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シティリーグS4 ベスト4振り返り


はじめに

どうも、はすぼーと申します。
趣味でポケモンカードをやっているものです。

2021/10/29 にババロコで開催されたシティリーグにて超ミュウを使用し、
初めてベスト4といういい結果を残せたので、
この記事で自分語りします。ただの自分語りなので、当然無料です。

構築に至った経緯や、当日の振り返りなど、言語化できることや覚えていることは文章にしていくので、
何か参考になる部分がありましたら幸いです。

デッキ選択の経緯


超ミュウを選んだ理由としては、ぶっちゃけミュウしか使える環境デッキを持っていなかったからです。
ですが、代わりにミュウならいけると自信をもった理由なら一応あるので挙げておきます。
と言っても、ミュウ視点の不利対面らしい不利対面が環境から減少気味な気がしたからというだけですが。

まず、ダイナやゲンガーのような悪系統、これはウィークガードがないとどうしようもないです。


ですが、これらのデッキは特に最近の環境だと減少気味という印象があります。
実際この読みは正しくて、自分の当たった相手はもちろん周りの卓でも、これらのデッキを使う人はほとんど見かけませんでした。

次に、ただの悪系統以上にどうしようもないと思っていたのは、ドガスインテや振り返りの方で述べる悪リーフィアのような、うねりの扇とガラルファイヤーを無理なく一緒に使えるデッキになります。
こういったデッキは前述のダイナなどと違ってウィークガードすら簡単に貫通してワンパンしてくるので、本当に厳しいです。

ただ、こういったデッキはそんなに母数が多い印象もないので、捨てちゃえばいいかなと思いました。
最後に、クワガノン。


これも、無理です。しかも、先に挙げた二つと違って環境にそれなりにいる可能性があります。
正直、こいつが1番の懸念点でした。
しかし、これについては朗報がありました。このババロコという地域、先々週まで三神が大量発生していたのです。

非ルールであるクワガタにとって、三神は天敵。こんなに三神が跋扈している地域に、誰がクワガタを連れてくるでしょうか。いや、いるわけがないんです。(反語)

以上の理由から、この時期のこの地域にはミュウにとって不利対面らしい不利対面が少なそうな印象を受けました。なので、安心してミュウを持ち込んだわけです。
なお、色を超軸にした理由は次の構築のところで述べます。

構築について

デッキリストは上記になります。
個人的にはテンプレに近いような、丸い感じに仕上げたつもりです。

ここで特に述べたいことは2点あり、両方ともエネルギーについてです。
フュージョンエネ・カミツレが非採用になっている理由と、
闘ミュウと比較してなぜ超ミュウを選んだかの理由を述べます。

 ①フュージョンエネ・カミツレの非採用について

フュージョンエネやカミツレは、確かに強いカードではあります。
特性を受けなくする効果でクイックシューターなどを無効化できますし、
それを盤面に2枚も用意できるカミツレもまた、打てれば後続が一気に確保でき、強いです。

しかし、そのデメリットも大きいです。
まずカミツレ、これはカミツレ入りのフュージョンを回したことのある人ならわかってくれると思いますが、とても腐ることが多いです。
このデッキにおいての死に札は本当に罪深く、生命線であるゲノセクトのパフォーマンスが大きく落ちてしまいます。


またエネ加速が常に強いという訳でもなく、エネ破壊されなければ別に毎ターンの手張りだけでどうにかなります。
このようにあまり打ちたい場面が多くない割に頻繁に腐ることから、抜いてしまいました。

さて、このような思考からカミツレが抜けたわけですが、そうなるとフュージョンエネ採用自体、いよいよ怪しくなってきます。
単体スペックとしてのフュージョンエネを見ると、超エネとしてみなすことができ、かつ特性から守ることができます。
しかし、問題があります。それはなんと、実はこのカード、特珠エネなんです。
この特殊エネであることが、メリットとくらべてデメリットがとても致命的であるという結論に至りました。
この世は大うねりの扇時代であり、サーチ手段を持つ裏工作系統やミラーのミュウはもちろんのこと、サーチ手段がなくむしろノイズになることが多そうなダイナにすらうねりの扇が入っている構築を見かけるほどです。
またそれ以外にも、ジュラルドンVMAXやザマゼンタのように特殊エネをメタるやつも少なからず環境に存在します。


(ここから蛇足)
極めつけは、シティ直前に出場したジムバトルでの出来事になります。
最初にルカメタと当たり、いきなりザマゼンタのアサルトタックルに怯える戦いを強いられることとなりました。
しかし、それ以上にその次に当たった相手が本当にやばかったです。なんと、スピアーのデッキでした。

