見出し画像

残酷な自分を思い出した夜

昨夜、映画「明日、君がいない」を観た。高校生の強い者達が弱い者達を残酷に罵ったり無視したりするシーンが度々現れた。

小学校時代の自分の残酷な気持ちを思い出した。具体的な当時の状況説明はしない。仲良かった同級生が授業中ある失敗をした。先生は私を名指しして保健室に一緒に行くように頼んだ。私は黙って友達と一緒に保健室に行った。友達も私も無言で保健室へ歩いた。

友達と廊下を歩きながら、自分は残酷な気持ちになっていた記憶がある。特にその友達に意地悪な言葉を言った訳ではない。ただ悲しい気持ちの友達に対して、何故かその時残酷な感情が湧いてしまった自分がいた。タイムマシンに乗ってその時に戻れるなら、優しい気持ちで一緒に廊下を歩きたいと思った。

ずっと心の奥に封印してきた残酷な思い出が蘇った。映画って素晴らしい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?