見出し画像

顔のシミを無くしたい気持ち

出産後自分の顔に突然ひとつ大きなシミが出来たことに気づいた。直径1cmの丸いシミだ。美容整形外科の広告によると直径1cmのシミなら1〜2万円位でレーザーで除去出来るらしい。ただ除去後しばらくは日光に当たることは禁止で何か貼っておかなければならない。仕事をしているので顔に大きな絆創膏を貼るのは恥ずかしい…なんて言い訳をしてシミを放置してきた。

ある日仕事で訪問した馴染みの女性が顔中にたくさんの絆創膏を貼っていた。私は尋ねないのも変だと思い「怪我されたんですか?」と聞いてみた。彼女は笑って「シミとりしたんよ」と答えた。顔にある複数のシミをとってたくさんの絆創膏を貼った彼女は堂々としていて素晴らしかった。

私は今もシミと共存している。2万円位なら払うことも出来るし絆創膏を貼ることにも抵抗はない。しかも今胡散臭いシミとりパックを生協で購入し毎日お風呂上がりにパックしている。夫に「シミ薄くなってる?」と尋ねると白々しく「薄くなってる!」と目を丸くしているが絶対に嘘だ。一応使い切ってみるが誇大広告に騙されたと思っている。

こんな感じでシミを無くしたい!とは思っているのに何故自分がレーザーでシミとりをしないのか不思議だ。単に面倒臭いのか25年間付き合ってきたシミに愛着があるのか?

今noteを書きながら私の顔のシミにはパックが貼られている。こんな風に私は死ぬまでシミと付き合って行くんだろうなと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?