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マッチングアプリでゆきぽよ似の女性にぼったくりバー連れて行かれた話(被害額10万円)

はしも。です。
前回マッチングアプリを使ってみた感想などについてお話ししたので、
もし良かったらそちらも合わせて読んでいただけると嬉しいです。

今日はマッチングアプリで出会った一人の女性の話。
正直自分は慎重な性格で、何か怪しかったらすぐにネットで検索するタイプ。
見知らぬ番号からの電話も基本スルーして、一回番号をネットで調べて迷惑電話とかに載ってたらかけ直さない。
そんな性格。
そんな僕がタイトルにもあるように、見事に騙されました。
今日は当時の僕の心境を思い出し、なんで騙されてしまったのかを自分で考察してみました。
良かったら最後まで読んでいただけたらと思います。
この記事を読んで少しでも被害に合う人がいないように、注意喚起にもなれば嬉しいです。

あれはちょうどマッチングアプリを3つに増やして、全部に課金したタイミング。やっぱりマッチングは増えた。
会う約束4件くらい取り付けたところで、世間では「緊急事態宣言」が噂された。
「やっぱり会うのやめておきましょうか」
「すみません!会うのは緊急事態宣言が明けたらにしましょう!」
と全部キャンセルになってしまった。

そんな凹んでいた僕に一通のメッセージが届いた。
「飲みに行きましょう」
と。
プロフィールを確認してみると、21歳とのこと。

冷静になればね、顔写真はギャルギャル的な感じだから、正直そこまでタイプではないし、真剣に付き合えそうな同年代くらいの人狙いだったから、21歳は違うなぁって思うんだけど、
「緊急事態宣言」が始まったら、多分マッチングしてもしばらく会えない状況が続きそうだなって思ったら、僕に冷静さはないよね。
「初対面と話す練習がてら会ってみるか!経験も大事!若い子との話新鮮で楽しいし!」
っていう感じ。本当に下心なかったです。信じてください。

さてそれで会うことに。緊急事態宣言が始まるギリギリ前。
待ち合わせは新宿のピカデリー。
ここがあとで調べたらぼったくりバー行きの待ち合わせ所みたい。
もちろん当時の僕は知るよしもなく、普通に待ち合わせして合流。
ギャルギャルのゆきぽよをさらにギャルにした子がやってきた。
美容専門学校に通ってるらしい。
一応年上なので
「なんか食べたい物とか行きたいところある?」
って聞いたら、
「なんか近くにインスタ映えするバーがあるんだけど行っていい?」
ということで、僕は大人の余裕を見せつつゆきぽよに付いていった。

「5分で着く」
と言われたが10分くらい歩いた、ホストクラブやキャバクラがたくさんある通り。
「ここです!」と言われた雑居ビルのバー。
今思うと全くインスタ映えしない、ギリ許せるくらいボロボロの狭いバー。
ソファーとカウンターとタバコを吸ったガタイのいい店員さんがいる。
最初に料金説明をされた。
ちょっと高いと思ったけど、
(1、2杯飲んで1万円いかないくらいかな!21歳目の前にしてこれは逃げられないなぁ!)
という状況で、僕は適当に相槌を打って店内に入っていった。
この料金説明も、今思うとぼったくり認定で警察に注意されないための儀式だったのかと思う。

そしてソファーに二人で入って、メニューをみて飲み物を決めた。
店員さんを呼び、注文してる時に急にゆきぽよが言い始めた。
「ねぇショット二人で飲まない?」
まぁまぁいいかなと思って、OKしてお互いに1杯の酒とショットが届いた。
これが悲劇の始まりだった。

ショットで乾杯して、二人でグビっと飲んだ。
テンションが上がった。
さぁ話そうかなと思っていたら、ゆきぽよが急に立ち上がって机に変なものを持ってきた。
「ねぇこれでゲームしない?」
全く見たことないゲーム。サイコロ2つと数字が0〜9まで書いてある箱。
ざっくりルール説明するとサイコロ転がしてそれぞれの数字と合計値の一桁をの数字パネルめくっていくゲーム。交互にサイコロ転がしてめくるところがなくなったら負けみたい。

