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少女パレアナ喜びの遊び

小学5年の時赤毛のアンに感動しアンは私の永遠の憧れの女性となった。そしてその後少女パレアナという小説と出会った。パレアナは不幸な少女。様々な苦難が彼女に襲いかかる。しかしパレアナはいつも不幸な出来事の中から喜びを探し出す遊びをする。そしてその遊びを周りの気難しい住民に広げていく。普通ならわたしの苦手なタイプの良い子ちゃんだ。しかし私はパレアナにハマってしまった。もちろん私も喜び探しの遊びを始めた。

大人になり少女パレアナや喜び探しの遊びの思い出は、私の記憶のどこか奥底に追いやられたと思っていた。

先日子宮全摘手術をした。「大変でしたね」と声をかけられた時、私は「子宮全摘したから子宮癌の心配なくなったので良かったです」と答えた。

あれ?これってパレアナの喜び探しだ!と思った。日常の中で私はよく不幸な話を笑い話にしたり、喜び話に変換していることに気づいた。私の中で少女パレアナの喜びの遊びは生き続けていたんだと嬉しく思った。

私は今まで愛してきたもの達によって生かされている。


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