雪の思い出
子どもの頃のお楽しみは臨時休校。雪が10cm以上積もると学校は休みになった。夜雪が降り出すと物差しを手に持ち外へ何回も出て雪の高さを測った。最悪なのはギリギリの9cmでやんでしまう時だ。もちろん雪が積もった校庭で雪合戦をしたり雪だるまを作るのも楽しかったが…
小学2年生の時記録的大雪が降った。10cmなんてあっという間に超え何と83cmも積もったのだ。初めて家の庭でかまくらを作った。かまくらの中は暖かかった。中でみかんでも食べたのだろうか。
雪が溶けだすと校舎の陰がスケート場に変わる。子どもにとって雪は最高のおもちゃだ。男子に日頃の恨み!と雪玉をぶつけられても楽しかった。
最近は暖冬で我が故郷も大雪が降ることがなくなった。母校の小学校は廃校になり休校を待ち望む子どもの姿はない。
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