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来週の禁止改定について

来たる7/13日にパイオニアやモダンに関する禁止改定が行われるとのアナウンスがありました。今回の記事は特にモダンに注目して自分の思うところを書いていく次第です。

とはいえ禁止改定がまだ来ていない以上私の書くことは全て予想になってしまいます。こうなれば聡明な読者の皆様はすでにここがネット検索で上位に現れるそれらしいタイトルで人をおびき寄せて誰でもわかるようなことを書き連ねて脳を溶かし、いかがだったでしょうかの一文でとどめを刺す食虫植物のようなクソブログの記事の入り口なんじゃないのか?と疑っていると思います。

とはいえそういった判断は全て読み終えてからでないとわからないものでありすぐに読むのをやめてしまう、というのは些か早計であると断じざるを得ません。それでは本題に入りましょう。

禁止カード予想

現在のモダンのメタゲームはタイタン等の土地コンボ、ジャンドやエルドラージトロン等のフェアデッキ、それらを狙う月系ミッドレンジやバーンと果敢のアグロ、アーカムを使った氷雪系のコントロールと中々に多様化しており深刻な一極化が起こっていません。そんな中禁止カードがもし出るなら何でしょうか。

①アーカムの天測義
氷雪コンの要。理由としては超簡単+ライフルーズも少ない色ガバ許容、2ターン目コアトル接死に貢献する氷雪パーマネントカウントになる点、壊されても損をしていないことです。個人的には色ガバ要素が一番重いと見ていて、今後どのような氷雪コン向きのカードが現れようと色関係なしに採用になるというのはデッキ構築に制約をかけられていないとして将来を見据えて禁止というパターンが一番ありえそうだと予想しています。

②自然の怒りのタイタン、ウーロ
またもや氷雪コンから。スタンも含めてどのフォーマットでも強いカードでゲインドロー土地セットとコントロールに欲しい要素全てを持ちながら終盤のフィニッシャーになります。墓地が対策出来ていないのなら間違いなくアドバンテージを取られてしまいます。しかし支配的とは言えないレベルであるためモダンで禁止は無いのではないかと予想します。

③最高工匠卿、ウルザ
ストーリーでいろいろやらかしてるおじいちゃん。使用率が低いことと何よりオパモが収監されているのが痛すぎますね。しばらくアーティファクト系統には禁止は来ないのではのではと予想しています。

④夏の帳
個人的に一番ありそうだと思うのがこのカードです。オーコむかしむかしと同様にスタン→パイオニア→の禁止を辿って来ていることと対策カードとして特定の色に強く出ることが出来すぎることが理由です。大爆発の魔道士が略奪に取って代わられていることを例にすれば黒か青が混ざるとデメリットが発生すると捉えられていると言っても過言ではないです。また夏の帳が消えたとしてもモダンのカードプールであれば対策カード不足といった事態には陥らないため十分に禁止がありえると考えています。

解禁されるカード

今度は逆に解禁カードの予想です。時間が経てば環境も変わり解禁してもよいカードが出てくることもあるのです。石鍛治やジェイス、血編みの解禁は衝撃的でしたね。(そして再び収監されたやつはもっと衝撃的ですね。)それでは現在のモダン禁止カードに対する見解を書き連ねていきます。(ちなみに物あさり、オパモ、マイコ、オーコ、むかむか、ホガークの6種は明らかに解禁しないくらい時間が経っていないので除外しています。)

アーティファクト土地5種
オパモはいないもののそもそも土地にサブタイプをつけること自体が好ましいと思われていなさそうであるため解禁しなさそうです。

猛火の群れ
念のためテキストを確認されるカード。いくらなんでも2キルを容認したら環境が歪みそうなため解禁されなさそうです。

黄泉からの橋
ホガークのために生贄になったがのちに本人も収監されたカード。テキストが特殊でコンボ向きであることを考えると再収監を恐れて解禁しなさそうです。

戦慄の復活
実質橋の相方。解禁しても問題無さそうではあるのですがコンボパーツとしての性質を鑑みると解禁しなさそうです。

金属モックス
手札を失うとはいえモックスは許されなさそうです。コンボの高速化や先手後手の差がつきやすいため解禁しないでしょう。

死儀礼のシャーマン
フェッチランドがある環境では許されないと感じる一枚。フェアカードの中では一番強いのではないかと思うくらい単体の強さがおかしいです。現在のメタゲームなら余計環境を引っ掻き回すことが目に見えているため解禁は無いと思います。

