本当に合わない親と子と兄弟姉妹が一つ屋根の下で暮らすと、優しくて空気が読める他者の気持ちがわかる人が傷つけられる。身をもって体験した。しかし、そんな不遇のなかでも自分を見失わず過酷な環境下でも愛を信じて生きていれば、必ず、邪鬼たちが消える頃に世界は自分を祝福していたことを知る。