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ジャンドにおける終止の可能性

このところ雨が続き各地で被害が出ておりますが皆様お元気でしょうか。こんなものを読む余裕があるなら元気であると勝手に断じておきます。一方で私は今頭部の頭の頭痛の痛さの痛みに苛まれています。
今の一文でこいつ頭の頭部がおかしいんじゃないかと感じた方も多いでしょうが気にせず本題に入りましょう。


終止の採用経緯

元々禁止改定前にタイタンが周りに多くジャンドで構えておけるのはトロフィーしか無いが打つと土地を伸ばされてゾンビやら火山噴火やらで結局意味がないというジレンマがあったためインスタントタイミングのちょうどいい除去を探していました。そこで少し前のジャンドにいた終止を使いたいという風に考えたのです。そもそもジャンドにおいてトロフィー自体が丸いカードではあるもののトロンや特定のコンボデッキ以外に早いうちに打ってしまうとマナに差がつく性質上打って強い場面が限られたカードであることも終止採用がいいものであるといった認識を強めました。

禁止改定

しかし昨夜の禁止改定でアーカムの天測儀が禁止になり氷雪関係のデッキが大幅に弱体化しました。これにより次のメタゲームは土地コンボを抑制するための月系ミッドレンジがやや有利に傾くように感じます。そのためトロンやタイタンは数を減らし、月の影響を受けない単色のデッキもしくは赤含む2色程度にまとまったデッキが浮上するようになるのではと考えています。

これからの環境

しかしタイタンが減ると予想される環境で終止が使えるのか、私なりに考察してみました。
①対グルールムーン
おそらく新環境の仮想敵になるであろうデッキ。ジャンドがグルールムーンと対峙するときにはまず月をめぐるマナ基盤の攻防があります。すなわち基本土地を事故が起きないようにしっかり出せているか、ということです。この点で終止がどう強いかというとマナコストに赤が入っているところで事故しないように持ってくる土地は沼のみで済むということです。トロフィーを打ちたい場合は緑と黒が必要になる上に赤黒フェッチでは緑が持って来れないのでそういう事故まで考えるとかなり月の被害を被るわけですね。
次に起こるのはパワーカードのぶつけ合いですが向こうが出してくるクリーチャーのうち最も厄介なのが栄光をもたらすものです

(首にランドルト環が付いているふざけたクリーチャーのくせに強い。)

ジャンドで対応出来ない飛行でプレインズウォーカーを落としにかかりつつこちらのクリーチャーを焼いてくるためゲームプランをめちゃくちゃにされます。そして何より稲妻と致命的な一押しが当たりません。なので対グルールムーンにおいて終止採用は意味があると言えるでしょう。

②タイタン
タイタンが減るとは言ったもののタイタンが減ると言ったわけではありません。やはり原野プランが取れるようになったことは大きく今後はメインに内にいる獣を採用した型など工夫を凝らして残ることも危惧しています。なので初めに書いたようなタイタンとの相性向上も悪くないと思います。

③新たなクリーチャー
最後は想像の域になるのですが禁止後の環境で使われるであろうクリーチャーに目を向けることにしました。

M21発売後に頭角を現したクリーチャーです。これらの強みもやはり先ほど述べたように稲妻と致命的な一押しに引っかからないことです。(嵐翼はタフネスが3だが避けられる可能性があるということで確実に当たらないものとして引っかからないとしている)またこれらのクリーチャーを採用するデッキはサイドに月が入ることも想定されるため同じ理由でトロフィーとの差別化が図れると思います。

裏目

当然変更に裏目が存在するわけでプレインズウォーカーに当たらないことやトロンとの相性が悪くなるのは見逃せませんがコントロールが復権するかは未知数な上トロンも立ち位置が悪くなるとの予想なのでメリットが大きいと判断しています、

以上ジャンドのメイン変更のお話でした。

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