つまり、うかつに特殊エネを貼ろうものなら死んでしまう状況になったわけです。
当時は基本エネ4枚しか入れていなかったので、本当に危なかったです。
幸い4枚全部集められたのでなんとかケアができ、勝つことはできましたが、この出来事を経て特殊エネ恐怖症になりました。その結果が、この構築です。

 ②超ミュウにした理由

上記の通り特殊エネアンチとなった私ですが、この理屈だと別に基本エネであればなんでもいいので、闘エネをいれて闘ミュウにするかどうか、少し検討しました。
まず、闘ミュウを回したことがあるわけではないので、エアプなりではありますが、闘軸にすることで考えられるメリットとデメリットを挙げたいと思います。

メリット
・ガラルサンダーを採用できるので、悪系統に強く出れる
・格闘道場でさらなる打点増強を見込める
デメリット
・サンダーや道場、またエネルギー転送などで、それなりに枠を食う
・超エネ要求の技を打ちづらい
・格闘道場採用の場合、混沌のうねりが疎かになり雪道耐性に乏しくなる

次に、超軸のメリット・デメリットをあげます。

メリット
・エナジーミックスが打ちやすく、後手でもなんとかなりやすい
・ダイミラクルが打ちやすく、3-2-1のサイドプランを取るときの、1の時に打つ技に困らない
デメリット
・悪への対策がウィークガード引けるかどうかになる
・打点が闘と比べて低い

これらを比較検討していきます。
といっても、闘軸のメリットを疑うだけになります。
まずガラルサンダーが使える点についてですが、前章で述べた通り悪系統自体減っている想定です。
つまり、わざわざガラルサンダーを採用したとて、刺さる相手があまりいなさそうという想定なわけです。そのため、優先順位が落ちました。
次に道場と打点についてですが、そもそも打点増強に関しては、元々あまり困っていません。
ピオニーからタブレットやハチマキを持ってくるだけで、事足りるケースがほとんどです。
そのため、貼るタイミングがあまり思いつきません。それ以上に、相手の不意の雪道の方が怖いので、雪道耐性を得られる混沌のうねりのほうがいいと考えました。

結果、闘を入れるメリットがあまり感じられなくなったので、完全に超ミュウとなりました。
すると結果として後攻の動きが良くなり、今回結構後攻を取らされましたが、なんとかなる試合が多かったです。
とはいえ、道場はともかく、それ以外の闘要素については一考の余地があると思いました。その時の環境想定に合わせて、調整すべき枠だと思います。

当日の振り返り

先に、簡易的なマッチと勝敗のメモを置いておきます。

参加者
80人

予選
白馬スイクン 後 〇 6-4
悪リーフィア 後 × 3-6
雷レックウザ 先 〇 6-0
白馬スイクン 後 〇 6-4
白馬スイクン 先 〇 6-0(ベスト4の人)

トナメ
雷レックウザ 後 〇 6-0
悪リーフィア 後 〇 6-2(予選2戦目の人)
クワガノン     先 × 2-6

ここから、一戦一戦の記憶を辿って振り返っていこうと思います。
あまり記憶がないところもありますが、脳内補完で書いていきます。

予選の振り返り

予選1戦目 白馬スイクン 後 〇 6-4
初戦から後攻になってしまいましたが、エナジーミックスから入れたことでミュウが一体やられても大丈夫な感じで返すことができました。
相手は確か最初スイクンで殴ってきて、前のミュウは落ちてしまったわけですが、相手のプレミ(本人談)により、そのスイクンはマントを羽織っていませんでした。

そのおかげで、返しに容易にミュウで取ることができ、追いつけました。
最終的には、雪道スタンプで1ターンもらうことができ、テンポを逆転させて勝つことができました。

予選2戦目 悪リーフィア 後 × 3-6
このデッキタイプは噂だけ直前に聞いたものの、初見での戦いになりました。
このリーフィアというカード、おそらくですが単体だとミュウのデッキにはなかなかやりづらいはずです。
逃げエネ0のミュウにくさむすびは効きませんし、裏にいるゲノセクトは(あんまり関係はないかもですが)草抵抗があるので、色々と嫌な要素だらけなんじゃないかと推測します。

この対ミュウに備えてか、おそらくガラルファイヤーが入っているのでしょうね。
実際、相手のデッキからガラルファイヤーが見えた時点で、少し死を覚悟しました。
しかも“その時”がくる1ターン前にうねりの扇を撃たれ、より死への恐怖が深まりました。
さらにこの時、デッキボトムに送るだけの処理なのにうっかりデッキをシャッフルしてしまい、ジャッジに警告されて少し動揺したりもしました。
とはいえトラッシュに悪エネがないのをみて、勢いでウィークガードない状態でリーフィアを取ったら、対戦相手からの誠意で、クイボ悪エネコストファイヤーキバナじゃえん手張りオーラバーンをサービスしてもらいましたーー!!(唐突なSUSURU)
とか言ってる場合ではなく、うねりの扇でテンポロスさせられていたのもあって後続がいない時にミュウが死んでしまったことで、さすがのはすぼーも負けてしまいました……
ちなみにはすぼーがリベンジしている様子は、トナメの方の振り返りでご覧ください!

