フローズンパレット_ベリーショートストーリー

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人気の記事一覧

千種の部屋 千種「…よし、コンテストに出すつぶやきはこんな感じで…!」 スミレ「ブログのコンテストに初めて参加したんでしゅね!」 千種「はい!もう長い間ブログをやってるので…、せっかくならやってみようかと」 スミレ「すごいでしゅ!」 千種「入選したらラッキーですね」

幸葉の部屋 幸葉「ふぅ…、秋に突入したって感じね…」 留庵「何作る?」 幸葉「…うーん、とりあえずカブトムシの折り紙でもしようかしら。私、カブトムシ好きなのよ」 留庵「じゃあ俺はクワガタ!」 幸葉「折り紙したら朝ご飯食べましょう」 留庵「そうする!」

キウイの日 天芽「今日はキウイの日だよ!」 元気「ま、まさか…」 天芽「うん!そのまさか!キウイフルーツのアイスをこれから作りまーす!…、あっ、デザインはこんな感じ♪」 元気「おぉ…、キウイフルーツの皮の色まで再現してるんですね…」 天芽「えへへ!結構こだわりました♪」

千種の部屋 千種「さて…、今日の記事はこんな感じで…」 玲文「ちぐたんの記事いつ見ても面白いよね!わかりやすくて読みやすい!」 千種「玲文さんありがとうございます。…調べたことをまとめてるだけですよ…」 玲文「それをサクッと簡単にしちゃうのがすごいんだよ〜♪」 千種「嬉しい…♪」

カフェ 千種「久しぶりにここに来ましたね」 愛倫「そうだね!大学生以来だよ〜」 千種「このカフェ、紫がメインカラーでしたね。わたくしの好きな色なのでテンションが上がります!」 愛倫「そうだね!好きな色だと興奮するもんだよ!(千種ちゃんがテンションという言葉を使った!珍しい…!)」

風羽の部屋 風羽「ふぅ〜!起きた起きた!」 バナナ「おはよう風羽」 風羽「おはよー!今日は確か…、あの女王様タイプの就活生と面談だったな〜」 バナナ「でも相手はいい感じに風羽に懐いているわ!」 風羽「せやな!チャンスと捉えて内定まで導かないとだ〜!」

天芽の部屋 天芽「ふぅ…、今日もいいお天気…!明日と明後日休みだし、今日は格別踏ん張らないと…!!」 ピンク「天芽、水分補給を忘れずに!」 天芽「うん!最近熱中症で倒れる人が増加しているから…、そこは気をつける!倒れないように持っていく水分の量増やしたわよん!」 ピンク「はい!」

天芽の部屋 天芽「ふぁぁ〜!今日は金曜日だぁ!」 ピンク「おはようなのです、天芽」 天芽「うん!おはよう〜!仕事が終わったら琳華ちゃんと近くのレストランでお夕飯食べるよ〜」 ピンク「それは楽しみですね!」 天芽「うん!楽しみだよ〜!」

天芽の部屋 天芽「今日ははちみつの日!」 元気「おや、確かに…。もしや、アイスクリームに…?」 天芽「そう!はちみつシロップをかけるよん!」 ストロベリー「おぉ!」 天芽「こうやって…、花火みたいに…」 ピンク「おぉ!華やかになりましたね!」 元気「これぞリンゴはちみつアイス!」

麗央の部屋 麗央「ふぃー、今日はインテリだけど大人しそうな就活生か…」 オレンジ「面談もいつもより件数多いね」 麗央「俺って人気者?」 オレンジ「麗央は人当たりがいいからね。こういうタイプはみーんな麗央に回りそう」 麗央「マジかよ」 オレンジ「麗央も段々と実力を上げてきたし」

麗央の部屋 風羽「はい!焼きそばだよ!」 麗央「サンキュー!ほら、オレンジとバナナにも!」 風羽「かき氷も買ってきてあるよ!これも!」 バナナ「まぁ!分けてくれるの!?」 オレンジ「ありがとう〜!」 風羽「さて!早くお昼ご飯食べよ♪」 麗央「もう腹ペコだぜ!」

朝礼前 琳華「ふぁ〜、今日もお仕事なのです!」 天芽「そうだねぇ…」 琳華「来週から天芽の部署に異動することになりました!」 天芽「おっ!?ほんと!?」 琳華「はい!…琳華が今いる部署、どうやら琳華には適性がなかったみたいで…」 天芽「あら、そうだったの…」 琳華「はい…」

