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ウォーキングデッドのキャラクターでedhを組みたい

近頃世間ではedhの人気がぐんぐん上がっており、ゼンディカーの夜明けのコマンダーナイトや直近に発売される統率者レジェンズのプレビューなどに人々は盛り上がっています。
かく言う私も例外ではなく、相当の額を注ぎ込んでedhを楽しんでいます。

そんなmtg界隈に少し前、様々な面で話題を呼んだこんなセットが発表されたことを覚えているでしょうか?

そう、あの大人気ドラマシリーズ ウォーキングデッドとのコラボであるシークレットレアです。

このコラボに対して、edh界隈では賛否が分かれて新しいフォーマットが出来たり次の日に崩壊したりしたわけなのですが私はというとテンションブチ上がりで絶対買うと決心しウィザーズの忠犬の如く尻尾フリフリでした(実際2セット買った)(財布はカラカラ)。

というのも私、この発表の一ヶ月前あたりからたまたまウォーキングデッドの視聴を始めて沼にハマりきったところでコラボのお知らせをサプライズで知った経緯がありましてタイミングよくこんな話が舞い込んでくるなんてと感動していたわけなのです。

デッキの構築

そんなわけで目を皿のようにしてプレビュー期間中スマホに張り付いていた私は公開されたキャラクターの中でも特に好きなダリルとリックの2人のedhデッキを組みたいと思い立ちました。
しかしedhどころかmtgすら暦の浅い私では統率者戦の広いカードプールから相性の良いカードやコンボパーツを探すのが難しく現在カード検索やTwitter、プロキシ込みのフリープレイで悪戦+苦闘しながらリストを組み上げている最中です。

なのでもし宜しければ記事が公開された時にTwitterのリプ欄等にほかに相性の良いカードなどを教えていただけるととても嬉しいです。


リック編

リックのスペックはこんな感じです。
警戒、絆魂、先制攻撃から2つ選んで全ての人間とそれを共有。
人間を4体並べると人間に+2/+2修正

リックを統率者にしてデッキを組む場合は人間を並べて殴る(だけ)というコンセプトが分かりやすいのと(地獄の)白単色というのもありある程度カードが絞れます。
そのため最初に着工し、おおよそのリストが出来上がっています。
というわけでここでは、そのリストから役割ごとにカードを分けてその中から更にマイナーなものや特筆すべきカードを紹介していく形で進んでいきます。

土地
海の中心、御心
古えの墳墓
空の遺跡、エメリア
アーデンベイル城
永岩城
平地29
34

土地ですが後述の土地税や旅人との兼ね合いから平地を多く集められそうだと判断しエメリアを採用してみました。そのため恩恵が微妙な永岩城は平地に替えても問題無いかもしれないです。またベナリアの軍司令などの白マナシンボルが濃いカードを考慮して無色マナは極力減らしています。

人間

ルーンの母
スレイベンの検査官
雨晒しの旅人
巨人落とし
セラの高位僧
心優しきボディガード


スレイベンの守護者、サリア
サリアの副官
堂々たる撤廃者
封じ込める僧侶
エーテル宣誓会の法学者
白蘭の騎士
高名な弁護士、トミク
トカートリの儀仗兵


拠点の守備兵
ベナリアの軍司令
イーオスのレインジャー長
護衛募集員
アクロスの古参兵、タラニカ
異端聖戦士、サリア
スレイベンの破滅予言者
前線の衛生兵
弱者の師
オルゾフの弁護士
銀刃の聖騎士


外交官、マンガラ
宮殿の看守 
イーオスのレインジャー

月皇、ミケウス


次はメインである人間カードの解説です。この人間という種族、ウィザーズ社には人間しかいないのかと思ってしまうほどに優遇されています。白単色で見ても優秀な人間は多いですね。

