母と喧嘩して台所のテーブルに座ると、幻聴が静かなら夕方までこのままでいたかった。次に取り組める行動が幾つか考えられるし、そういえば学生の時の僕の居場所がどっちつかずの宙ぶらりんの状態でした。僕は学生の頃から無音の状態を作る事にしか興味は無くて、人間はそれだけで充分だと考えていた。