夜 天芽「明日踏ん張ればお休みが待ってるぞ〜!」 ピンク「お休みがあるからこそですね!」 天芽「そうなのよん!そろそろ来月のアイスクリームのデザイン、考えないとかな〜」 ピンク「え、もう!?」 天芽「うん!今年はとびきり私が納得できるデザインにしたい!」 ピンク「すごいですぅ!」

昆虫ショップ 志求真「今日は虫の日だろ?」 千種「そうですね。カブトムシお好きです?」 志求真「そう!昔からカブトムシ好きでさ!」 愛倫「懐かしいね、ちっちゃい時よく昆虫バトルしてたよ」 千種「昆虫バトル…、です?」 志求真「まぁ相撲のようなもんだよ」 愛倫「またやりたいね」

麗央の部屋 麗央「さてさて…、あの女王様タイプちゃんになんてアドバイスすっかな…」 オレンジ「営業職希望なんだっけ?」 麗央「そうそう!とにかく営業職は傾聴力はもちろんのこと、提案する力も求められてるからな。あの人にそのような強みを強く主張できるエピソード、あればいいんだが…」

研修の休憩 琳華「うみゃー!覚えることが思ったよりも多いですね…」 天芽「そうだね…。大盛りてんこ盛りだよ…」 元気「そういう時は復習が効果抜群だと思いますよ。もっといいのはその場で覚えること」 天芽「元気君は記憶力いいからね…」 琳華「羨ましいのです」 元気「?」

麗央の部屋 麗央「よっし!今日は金曜日!ラストスパート!!」 オレンジ「もうすぐ終わるね!」 麗央「あぁ!今日も何人かの就活生と面談だぁ!」 オレンジ「麗央って確か製造職向けだっけ?」 麗央「そうだな!地元の製造業はだいたい把握してるしな」 オレンジ「アメージング!ワンダホー!」

麗央の部屋 麗央「うひー、ついに在宅ワークだぜー!」 オレンジ「麗央、教育外れたんだね!おめでとう!」 麗央「ありがとよ!風羽の教え方すっげーわかりやすかったぜ!そのおかげで仕事サクサク覚えられたぜ!」 オレンジ「風羽も喜んでるよ〜」 麗央「よっし!早速デビュー戦行きますか!」

千種は入社式後、琳華とやり取りしていた。 千種「…なんか暗い雰囲気です…」 琳華「はみゃ…、そうでしたか…」 千種「えぇ…、同期の方はいらっしゃるんですが…」 琳華「ふむふむ…、まぁ、とりあえずまずはその場に慣れちゃうことです!」 千種「なんとか慣れていけるようにしたいです」

千種の部屋 千種「…よし、これで…」 スミレ「ブログでしゅ?」 千種「はい。就活に関する情報を発信しました」 スミレ「おぉ!」 千種「わたくしの記事で少しでも就活にお役に立てるといいのですが…」 スミレ「千種なら大丈夫でしゅ!」 千種「スミレさん…」

青衣良の部屋 青衣良「そろそろ起業したいかな…って思ってて」 天芽「およ!?」 元気「ほぅ…」 青衣良「レコード会社…とは言っても、グループの子会社なんですけどね。…事業がどんどん拡大しておりまして」 天芽「すごいよすごいよ!応援してる!」 元気「僕もです」 青衣良「はい!」

千種の部屋 スミレ「千種、具合はどうでしゅ?」 千種「だいぶよくなりました」 スミレ「千種…、無理は禁物でしゅ…」 千種「はい。退職の手続きも業者の方がやってくださったので気が楽です」 スミレ「千種…」

千種の部屋 千種「…、実は…」 琳華「えっ!?パワハラ…?」 元気「内容伺う限りもうアウトでは?」 天芽「人事部の人に話した?」 千種「はい。でも、駄目でした」 元気「酷いな…」 天芽「千種ちゃん、もうそういうところは脱出した方がいいよ。愛倫君たち心配してたよ…」 千種「…」

休憩時間 琳華「千種様、退職を決意したようですね…」 天芽「そっか…。でも、氷川家のお兄さんたちと話し合った結果だもんね…」 元気「千種さん、退職代行使うようです」 天芽「まぁ、志求真さんがこれ以上の出社は危険だって言ってたし…」 琳華「パワハラされまくっちゃうと…」

琳華の休日 琳華「よーし!今日はあの山頂まで走るですよ!」 グァバ「琳華ちゃまは一生懸命ですね!」 琳華「えへへ!千種様のような素敵な女性になるためにトレーニングなのですよ!」 グァバ「その意気なのです!」 琳華「よし!軽くストレッチしてからの…、GO!!」

