引けず、スタートポケモンのかがゲコ1枚で先行1ターン目を終える羽目に。つまり、先手後手の入れ替わりです。明日は我が身ですね。。
先2に撃ったナンジャモからなんとか立て直し、どうにか最低限の盤面を形成してトップゲーに持ち込むことは出来たものの、かがゲコは既に殉職しているしビーダルを立てる余裕は終始ありませんでした。

ミロカロスよりちょっと立てづらい分仕事めっちゃできる奴。時給5000円くらいあげてもいい


つまり、相手のナンジャモがガン通りします。その時点で次のターンにボスとエネ引ければ勝ちという局面に持ち込めていましたが、大量ハンデスによりそれが出来なくなり、屈してしまいました。

ナンジャモに笑いナンジャモに泣く1日

とはいえ、初動に失敗した割にはトップゲーまで追い詰めることができたあたり、かなり頑張れた方だと思っています。本当は万全の手札で再戦したかったところです。

8戦目:白ルギア 先 × 2-6

この試合は思い返すと、先2の判断が命運を分けてしまいました。
初動で盤面形成と手札も無事に相当稼ぐことが出来、順調に思われましたが、手札が増えすぎることは死と隣り合わせです。
先2の段階でアメとセグレイブが揃わず、カイも引けていません。代わりに手札にあるのは、大量のエネとスーパーエネルギー回収2枚、そして唯一手札にあるドロサポは博士の研究。

最強カードにも最弱カードにもなるやつ

つまり、博士を撃つとセグレイブが立つかもしれないがゲーム後半に必要な全てを失うし、博士を撃たなかったら撃たなかったでこのターンまともな打点が出せずに先手後手が入れ替わるかもしれない、という訳です。
ここで僕のとった選択は、博士を撃たない方でした。
結果、案の定ルギアが立ってサイド先行され、2-2-2を通されそうになります。

なんでこいつデフォルトで220も出るの?

こちらもそれは分かっているので返しのターンでパオジアンとセグレイブを立ててなんとかルギアを倒すも、相手はテンポを返してくれず、2体目のルギアにサイドをまた2枚取られます。
その2体目のルギアを取って止まるのをお祈りしようと思ったところで、衝撃の事実が発覚します。
なんとパオジアンが2枚サイド落ちしているのです。いやまた明日は我が身案件かい!

また2匹そろってお散歩ですか?

ということでカイで本来持ってきたかったグッズではなくヒスイのヘビーボールを持ってこざるを得なくなり、だいぶプレイが歪んでしまいました。
しかも、そのせいで打点が足りず、ルギアを倒せません。5エネ集めるのは案外大変なのです。
そうこうしているうちにまたサイドを取られ、しかも最後に雪道を添えられます。返しのターン、雪道への回答札はありません。

いくら対策しててもうっかり通るとやっぱ最強なのよ…

この雪道により完全に反撃の芽が摘まれ、敗北が決定しました。これにて、私の最終戦績は5-3となり、ドロップとなりました。


総評

私は初のCL参加でしたが、その立場からすればかなり大健闘できたと自分を褒めたいところです。
しかし結果だけを見れば5-3と、あと2勝出来ていればDay2に行けていて、あわよくば予選通過まであった可能性があります。そう思うと非常に勿体ないですし、とても悔しい結果だと感じます。
また私のポケカの練習相手のほとんどが、今までのCLで5-3より上の結果を持って帰ってきたことがあるので、仲間に並び立つ結果を残せなかったという意味でも悔しさがあります。
しかも今回5-3とはいっても、かなり相手の事故に助けられた試合が多く、特別勝ち越せた感覚もありません。まあこればかりは運、そしてプレイングの代わりに構築が良かったということで納得しておきますが。
とはいえ5勝特典のヒスイバクフーンVは勝ち取ることが出来たので、何も無いよりは本当に良かったです。

大事にします

次の大会出場予定は、シティに応募しそびれてしまったこともあり残念ながら無いのですが、次の大型大会出場の機会が来た際は全力でDay2進出を、そしてあわよくば優勝を目指して頑張っていきたいと思います。そして、日頃から善い行いをして大会当選と当日の引きのため、運勢を上げておこうと思います()
最後に、今回のCLに参加していた全てのプレイヤーの方々と自分と対戦してくださった方々、そんなCLを運営してくださった公式の方々、そして練習に付き合ってくださった皆様方、本当にありがとうございました。次回もよろしくお願いします!!

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