レーザーディスクプレイヤー

大学生になり家庭教師のアルバイトを始また。目的は映画鑑賞への投資だった。コツコツ貯めて当時の憧れだったレーザーディスクプレイヤーを買った。もちろん一番最初に買ったレーザーディスクはタクシードライバーだ。キラキラ輝くレーザーディスクを機械に挿入し大好きなタクシードライバーの映画を観る。これぞ至福の時間！

しかしレーザーディスクプレイヤーが流行った期間は短く、すぐにVHSビデオの時代になった。私はコツコツ貯めたお金でビデオデッキを買った。いつの間にかレーザーディスクの機械は押し入れに追いやられてしまった。

今はDVD、Blu-rayの時代。NetflixやAmazonプライムなど様々な媒体で映画を楽しむことができる最高に幸せな時代だ。

今は我が家の倉庫で眠り続けているレーザーディスクプレイヤー。使った期間は短いが私の映画人生で初めて買った映画を観る機械だ。金を無駄にしたと思ったこはない。今もあのキラキラ輝くレーザーディスクを思い出すとゴージャスでリッチな気持ちになる。