ロンドン大英博物館収蔵の「秋冬花鳥図」と対になる400年前の傑作、「春夏花鳥図」が長らく行方不明だったが、青森県中泊町の旧家・宮越家の離れ「詩夢庵」に眠っていたことが分かった。宮越家、9代目・正治が妻のために贈った離れの最も格式の高い部屋に飾るため、オークションで落札した作品だ。