浦島太郎@バリラジ編

昔あるところにストロングという漁師の若者がいた。

ある日、海辺で子供達がサクラジマシュオンという珍しい豚のような獣をいじめているのを見たストロングは、子どもたちひとりひとりに、Amazonギフトをラインで送る約束をして、サクラジマシュオンを買い取り、その場で逃してやった。
次の日、サクラジマシュオンがストロングのもとにやってきて、

「お礼をしたいので一緒にきてください」と言った。

浦島ストロングは、家に帰って妹のあんこに、ひとこと伝えて出かけることにしたが、妹のあんこは、就職活動が忙しく、留守にしていた。しょうがないので、ストロングはそのままサクラジマシュオンの背中に乗って、海の中に入っていき、竜宮城へとたどり着いた。

Erika109という美しいお姫様がストロングを迎え、豪華な料理でもてなした。ショータイムが始まり、午前の黄昏ときのちゃんとはしばしがヒップホップを踊った、続いて、だうんという小さな犬が口笛を吹いた。曲はスティービーワンダーの愛するデュークだった。

その頃、地上では、就職が内定したあんこが、兄の不在にやっと気がつき、FBIに連絡すると、RMPというスパイがストロングの居場所をつきとめて竜宮城へ行った。RMPはストロングを1時間11分15秒かけて説得したので、ストロングは家に帰ることを決心した。

Erika109は、お土産として、バレンシアオレンジの詰め合わせをストロングにプレゼントした。ストロングは無事に家へ帰り、村の長老やーまん様に、バレンシアオレンジを届けた。やーまん様はたいそう喜んで、ストロングに、お取り寄せのひつまぶしを100人分下さったので、ストロングは、妹のあんこの就職祝いを盛大に行った。

ところで、うっかり竜宮城に残ったRMPは、ショータイムがあまりに楽しかったので、FBIに帰ることを忘れて、死ぬまで飲んだり食べたり遊んだりして暮らしたのであった。

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