書くということについて

書くとは忘れることです。いつもなにか適当なことを書き散らして、そしてそれを忘れたいと思っています。ゆえにnoteには思いついたときにまとまらないことを適当に書くつもりです。ゆえにここには嘘も本当もありません。どこかのだれかが書いた文章があるだけです。言葉など借り物です。

書くとは忘れることです。そもそも自分は記憶しておくことが好きではありません。なぜかと言われれば思い出話は生理的に受けつけないからです。あのときはあんなことがあったねと言われるのが好きではないのです。理由などありません。

積み上げて成功するみたいなことも好きではないし、なにかに所属することも好きではないため、あるところに一定期間いると、ふらっとまたちがうところへ行って適当に過ごしています。それは物理的というよりも気持ち的な意味です。

強いものは知識を前提としません。ゆえにすべてを忘れ、まっさらな状態でさまざまなものごとに触れて楽しみたいのです。このところ思考を文章として捨てることそれ自体を忘れていました。忘れつづけるためにも、思考や感情を整理できないまま文章に叩きつけて捨てたいと考えています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?