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何故残酷悲惨映画を観るのか?

「歴史を学べば、理不尽な虐殺や差別など残酷な話は山ほどあることが分かる。だから自分の不幸なんて大したことないよ!」と堀江貴文さんは語った。

私は戦争映画、実話に基づく殺人事件映画、ホラー映画、バッドエンド胸糞映画などの残酷悲惨な映画をよく観る。友達や知り合い達は「わざわざ、そんな後味の悪い映画を観る理由が分からない」と言う。それに対して、私は「自分もいつ何時、そんな悲惨なトラブルや事件や戦争に巻き込まれるかもしれない。だから最悪な状況を描いてくれる映画を観て、心構えをつくっているんよ」と答えてきた。

しかし、今日堀江貴文さんの理不尽で悲惨な人間の歴史を学ぶことで、自分の不幸なんて小さなことだと思える」という言葉を聞いて、自分が悲惨な映画を観る理由もその考えに一番近い気がした。

自分が辛い状況にある時、悲惨な映画の主人公を思い浮かべる。私の不幸なんてまだまだ小さい小さいと思える。人種が違うだけで奴隷にされ拷問され殺された人々、殺人鬼にレイプされ殺された人々、魔女と決めつけられ火あぶりの刑に処せられた人々、冤罪によって死刑になった人々、こんな正当な理由もなく無残に殺された人々を映画は描いてくれる。

人間は地球上で一番恐ろしく残酷な生き物だ。いつ何時そんな恐ろしいトラブルや事件や戦争が、私や私の大切な人達に降りかかってくるかもしれない。

だから常に危機感を持ちながら生きていかなければならない。その為には人間の恐ろしさを描いた映画を観ることが必要なのだ。

色々長々と恐い映画を観る理由を述べたが、単に恐い刺激の強い映画を観るのが好きだけなのかもしれない。

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