フィギュアスケートはアイスダンスが一番好き❗️

2022年２月14日、バレンタインデーとは何の関係もない夕飯を食べてお風呂に入った。お風呂から上がってリビングに戻るとテレビでは北京オリンピックのフィギアスケートアイスダンスのフリー演技をしていた。
私は子どもの頃アイスダンスをこよなく愛していた。当時アイスダンスの頂点に立っていたジェーン・トービル＆クリストファー・ディーン組（イギリス）。トービル＆ディーン組の演技が大好きだった。
私が19歳、1984年に開催されたサラエボオリンピックでトービル・ディーン組が選んだ曲は名曲「ボレロ」だった。会場はもちろんテレビを通して観ている全ての人間を圧倒する感動の演技だった。トービル＆ディーン組が引退した後はアイスダンスを熱心に観ることが少なくなった。トービル＆ディーンを超えるカップルは絶対に現れないと思っていた。
あれから38年が経った今夜、風呂上がりの私は運命的に北京オリンピックフィギュアスケートアイスダンスのフリーダンス残り６組を観ることになった。最初の２組は上手だが感動はなかった。次に現れたアメリカのお二人、何と人間が宇宙人に遭遇し愛し合う演技を披露！女性の表情、動き、衣装が最高だった！そして次もアメリカのお二人、オーソドックスな衣装と演技だが、先程の宇宙人を上回る滑らかな美しい演技だった！次はアイスダンス王国ロシア・オリンピック委員会のお二人、さすが息がぴったりの完璧な流れるような演技！
そしてそして最終組はフランスのお二人、お二人が滑り出した途端に会場の雰囲気が変わった。今までの３組も神がかり的な素晴らしい演技だった。しかしフランスのお二人の滑りは次元が違った。全てを圧倒する優雅さ美しさ伸びやかさ…正座せずにはいられない圧巻の金メダル演技だった。
これからの人生、再びアイスダンスに注目していこうと思った。ありがとう！ガブリエラ・パパダキス＆ギョーム・シゼロン組❗️