胃カメラのすすめ

今日は健康診断。健康診断の中で一番嫌な検査が胃カメラだ。私は鼻から胃カメラを入れる方法を選んでいる。口から胃カメラ入れるよりは「おえっ」となりにくいからだ。それでも鼻の穴から長い長い管が胃の中まで入ってくるのは気持ちが良いものではない。

まず点鼻薬を入れてしばらく待つ。次に検査室に入り鼻の穴から麻酔薬を注入。そしてベッドに横たわる。優しそうな医者が色々話しかけてくれる。鼻の入口が狭く胃カメラがなかなか入らなかった。やっと入り喉を通る時「大きく息を吸って」と指示があった。ついに画面に胃の内側が映し出される。唾液を飲み込もうとすると「おえっ」っとなる。唾液は口から垂れ流す。医者がずっと画面に映る胃の内部の説明をしている。私は何とか相槌を打ちながら画面を凝視する。

胃の中に空気を注入する。一番奥の十二指腸を確認し、更に胃の内部をチェックする。医者が「空気を抜きますよ」と言った。この言葉を聞くと終わりが近づいたと嬉しくなる。胃カメラが胃を離れ食道を映し始める。食道にも異常はなかった。６年前にピロリ菌を駆除した。昨年の胃カメラ検査ではピロリ菌によって荒された部分を指摘された。しかし今年画面で確認した私の胃はツヤツヤと綺麗だった。

胃カメラは自分の目で胃の内部を確認出来るから嬉しい。放射線量が多いバリウム検査より安全性だし病気の発見率も高い。苦しいし憂鬱だが来年も胃カメラを受けようと思う。まだまだ死ねない！頑張るぞ💪