魔都に烟る外伝終宴の始まりからのつづき

魔都に烟る外伝/還(めぐる)~The 2nd part 終幕~

脳が倭(やまと)の言葉を反芻する一瞬の間。その真意を理解し、洋紅色の瞳が拡大する。

「……同時に、レイにそのようなものを背負わせるなど、ありえませぬ。かと言って、今さらご内儀と御子の魂を見放すなど、到底、致しかねまする」

「……倭……」

 理解はしても言葉は浮かばなかった。浮かんだとしても、それは決して口から洩らしてはならないものであり、むしろ浮かばなくて良かったとすら思える。これ以上をレイ

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わたしも♡
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