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日本に差別はない!

先日、岸田総理がこんなことを動画で発信した。
『我が国は、外国人、障害のある人、アイヌ、性的マイノリティが不当な差別を受ける』
『特定の民族や国籍等を理由に犯罪被害に遭う』

ワシはびっくりして調べたんじゃが、
過去そうした事件はゼロじゃった。

なんで岸田総理は嘘をつくんじゃ!

そこでな、そもそもなぜ岸田さんが

こんな嘘をついて

「日本国民は差別主義者だ」

という暴力の扇動をしたのか原因を考えてみた。

それはもちろん

岸田さんが「生まれながらの日本人」を憎悪していて、

ただひたすら悪者に仕立て上げようと世界に向けて発信した

という事実もあるんじゃが、

そもそも「差別とは何か」を理解していない人が多いため、

こんな最悪の主張を総理大臣ができてしまうのじゃと思うから、

今日はワシが広島弁で正しく解説するけぇ、みんな良かったら聞いてな。

まずのぅ、差別とは

「本人の意志では変更できない属性」

を理由にして

「権利を制限したり剥奪したり、義務を課す」

ということなんじゃ。

これは国連でも欧州連合でもアメリカでも定義が決まっておる。

じゃあ具体的に何か差別か。

1857年にな、アメリカ連邦最高裁がドレッド=スコット判決というのを下したんじゃ。

それは

「黒人は人間ではなく財産に過ぎないため人権は認められない」

というとんでもない人種差別判決じゃった。

黒人差別に反対するリンカーン大統領らは

この判決に対して納得できず

「じゃあ暴力で解決しよう」

と決意し、57万人くらいを殺しまくった戦争をして

最高裁の判決を無効化し

「素晴らしい大統領」になったわけじゃ。

こうして奴隷解放されたわけじゃが

まだまだで、黒人参政権が全体的に認められたのは100年後の1960年代じゃった。

黒人との結婚を犯罪とする「有色人種白人間結婚禁止法」が

コロラド州で廃止されたのは2000年じゃ。

24年前まで人種によって結婚が法律で制限されていたんじゃな。

つまり、差別とは

「公権力の行使によって権利を制限される」

または

「公権力がそうした制限を認める」

ということによって成立するわけじゃ。

これを差別という。

個人的に特定の人種が嫌いというのは、

そいつ個人が差別主義者なのであって

「日本が」とか「アメリカが」という国名は関係ない。

さて、日本では最高裁や大審院(昔の最高裁)が、

特定の人種や民族の権利を制限する判決を出したことがあったかの?

国会やどこかの県議会が

特定の人種や民族との結婚を禁止する立法をしたことがあったかの?

ないよな。

それどころか、日本は1925年に普通選挙法ができると、

日本列島に済む朝鮮人や台湾人に選挙権を与え、

東京の江東区からは朴春琴という朝鮮人衆議院議員が当選している。

そう、差別が存在しない国が日本なんじゃ。

ほか軍隊も、イギリス軍はグルカ兵というネパール人部隊を使っていたが、

人種規定により少佐以上に出世することは禁止されていた。

しかし日本は、朝鮮人の将軍(中将)が任命されていた。

また、アメリカでは毎年

人種や性的嗜好を標的にした殺人事件が後をたたないが

日本ではそんな事件はひとつも起きていない。

むしろ「日本人だから殺してやりたい」という

「日本人」であることを「標的」にした殺人未遂事件は起きているが、

それは「ヘイトクライムではない」という法律が日本にはある。

恐ろしいことに日本には、

日本人を差別対象にしてどんな攻撃をしても

「日本人へのヘイトは差別にはあたらない」

という世界最悪の法律を施行しているんじゃ。

そんな中、一国の宰相である岸田総理が、「日本には差別がある」と言い放った。

こんなこといったら世界の人からみたら、

「日本にはまだ人種による結婚禁止法があるのか!」

と誤解を促進するわけじゃ。

このように世界はガチの差別が溢れているため、

総理大臣が差別があるといったら、

日本には差別があることになってしまうんじゃ。

岸田さん! もうやめてくれ!

なんで日本を悪くいい、日本の国際的地位を下げるデマをばらまくんじゃ!

日本に差別は無い!

最後に宣伝させてな!

ワシの新刊『われ、正気か!』が発売される。
内容はもちろん広島弁でこれからの日本に大切なことを書いた!

宜しくな!

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