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映画を見た後に「面白かった」しか感想が出てこないあなたへ


「一知半解」という言葉がある。
少ししか分かっておらず、十分に理解していないという意味だ。

せっかく映画を見るなら骨の髄まで映画をしゃぶり尽くして、
友人や家族に話したいと思わないか?


このnoteでは「映画鑑賞の裏技」を教える。


あなたに足りないナニカ


映画を見るにあたって必要なモノとはなんだろうか。
簡潔に言って
「知識 x バックグラウンド = 感想力」
という方程式が成り立つ。

このどちらが欠如しても、映画を正しく理解するのは難しいだろう。

知識がないというのは、1を見ていないのに2から見ると言った無謀な順番であったり、単純に物事に対する知識がなかったりすることを指す。

バックグラウンドがないというのは、音楽に関する映画を見ているのに、自分自身が音楽を全くやったことがないなど。本人の背景が不足している場合を指す。


つまり、映画を見た後に感想が出てこないというのは、
その作品に必要な知識が欠如しているか、背景を持っていないと言える。
私は映画を1000本以上見ている。その中で得られたエッセンスを今回は紹介しよう。


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感想が出てくるおすすめの手法5選


1、映画を見る前に評価を調べる。

5段階評価で3以下は基本的につまらない。あなたの知識やバックグラウンドに関わらず「面白かった」「つまらなかった」の二択しか感想が存在しない映画もある。まず調べてある程度の評価を得ている映画を見るのがおすすめ。
レビューを少し読めば必要な知識や背景なども把握することも可能。


2、セリフひとつひとつに「なんで?」とツッコミまくる

思った以上に映画というのは作り込まれていて、無駄なセリフは基本的にない。セリフや行動があとあと伏線になっているのが映画の面白さ。
常にアンテナを張って登場人物の言動・行動を監視すると良い。


3、人のレビューを見まくってから鑑賞する

これがいちばん手っ取り早い。
ネタバレを知りつつ、一緒に謎解きするような感覚で映画を見ていく。
「映画を見た感」は薄くなってしまうが、映画の内容を友人や家族に話す時は大いに役立つ。

4、知らない単語が出てきたら停止して調べる

googleとかいう便利な辞書がある。
知らない単語を調べるだけで知識の部分が即座に補われる。
ポカリスエットみたいな即効性で身体に知識を吸収できるなんて便利な時代になったもんだ。

5、集中する

実はこれができてない。リラックスして良いのは冒頭の波がザザーン!となる部分まで。映画に集中する。集中力が続かない人は映画に興味がないか、背景不足なのではないだろうか?


感想が出てきた後にすべきこと


インプットができたなら、友人や家族にアウトプットしよう。
アウトプットというのは感想の共有だ。ツイートしても良いと思う。
積極的にアウトプットの機会を作っていくことで「感想の作り方」的な部分が見えてくる。ここがスタートラインだ。


そうは言っても好きに見ろ

ここまで随分と講釈垂れたが、基本は楽しむために映画を見るべきだ。
筆者もインプットが楽しいから映画を見るわけで、つまらなかったら意味がない。肩肘をはらずにリラックスして見るのが結局ベスト。
そこで、おすすめの映画3選を紹介しておく。


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おすすめ映画3選


マトリックス1 (Hulu、U-NEXTで視聴可能)

アンダーソンは大手ソフトウェア会社のプログラマーである。しかし、裏の顔はネット犯罪を起こすハッカー。平凡な日常を送っていた彼だが、現実を夢のように感じることに悩まされていた。「今生きている世界は夢なのではないか」という疑問を抱いていると、彼に接近してきた謎の男が、世界の真実を告げる・・・。


ドクターストレンジ (プライムビデオで有料視聴可能)

天才外科医のストレンジは、輝かしいキャリアで誰もが憧れる存在だった。しかし・・・!?(ネタバレになってしまうので割愛)


シザーハンズ (U-NEXTで視聴可能)

発明家の作った純粋無垢な人造人間、エドワード。彼は手がハサミでできている未完の作品なのにも関わらず、発明家は急死してしまう。
一人取り残されたエドワードの家に、セールスの女性がやってくるが・・・。


まとめ


映画は楽しめ。感想なんて出てこなくて良い。

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