エメラルドホープ本社 天芽「いよいよ入社式だね」 元気「ええ、そうですね」 琳華「ドキドキします…」 天芽「そうだよね…、でも私、ワクワクしてるんだ!これからの社会人生活!」 元気「エリートの力でエメラルドホープを支えるとしましょう」 琳華「り、琳華もです!!」

就活講座138 千種「わたくしはイラスト付きのものを使っています」 麗央「いいね!」 青衣良「イラスト付いてるものなら楽しそうです!」 愛倫「青衣良さんはハイレベルのもの?」 青衣良「そうですね!」 麗央「ぎょえ〜」 心絆「まぁでも、長く続けられそうなものを選んでね!」

就活講座135 霞那「天芽のようにどちらでもない場合は適性検査では中間の方を選びなさいな」 健太「では、中間の選択肢がなければ…?」 霞那「自分に近い方を選ぶのよ。やや夜型かな?と思ったら、どちらかといえば夜型というようにね。…でも、ハッキリとキッパリ言うのが一番ね」

就活講座95 心絆「それでは!最後の札参ります!『どこでもいいから就職したい!!』」 元気「これは『と』ですね…」 天芽「本当にどこでもいいのかしら…」 愛倫「意外と札が見つからない!」 麗央「どこなんだ!?」 健太「えっと…」 琳華「う〜!」 健太・麗央「あっ…」

就活講座125 天芽「確かに大手ばかりのインターン、当てずっぽうで選んでましたね…」 健太「大手ばかりはキツイよ…」 天芽「ですよね…」 琳華「でも!選考なしのインターンなら!」 心絆「他にも今回のような特別なインターンでも参加できるし」 元気「参加しなくては何も始まりませんし」

就活講座124 心絆「そうだね…。…まぁ、もしかすると何かしらのフィルターがあるかもね…」 琳華「学歴フィルター!?」 心絆「学歴というよりかは、学部。つまり、学んでいるものである程度フィルターに引っかかるかも…」 天芽「あ〜」 心絆「一旦志望業界を変えてみるとか?」

就活講座122 麗央「確かに千種を見てると俺たちも頑張らないとって自然にそう思うんだよな!」 愛倫「千種ちゃんは何事にも全力だし、絶対自分から体当たりする感じだよね。いい意味で」 青衣良「チャレンジ精神もとてもお強いようで…!」 霞那「確かにね♪」 千種「感謝します」

就活講座120 霞那「…まぁ、闇雲エントリーは返り討ちに遭うからやめときなさいね」 麗央「その分心にダメージも負うからごめんだぜ!」 青衣良「他者分析って…、互いの長所とか短所とか言い合うんです?」 霞那「そうね。そんな感じ。自己分析も他者分析もしときなさいな」

氷川家のリビング 愛倫「…やっぱり千種ちゃんは凄いなぁ…」 玲文「愛倫も凄いよ〜」 愛倫「…でも、学年トップ逃しちゃった…。悔しいなぁ…」 楓之空「あの人か…、しおりさん…」 愛倫「うん…。3位って聞いて凄く悔しい」 志求真「でも出せるもんは出したんだろ?」 愛倫「兄さん…」

氷川家のリビング 千種「先ほど大学からお電話がありまして…」 愛倫「おっ?」 千種「わたくし、学科の学年トップでしたので卒業式の送辞を任されることになりました」 志求真「すげぇ!」 楓之空「凄いじゃん!」 玲文「あっぱれ〜!」 千種「では、わたくしはこれから文を考えますので」

就活講座118 心絆「まぁ、でも…、自分がどの職種に向いているのかわからないから当時は闇雲エントリーで自滅してたね」 健太「合わないところは落とされちゃいます…」 元気「正しく自己分析しないとこうなるんですね…」 心絆「そうだね…、あとは他者分析も必要だね」 琳華「他者分析…?」

就活講座117 健太「差し支えなければですが、心絆さんはどんな業界や職種をターゲットにして就活なさってました?」 心絆「ん〜、営業職と製造職と…、あとは企画職かな?」 天芽「結構幅が広いんですね!」 琳華「ほぇ〜」 心絆「業界は…、印刷と食品中心だったかも」 元気「ほぅ…」