時を超えた探索、宝船の巡航
探査の罪は深い。これもフェッチランドがある環境では解禁しないと思います。

ギタクシア派の調査
0マナのドロースペルが怪しい上に読み合いが無くなるのはmtgの醍醐味を損なうと思うので解禁しなさそうです。

精神的つまづき
つまづきゲーになることが目に見えているので解禁しないと思います。

思案、定業
思案まだダメだと思っていますし定業に関してもお告げという変わりのようなものを刷っているのでそもそも解禁のメリットが薄そうというのが感想です。

垣間見る自然
エルフの悪友。コストの軽さが問題であるため解禁しないと考えています。

緑の太陽の頂点
現状かなり強いタイタン系をこれ以上強化するとは思えないので解禁しないと思います。

出産の殻
悪い文明Φマナでコストが軽くなるのがいけないカード。色的に緑のマナ加速の恩恵を受け、そのマナクリからコンボを始めるのでキルターンが短い上クリーチャーならなんでも相方になるのは解禁されないと思います。

罰する火
ただでさえレン6でタフネス1に人権が無いのにタフネス2の人権まで奪ったらとんでもないことになりそうなので解禁しないと思います。

炎の儀式、煮えたぎる歌
強すぎるマナ加速は環境を壊す可能性を秘めているため解禁しないと思います。

花盛りの夏
ただでさえ強いアミュレットを再びわざわざ強化しないでしょう。解禁しないと思います。

第二の日の出、師範の占い独楽、クラーク族の鉄工所
強さ以前に時間の問題で二度と帰ってこないと思われます。

暗黒の深部、ウギンの目、雲上の座
こちらも不毛が無い限りは帰ってこないでしょう。



ここまでは解禁されないと思うカード群ですが次に挙げるのは個人的に解禁があり得ると思っているカードです。そして私が解禁を考えるとき重きを置くのはユーザーに与えるインパクトです。企業として禁止改定で解禁を出すならもちろん使ってもらえるものや話題になるものを選ぶと思います。それを考慮して選んだのがこれらのカード群です。

①欠片の双子
無限コンボパーツではあるのですがまず4キルというのはコンボとしては遅めであることがあります。現環境ならドルイドコンボやアミュレットがゲームを終わらせる速度は双子とほとんど変わりません。その上昔の環境のようにコンボが揃わない時はコントロールとして振る舞うことも難しくなっています。なので赤青デッキだったら双子を積めばいいというほど支配的にはならないと予想しています。

超起源
エウレカ。続唱を利用した形になりそうですが現環境ではもうずば抜けた強さは獲得出来なさそうでコンボデッキの一つのバリエーションに落ち着きそうです。また続唱でも3テフェ、超起源の方も封じ込める僧侶と強烈なメタカードが登場しているのも大きいでしょう。

頭蓋骨締め
イカれた装備品、なのですがタフネス1に装備させ2ドローするという動きがもはや今のモダンで強いとは思えません。コンボが発見されればあるいはといった感じですが普通に使う分にはもう問題無いと言っていいと思っています。

梅澤の十手
これも同様で出して装備して殴ってという隙が咎められる機会が増えたのと十手ゲーとは言えないレベルの環境のインフレです。現実に石鍛治系統のデッキが覇権を握っていないことから環境全体のカードパワーが上昇していることが見て取れます。

これらのカードが当日どうなるのか、禁止されるかもしれないし禁止されないかもしれない。解禁されることがあるかもしれないし無いかもしれないことが分かりました!

いかがだったでしょうか。





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