1マナ

調査を行う検査官や土地を持って来れる旅人は1マナでありながらアドバンテージを稼ぐ安定感があります。またセラの高位僧は初期ライフ40点のedhではとんでもないマナレシオになり1マナとは思えない打点で暴れることが可能です。
そして後述しますがレインジャー系クリーチャーからサーチする先として1マナクリーチャーはとても重要です。
心優しきボディーガードはそのサーチ先として輝くカードです。同様に実質除去スペルをサーチしたことになる巨人落としも優秀です。
また月皇ミケウスも点数で見たマナコストが1なためこれまたサーチ先として強いです。

2マナ

モダンの人間デッキで定番のサリアとその副官、妨害を禁止する撤廃者、瞬速が偉い僧侶など選択肢が一気に増えます。
他にはタッサの信託者対策のトカートリの儀仗兵なんかも良いかもしれません。

3マナ


人間でありながら人間をサーチ出来るレインジャー長や護衛募集員は統率者と相性がとても良いです。
同様に人間でありながら人間を生成出来る破滅予言者も良いですね。
そして破壊不能を付けられるクリーチャー達も(殴るしか出来ないこのデッキでは)かなり便利。

4マナ


4マナのクリーチャーというのはジェネラルであるリックとマナコストが被っているため採用にはかなり強い理由が必要です。
マンガラは白単には貴重な継続的なドローソース、そしてイーオスは言うまでもなく人間をサーチ出来る役割があります。
宮殿の看守も同じくドローソースになりますね。コンバットしかやることがない=統治者が取りやすい、維持しやすいということになるのでこのデッキでは統治者ギミックも立派なドローソースたり得ます。

非人間枠

調和のアルコン 
高まる献身
銅纏の呼集



非人間枠というくくりですが要するに人間トークンを出すカードというわけです。
横並びに意味があるこのデッキでは1/1だろうと人間が沢山出ることは非常に大事です。
アルコンは人間トークン生成とパワータフネスを3/3にするという変わった常在能力を持ちます。一緒に出て来たトークンや低いマナレシオの人間が頼もしいサイズになり、ここから更にリックやロードの修正が入ると打点が跳ね上がります。
高まる献身は一気に5体生成とリックの条件達成を即座にしてくれる強いスペルでフラッシュバックの爆発力も侮れません。全体除去の後のリカバリーとしても貴重なカードですね。
銅纏の呼集は変則的なトークン生成、こんな(マイナー)カード警戒されるはずがないので相手の不意を突きやすいです。マナが余れば対象を増やせるのも強いです。


ロード等の置物
清浄の名誉
共同の功績
紋章旗
決闘者の遺産
祖先の象徴
旗印
不滅の太陽


場に置いてクリーチャーを強化する置物枠です。
まずは2マナ域ですが清浄の名誉と共同の功績、これはどちらもデッキに入っているクリーチャーが全員恩恵を受けられる上アンセム(栄光の頌歌)と比べて1マナ軽いのが良い点です。
3マナには決闘者の遺産、紋章旗、祖先の象徴、決闘者の遺産は変わった強化置物で自分のクリーチャーが対戦相手に攻撃している時に限らず対戦相手が他の対戦相手を攻撃する時にも二段攻撃を付けることが可能です。これにより相手同士の潰し合いや交渉の余地を作ることが出来るので多人数戦の楽しさがある面白いカードになっています。もちろん誘発は任意のため自分が殴られている時や対戦相手を生かしておきたい状況では二段攻撃を付けないのも選択肢の一つです。紋章旗は強化とマナ加速を一緒にしてくれるいぶし銀で、アーティファクトの起動型能力が封じられたりしても最低限の仕事が出来ます。祖先の象徴は強化と後続の確保を行います。全体除去一発でお通夜状態になるこのデッキではクリーチャーの補充が欠かせません。
そして重量級である旗印と不滅の太陽
旗印はクリーチャー強化の中ではトップクラスの修正値を誇ります。テキストがやや分かりにくいのですが要するに全員が人間ロードになるというもので具体的には場にいる同じ部族のクリーチャーマイナス1分のパワータフネス修正がその部族のクリーチャーにかかります。
対戦相手のクリーチャーにも適応されてしまうので気をつけなければなりませんが逆に言えば相手の人間もこちらのロードになってくれるということで状況によっては凄まじい打点が生まれます。
旗印とは対象に不滅の太陽はザ・安定のカード。追加ドロー、クリーチャー強化、コスト軽減に厄介なプレインズウォーカーまで対策してくれてさらにこちらには全くデメリットがありません。