すみません、内に秘めたSUSURUが出てきてしまいました。ここからは普通に文章書きます。

予選3戦目 雷レックウザ 先 〇 6-0
相手は先行なもののデデンネスタートでそれ抜きでも普通に大事故な手札、こちらは後攻ながらも初手からVIPパスをはじめポケモンがめちゃくちゃ並べられる最強の手札。
結果、何も恐れることなく2-2-2でサイドを取り切れました。

予選4戦目 白馬スイクン 後 〇 6-4
正直、白馬戦が多かったのであまり記憶がありません。
強いて覚えているのは、どこかのタイミングで相手が手張りできない時があり、そこでテンポが逆転したことくらいです。
あとは………ジメレオン一匹しかいなくて手札に裏工作インテレオンが見えてる時があって、そのジメレオンをボスで倒したら動きが鈍ってくれたことですかね……
最終的にどうやって勝ったかあまり覚えてませんが、なんか勝てました()



予選5戦目 白馬スイクン 先 〇 6-0(ベスト4の人)
相手が事故ってました。どういう事故かというと、一生エネに触れない事故です。
一方こちらは普通に動けていたため、順当に勝ちました。

トナメの振り返り

ベスト16  雷レックウザ 後 〇 6-0
お互い最初事故気味でしたが、こちらの打ったマリィにより、こちらの事故は軽傷で済みました。
その一方で、相手はこの何気ないマリィで全てを失ってしまいました。それ以降ずっと相手は山を掘る手段を引くことができず、無抵抗なまま勝ててしまいました。
マリィは、最強カードです。

ベスト8  悪リーフィア 後 〇 6-2(予選2戦目の人)
再戦ということで、今回はデッキが分かっているぶん多少はやりやすかったです。
この試合で意識したのは、いかにあの忌々しき悪鳥を絶滅させるかです。

↑忌々しき悪鳥

後手取った分の不利は、エナジーミックスから入ることで少しケアできました。
その返しの先2では、相手は手札にファイヤーがいっぱいあったようで、先2で1枚目のファイヤーが攻撃してきて、ミュウをとられました。
後続についてはエナジーミックスから入ったことで用意できていて、しっかりウィークガード、そしてリセスタまで持っていたので、さらに要求を上げながら1匹目の鳥は落とせました。
ここで要求を上げたおかげで、2体目のファイヤーこそベンチに立てられたものの、なんとかキバナからそいつが起動されることはなく、ミュウを生き残らせることに成功しました。
あとはそのベンチにいるファイヤーをスイッチャーから引っ張り出して倒せば、鳥は絶滅です。万が一3枚目入れられてたら終わりでしたが、一般論的には2枚採用だと思うので、一般論を信じました。
結果、やはり3枚目は出てこなかったので、恐れるものはいなくなりました。そのまま勝てました。

ベスト4 クワガノン     先 × 2-6
さて、この記事の最初の方に書いたデッキ選択のところで、このはすぼーという男はなんと宣っていたでしょうか。

非ルールであるクワガタにとって、三神は天敵。こんなに三神が跋扈している地域に、誰がクワガタを連れてくるでしょうか。いや、いるわけがないんです。(反語)

まさか、まだ生きていたとは…………もう一つのベスト4卓にもクワガタいたし………
普通に対策もしていないですし、ましてやこの時は今日一の事故に遭いました。
幸いにもミュウが2匹やられた後のリセスタで2ターンほどもらえ、少しサイドは取れたものの、
平穏な日々は長く続きません。
やがてエリカから復帰され、そのまま負けてしまいました。

→ベスト4!!

総括

全体を通して、相手の事故やプレミに助けられたおかげで生き残ることができたという印象です。
ですがその一方で、ちゃんと実力必要なところでは実力出せたなあとも思います。
特に今日多かった白馬戦、実はほとんど練習しておらず、アドリブで頑張りました。
そのアドリブが上手かったおかげで白馬戦は全勝できたのだと思うので、そのあたりは誇れるなと思います。
またデッキ選択についても、概ね読みは合っていてよかったです。最後はともかく。
総じて、色々噛み合ってなんとか結果を残せてよかったです。
正直優勝なんて夢のまた夢と思っていましたが、今日の結果から希望が見えました。
次出るときは優勝目指して頑張ります!

最後に、今日出場していたすべての参加者さん、ジャッジの皆様、そして一緒に練習して今日も一緒に出た身内のみんな、お疲れ様でした!
また機会があればよろしくお願いします!

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