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総意との 仰せに寄らば 何の其の

御正月

越線此世

神は何故与え賜うた

何故神よ 与え賜うた 愚か人 彼や此れやと 絶間迄絶え

漕ぎ出でぬと 海原遙か 彼方とて 蛙もがなる おふ事も為ず

調べずに 調えも為ず 尊いと 拾って居る和 其れは只の輪

神様も 科学の発達 止むを得ず そんな世に出づ 嬰曖の神

今日此の六道辻

夏雲と 也て災う 浮世人 此の世哀れを 知る人も失く

個個人で 主をも見るのと 息巻いて 爾の念じ 我に通じず

夏(げ)は雲に 奇禍は人等に 変る也 娑婆の哀れを 知る人ぞ失き

裏返す 捉えられずに 裏返し 表も何も 在る訳で無し

憂世亭捨観坊印