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新米母さんの臍ヘルニア奮闘記❗️

長男が生まれ1か月が経った頃、泣いたりした時におへそが膨らみ始めた。病院で診察し、臍ヘルニアだと診断された。

臍ヘルニア(脱腸)はお腹の臓器がへその穴から飛び出す状態を言う。

初めの頃は小さな穴だった。しかし泣いたりする度に腹圧がかかり穴が大きくなってきた。最終的に500円玉よりも大きな穴が出来てしまった。大泣きする度おへそから焼いた餅が膨らむように腸が出てくる。膨らんだおへその薄皮の内側に腸のうねりが透けて見えた。当時は私も若く新米母さんだったので結構心配し悩んでいた。

医者は命に関わるような危険は少ないが、大きくなったら形成外科で手術をすることも有りだと説明してくれた。

長男が成長するにつれ腹筋がつき、へその穴から腸が出てこなくなってきた。小学生の頃、形成手術をするかどうか長男に尋ねた。長男は手術はしないと答えた。

現在、長男はブラジリアン柔術を仕事にしている。腹筋は一般の人よりついているだろう。彼のへそが今どんな風になっているのか分からない。今度会ったら見せてもらおうかな。


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