フローズンパレット_ベリーショートストーリー

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麗央の部屋 麗央「さてさて…、あの女王様タイプちゃんになんてアドバイスすっかな…」 オレンジ「営業職希望なんだっけ?」 麗央「そうそう!とにかく営業職は傾聴力はもちろんのこと、提案する力も求められてるからな。あの人にそのような強みを強く主張できるエピソード、あればいいんだが…」

研修の休憩 琳華「うみゃー!覚えることが思ったよりも多いですね…」 天芽「そうだね…。大盛りてんこ盛りだよ…」 元気「そういう時は復習が効果抜群だと思いますよ。もっといいのはその場で覚えること」 天芽「元気君は記憶力いいからね…」 琳華「羨ましいのです」 元気「?」

麗央の部屋 麗央「よっし!今日は金曜日!ラストスパート!!」 オレンジ「もうすぐ終わるね!」 麗央「あぁ!今日も何人かの就活生と面談だぁ!」 オレンジ「麗央って確か製造職向けだっけ?」 麗央「そうだな!地元の製造業はだいたい把握してるしな」 オレンジ「アメージング!ワンダホー!」

麗央の部屋 麗央「うひー、ついに在宅ワークだぜー!」 オレンジ「麗央、教育外れたんだね!おめでとう!」 麗央「ありがとよ!風羽の教え方すっげーわかりやすかったぜ!そのおかげで仕事サクサク覚えられたぜ!」 オレンジ「風羽も喜んでるよ〜」 麗央「よっし!早速デビュー戦行きますか!」

千種は入社式後、琳華とやり取りしていた。 千種「…なんか暗い雰囲気です…」 琳華「はみゃ…、そうでしたか…」 千種「えぇ…、同期の方はいらっしゃるんですが…」 琳華「ふむふむ…、まぁ、とりあえずまずはその場に慣れちゃうことです!」 千種「なんとか慣れていけるようにしたいです」

千種の部屋 千種「…よし、これで…」 スミレ「ブログでしゅ?」 千種「はい。就活に関する情報を発信しました」 スミレ「おぉ!」 千種「わたくしの記事で少しでも就活にお役に立てるといいのですが…」 スミレ「千種なら大丈夫でしゅ!」 千種「スミレさん…」

青衣良の部屋 青衣良「そろそろ起業したいかな…って思ってて」 天芽「およ!?」 元気「ほぅ…」 青衣良「レコード会社…とは言っても、グループの子会社なんですけどね。…事業がどんどん拡大しておりまして」 天芽「すごいよすごいよ!応援してる!」 元気「僕もです」 青衣良「はい!」

千種の部屋 スミレ「千種、具合はどうでしゅ?」 千種「だいぶよくなりました」 スミレ「千種…、無理は禁物でしゅ…」 千種「はい。退職の手続きも業者の方がやってくださったので気が楽です」 スミレ「千種…」

休憩時間 琳華「千種様、退職を決意したようですね…」 天芽「そっか…。でも、氷川家のお兄さんたちと話し合った結果だもんね…」 元気「千種さん、退職代行使うようです」 天芽「まぁ、志求真さんがこれ以上の出社は危険だって言ってたし…」 琳華「パワハラされまくっちゃうと…」

千種の部屋 千種「…、実は…」 琳華「えっ!?パワハラ…?」 元気「内容伺う限りもうアウトでは?」 天芽「人事部の人に話した?」 千種「はい。でも、駄目でした」 元気「酷いな…」 天芽「千種ちゃん、もうそういうところは脱出した方がいいよ。愛倫君たち心配してたよ…」 千種「…」

琳華の休日 琳華「よーし!今日はあの山頂まで走るですよ!」 グァバ「琳華ちゃまは一生懸命ですね!」 琳華「えへへ!千種様のような素敵な女性になるためにトレーニングなのですよ!」 グァバ「その意気なのです!」 琳華「よし!軽くストレッチしてからの…、GO!!」

エメラルドホープ本社 天芽「いよいよ入社式だね」 元気「ええ、そうですね」 琳華「ドキドキします…」 天芽「そうだよね…、でも私、ワクワクしてるんだ!これからの社会人生活!」 元気「エリートの力でエメラルドホープを支えるとしましょう」 琳華「り、琳華もです!!」

就活講座138 千種「わたくしはイラスト付きのものを使っています」 麗央「いいね!」 青衣良「イラスト付いてるものなら楽しそうです!」 愛倫「青衣良さんはハイレベルのもの?」 青衣良「そうですね!」 麗央「ぎょえ〜」 心絆「まぁでも、長く続けられそうなものを選んでね!」

就活講座135 霞那「天芽のようにどちらでもない場合は適性検査では中間の方を選びなさいな」 健太「では、中間の選択肢がなければ…?」 霞那「自分に近い方を選ぶのよ。やや夜型かな?と思ったら、どちらかといえば夜型というようにね。…でも、ハッキリとキッパリ言うのが一番ね」

就活講座95 心絆「それでは!最後の札参ります!『どこでもいいから就職したい!!』」 元気「これは『と』ですね…」 天芽「本当にどこでもいいのかしら…」 愛倫「意外と札が見つからない!」 麗央「どこなんだ!?」 健太「えっと…」 琳華「う〜!」 健太・麗央「あっ…」

就活講座125 天芽「確かに大手ばかりのインターン、当てずっぽうで選んでましたね…」 健太「大手ばかりはキツイよ…」 天芽「ですよね…」 琳華「でも!選考なしのインターンなら!」 心絆「他にも今回のような特別なインターンでも参加できるし」 元気「参加しなくては何も始まりませんし」

就活講座124 心絆「そうだね…。…まぁ、もしかすると何かしらのフィルターがあるかもね…」 琳華「学歴フィルター!?」 心絆「学歴というよりかは、学部。つまり、学んでいるものである程度フィルターに引っかかるかも…」 天芽「あ〜」 心絆「一旦志望業界を変えてみるとか?」

就活講座122 麗央「確かに千種を見てると俺たちも頑張らないとって自然にそう思うんだよな!」 愛倫「千種ちゃんは何事にも全力だし、絶対自分から体当たりする感じだよね。いい意味で」 青衣良「チャレンジ精神もとてもお強いようで…!」 霞那「確かにね♪」 千種「感謝します」

就活講座120 霞那「…まぁ、闇雲エントリーは返り討ちに遭うからやめときなさいね」 麗央「その分心にダメージも負うからごめんだぜ!」 青衣良「他者分析って…、互いの長所とか短所とか言い合うんです?」 霞那「そうね。そんな感じ。自己分析も他者分析もしときなさいな」

氷川家のリビング 愛倫「…やっぱり千種ちゃんは凄いなぁ…」 玲文「愛倫も凄いよ〜」 愛倫「…でも、学年トップ逃しちゃった…。悔しいなぁ…」 楓之空「あの人か…、しおりさん…」 愛倫「うん…。3位って聞いて凄く悔しい」 志求真「でも出せるもんは出したんだろ?」 愛倫「兄さん…」