装備品
稲妻の脛当て
ナザーンの槌
審問官のフレイル
梅澤の十手
筋腱と鋼鉄の剣
今田の旗印
頭蓋骨締め


装備品はお馴染みのもの以外のマイナーなものをご紹介。
今田の旗印はまさにこのジェネラルにピッタリな効果を持っています。装備しているだけで自分のクリーチャー全体に+2/+2修正が入ります。そして装備しているクリーチャーは伝説であれば良いのでジェネラルに頼る必要もありません。イラストもとても綺麗で私はついfoilを買ってしまいました。
審問官のフレイルは与えるダメージが2倍になりますが受けるダメージも2倍になってしまうリスキーな装備品。とはいえ先制攻撃で仕留めてしまえばデメリットを有耶無耶に出来る相性の良いカードです。

防御スペル
完璧な策略
テフェリーの防御

並べたクリーチャー達を守ってあげるスペルの枠です。
完璧な策略は統率者を出したターンの隙を補う強スペルです。そして統率者ピッチの知名度はおそらく赤青黒くらいしか無いと思うので不意をつけます。追放除去は諦めましょう。

しかし、そんな追放除去も躱せるのがテフェリーの防御。あのテフェリーの名を冠しているだけのことはありいやらしい性能をしています。
全体除去やハルマゲドンのリセット、コンバット、果てには一部のコンボすら無効化します。

その他の自由枠
遺棄の風
石鍛治の神秘家
過大な贈り物
ダークスティールの突然変位
解体の波
命運の掌握
奉納
悟りの教示者
剣を鋤に
流刑への道
土地税

白の汎用カードの枠です。この中でもマイナーカードを紹介しましょう。
奉納はカオスワープに似たデッキに加えさせる擬似除去。2ドローは痛いですがカオスワープで稀によくあるデッキに送ったカードがそのまま帰ってくる現象が起こらないのは悪くないと思います。
解体の波は対戦相手全員に解呪相当の効果。ほぼ確実に1対3交換が望める強スペルです。サイクリングもマナフラッド時に奇襲として使えるかもしれません。


マナ
金属モックス
睡蓮の花びら
魔力の墓所
太陽の指輪
秘儀の印鑑
真珠の大メダル

マナソースは特に変哲の無いチョイスです。
強いて言うならジェネラルの早出しに特に利点が無かったりマナファクトに依存していないのでアーティファクト妨害を入れてもいいかもしれません。その場合自分の装備品とはアンチシナジーになってしまうので調整が必要です。

あとがき

というわけで白単のedhでした。
そしてダリル編が無いやん!とお思いの方、すみません。このデッキの記事は当初数枚のカードを紹介する予定だったのですが私が熱心になり過ぎて100枚の紹介となってしまいその結果ダリルの方も100枚仕上げないといけないなと構築に熱が入り未だ完成していないという事態に……
そんなわけで次回はダリル編をなんとか出したいと思っております。
そしてそして、どうせシークレットレアーは買ったんだから全員分いずれは作りたいと思っております。
記事を読まれた方で残りのキャラ(ニーガン、グレン、ミショーン)に関する紹介もやって欲しいという方がいましたら是非是非リプ欄なりなんなりでリクエストを下さい!ダリル編の後なるべく優先して書いてみます!
以上長々となりましたがあとがきでした。
読んでいただきありがとうございました。

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