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民族浄化の第一歩は新聞から

今日は「戦争」とは、

必ずしも、銃や爆弾を使うものではない、ということを解説するけぇ、みんな聞いてな。

戦争はな、まず「新聞やテレビ」から始めるんじゃ。

「戦争をしたい」と、沢山の人に思わせることから始めるんじゃな。

1971年から朝日新聞で「中国の旅」というルポタージュ連載が始まった。

これはな、日本人が中国の人々に残虐なことをしたか、毎回書き綴られた。

ワシも小学生のとき、この単行本が夏休みの課題図書になってな、

いわゆる反日教育じゃ。

で、読まされたんじゃが、

この中に「百人斬り競争」というものがあった。

これは2人の少尉が軍刀で、

どちらが先に中国で百人斬れるか、

競争したという話じゃ。

「え?変だよ」

ワシはすぐ思った。

というのも、日本刀とは、古刀、新刀、新新刀、現代刀と4種類あってな、

平安時代から1595年までに作られたのを古刀といってな、

これは刀が実戦用だから、鉄が分厚くて反りが強くて、

何百回も加熱し、伸ばして畳んで打つという製法じゃから、

鉄が何層にもなっていて最強じゃから、百人くらい斬れるかもしれんが、

なんせ数が少ないので、めちゃくちゃ高価なんじゃ。

普通の少尉が持っているとは思えんし、

仮に家宝だとしても、そんな博物館収蔵品レベルの超高級品を戦場に持っていくか? 

あり得んじゃろ。

でな、新刀とは1596年から1771年まで、

新新刀とは1772年から1876年まで、

現代刀とはそれ以降に作られた刀を言うんじゃが、

時代が新しくなると刀が実用品ではなく、美術品や儀式用になってな、

要するに耐久性が低いんじゃ。

人なんか切ったら脂肪がべったりついたり、

骨にあたってすぐボロボロになる。

100人どころか10人だって無理じゃ。

しかもこれらの刀を短くカットした軍刀ではなく、

当時は鋳造した昭和刀というのが流通していてな、

これは1人切ったらまず壊れる。

刀の知識は家に刀があると知っているが、無いとわからないよな。

つまり、物理的にあり得ないことが書いてあったんじゃ。

で、これは裁判になったんじゃが、

最高裁は

「自身の実体験に基づく話として具体性、迫真性を有する」

と判断してな、物理的に不可能なことを事実だと認定した。

次に、ワシが中学生になると、

今度は1982年から朝日新聞で連載が始まった

『私の戦争犯罪』というルポ記事を単行本化したものを

やっぱり夏休みの課題図書に読まされた。

これは韓国の済州島で日本軍が奴隷狩りをして

女子を性奴隷にしたというポルノ小説なんじゃが、

読んでいて「変だな?」ということが書いてあった。

それは、あれだけすぐ抗議運動をする韓国のみなさんが、

奴隷狩りされたのに、無抵抗な様子が書かれていたことと、

あと、通訳がいて日本兵の「うひひ!こいつは上玉だ!」という言葉を

わざわざ翻訳していた様子じゃ。

そんなことをどこの馬鹿が通訳するんじゃ!

通訳がいたということはな!

交渉してたということじゃろが!

2014年に、朝日新聞はこのお話がデマで、

エッチな創作だったことを認めて謝罪した。

でもな、一度作られたデマは海を越え、

日本は性奴隷を沢山使っていたということになり、

世界各地に慰安婦像が建てられ、

「今度は日本人女性を性奴隷にしよう」

という世論が中韓で強く支持されている。

実はな、これらの記事が書かれたとき、

ソ連の軍人(スパイ)が朝日新聞や、

さまざまな日本のメディアに派遣されていたことが、

1992年に作戦指示書が流出して、バレたんじゃ。

ミトロヒン文書という。

ソ連から逃げてきたエリート軍人が、

作戦書を公表してバレたんじゃな。

「戦争を起こす」というのは、

多数の人が誰かを憎む必要がある。

新聞などメディアをつかって、

特定の民族を絶滅させるべきだ、

という世論を喚起するのは、

実は1930年代にナチスがしていた。

それを日本では1970年代から1990年代にかけてやってたわけじゃ。

わかるか? この恐怖。

今年もまたアメリカで、この「中国の旅」と「私の戦争犯罪」を前提にした、

「日本人は世界の害獣だから駆除が必要」

といわんばかりの本が出版され、アメリカで大人気じゃ。

戦争の種はこうして撒かれた。

ワシらがボーっとしていたらやられる。

それに気づいてな!

最後に宣伝させてな!

ワシが書いた『暴走するジェンダーフリー』は慰安婦問題や歴史認識などについて詳しく書いた。

読んで問題を深く知り、一緒に日本を守っていこうな! 未来のために!

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