就活講座114 心絆「では、天芽ちゃんチームは僕と、青衣良ちゃんチームは霞那ちゃんとお話ししましょう♪」 霞那「レクリエーションでお疲れだろうから飲み物とお菓子でも持ってくるわ!ちょっと待ってて!」 麗央「やった!おやつ!」 琳華「飲み物も♪」 青衣良「うちらは今のうちに移動!」

就活講座115 心絆「よし、みんな、準備はできたかな?」 天芽「はーい!」 霞那「就活に関して不安とかこれからやるべきことは何か、相談に乗れるからどんどん発言してちょうだい!」 麗央「お!ラッキー!」 千種「そうですね…、紫安様はどの業界と職種をターゲットに就活なさってました?」

就活講座113 天芽「不測の事態に対応できるか否かのところも見てるんですね!」 霞那「そう!結果が出るまでは諦めないこと!」 心絆「失敗は後からでもカバーはできるから、決して諦めちゃいけないよ」 琳華「はい!」 霞那「さて!この後は2チームに分かれてあたしらの就活を教えちゃうわ」

就活講座110 心絆「そうだね。社風も関わるね…。相性は企業によりけりだから本当にどうにもならない」 青衣良「ありゃ…」 霞那「でも、あなたたち自身も磨き上げることが大切!」 心絆「そう!ビジネスマナーを着実に身につけること!」 霞那「明るく元気に!」 天芽「それならできそう!」

就活講座108 天芽「運が良ければ最終面接、楽勝じゃないんですか…?」 心絆「確かにそういうケースもあるかもしれないね。…でも、最終に近づくほど段々と厳しくなっていくものだ」 霞那「あたしも最初は天芽と同じ考えだったけど…、そうじゃないって…」 心絆「うん…」 健太「そんな…」

バレンタインデーの後の日 元気「天芽…、今年のバレンタイン、めちゃくちゃ力を入れてましたね…」 ストロベリー「そうだな!なんか元気だけ豪華じゃなかったか?」 元気「なんかラッピングボックスも他の人よりデカかった気がします」 ストロベリー「これはもしや…?」 元気「ま、まさか…!」

バレンタインデーの後の日(続) 霞那「天芽から素敵なアイスをもらったわ♪」 麗央「にしてもよ〜、元気の分、なんか大きくなかった?」 健太「プレゼントボックスも豪華だったよね?」 青衣良「それに、場所を変えてあげてませんでした?」 心絆「も、もしや…!」 青衣良「そのまさかです!」

バレンタインデー 天芽「できた〜♪」 ピンク「おっ?何か作りました?」 天芽「うん!今日はバレンタインデーだから、それにちなんでチョコレートアイスクリームを作ったよ♪この後、みんなに配ろうかな♪」 ピンク「素敵!…それで、本命チョコならぬ本命アイスはどなたに…?」 天芽「秘密♪」

就活講座70 心絆「よーし!次行こう!『本命の企業じゃないけど、まぁ、正直に言ってもいっか』」 麗央「『ほ』!ってまた俺のところに悪い例があるんですけど!?ゲット…」 霞那「おかしいわね…、良い例と平等に並べたはずよ…?」 千種「何か見えない力があるのでは?」 心絆「うーむ…」

就活講座103 麗央「まさかの心絆さんも闇雲エントリー!?」 心絆「はい…。営業・接客・製造職なら僕でもできそうだし、どの業界でもいいや!ってあんまり絞らないでやってたなぁ…」 琳華「ほぇ…」 心絆「あの時は自分のことをわかったつもりでいました」 霞那「あたしもです!」

就活講座101 心絆「まず…、僕の経歴を言うと…、僕は内定0のまま学生生活を終えました」 青衣良「え」 健太「誠実なのに…」 心絆「ありがとう。卒業してバイトしながら就活してたんですが、みんな落ちました」 愛倫「意外…」 心絆「でも、数十社最終選考まで残ったことがあります!」

就活講座102 天芽「最終選考に残れただけでも立派です!」 霞那「そうね。ここまで来れるのはそう簡単じゃないからね」 心絆「僕は『とにかくどこでもいい』ということから業界をあんまり絞らないで闇雲にエントリーしていました」 元気「まぁ、そう思いがちですよね…」 麗央「だよな…」

就活講座100 心絆「さて!座談会の準備は整いました!まずはこの資料をみんなにプレゼント!」 霞那「心絆さん独自の就活マニュアルよ!すごく役立つわ!」 天芽「ありがとうございます!」 元気「読むのが楽しみです」 心絆「何よりだ!さて、僕の就活についてこれからお話しします!」