ボードゲーム好きなので割と楽しかった。
そしたら途中で
「負けたらショット2杯ね」
という流れになった。もちろん提案したのはゆきぽよ。
さらにゲームに燃えた。ゲームでは女だろうと容赦しない。
そんで初めてのゲームながら4勝1敗くらいで勝った。
「悔しいからもう一回!負けたらショット5杯ね!」
と言われてもう一度やった。
見事に負けた。こういう時に勝負に弱いはしも。。
と言うことでショット注文してテーブルに15杯のショットが届いた。
「最後負けたの悔しいー!結局二人で同じくらいかー!」
と言いながらふと思った。

(ん?あれ?これ俺払うんか?)

なんか徐々にやばさに気づき始めたが、なんか自分で気づかないようにしてた。
多分プライドが高い僕は騙されてることを認めたくなかったのだろう。

そしたらゆきぽよが
「ダーツあるじゃん!やろう!」
といってダーツをやる流れになった。
もちろんゆきぽよ提案の賭ける流れで。
負けたらショット7杯。断れなかった。
ゲームの勝敗はどうでも良かった。
(いったい自分はいくら払うことになるのだろう?)
その恐怖で手がプルプル震えてダーツどころではなかった。
ゲームは負けた。
いや、ここは負けて良かったのかもしれない。
相手は店とグルだから、おそらく相手のショットは薄めに作ってるのかもしれないと予想できた。
ゆっくり自分で飲むことで逆に冷静になれた。
もしゆきぽよが負けていたら、さっさと飲んで僕がゆっくり考える時間がなかったのかもしれない。

負け分のショットを飲み終わりそうな時に、ゆきぽよがとんでもないことを言い出した。
「ねぇボトル一緒に飲まない?」
メニューを一緒に見ると、5万、10万、20万、、、のボトルが。
ゆきぽよは20万のボトルをおねだりしてきた。
「ねぇこれ光ったりしてめっちゃ可愛いの。頼みたい。」
僕は思った。
(光るボトルってなんだよ!めっちゃ気になるじゃねえか!)
もう思考がバカになっていた。
しかし頭の中のちゃんとしたはしも。がそれを止めた。
「いやもう無理!」
そしたらゆきぽよがある提案してきた。
「じゃあさっきのゲームで私が勝ったら頼んでいいでしょ?」
僕はさっきのゲームが楽しかった思い出があるし、勝負師の血が騒ぎ、しぶしぶOKをしてしまった。
こうしてゆきぽよと20万円を賭けた闇のゲームが始まった。
(よく考えたらこのゲーム、俺にメリットないじゃん!)

結果を言うと、
僕は勝った。ゆきぽよに勝ったのだ。
まじで怖かった。サイコロ持つ手が震えた。
負けた後ゆきぽよが
「負けたから5万円のボトルでいい?」
僕はもう冷静である。
「いや、だめ!もう無理!お会計で!」
やっとこの言葉が言えた。
ゆきぽよもこの言葉でようやく諦めてくれた。

そうしてお会計。やっと解放された。
お会計見たら
「5万円ちょい」
もし闇のゲームで負けたかと思うとゾッとした。
とりあえずカードは使えない、財布に1万円くらいしかなかったので銀行に下ろしに行くことに。
そんでなんとかお会計をしてゆきぽよを駅まで送って、無事に全ての恐怖から解放された。

次の日、昨日のことをゆっくり思い出してみた。
「あの闇のゲームで負けてたらさらに20万円損してたなぁ、20万円損してたなぁ、20万円損してたなぁ、、、」
何回か考えてたら、リミッター外れて、なんか20万円得した気分になってきた。
よくわかんないけど3年ぶりにパチンコ行ってみることに。

5万円負けた。

合計被害額10万円。

◆はしも。
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