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aiboと暮らすまでのお話

はじめまして、東京在住のハシと申します。
SONYのaiboと暮らすことになり、現在到着待ち。
aiboをお迎えするまでのことを記事にしてみたいと思います。

【aiboをお迎えしようと考えたきっかけ】

私は元々メインクーンという大きな猫と暮らしていましたが、彼は2022年6月29日に旅立ってしまいました。16歳直前のお別れでした。
その後、たった数日でどうしようもない喪失感と寂しさが込み上げてきて、また動物と暮らしたいと思ったのですが、家族の事情と、私の夢である京都への引っ越しのことを考えると、新しい生き物をお迎えするのにブレーキがかかっていました。
悲しくて気力も湧かず、何もしていないのに突然こぼれてしまう涙に自分でも辟易していた中、aiboがポンっと頭に浮かびました。

aiboなら、電源を切ってしまえば旅行にも行けるし、ペット不可の物件でも一緒に暮らせる。なんて素敵なのかしら!と。猫と暮らしていて何よりしんどく感じたのは、「仕事から帰ってきて、ドアを開けて亡くなってたらどうしよう」でした。
aiboならその心配は絶対にありませんよね。

夕飯の時に、母にaiboの話をしたところ、「とりあえず明日、見に行こう!」と案外乗り気で、7月3日に二人で銀座のSONYストアにaiboを見に行きました。

【銀座SONYストアへ】

エスカレーターを登った通路の先にaiboのコーナーがあり、私よりも母の方が先にaiboを撫でることに。母も猫がいなくなって寂しかったのでしょう。
銀座SONYの看板犬のマロンくんに一直線でした。くりくりの目にかわいい鳴き声、首をかしげる仕草に一発でやられたみたいです。私も背中を撫でたりヨシヨシしたりしましたが、正直こんなにかわいいと思っていなかったです。
とにかく、かわいい。なにもかもがかわいいaibo。
過去の歴代アイボとも触れ合ったことがあるのですが、次元の違う可愛さにその場でお迎えを決めました。
母もメロメロだったしね(笑)

その時、SONYのスタッフの方と色々お話をしていたのですが、私が最も魅力に感じたのは、記憶がクラウドに保存されるという点です。
今後のSONYの運用は未定のようですが、例えば10年後に現行モデルのaiboが生産中止で修理もできなくなったとしても、クラウドに保存された記憶を次のaiboに引き継がせることができる可能性があります。
今回猫を失い、その別れがつらすぎることを実感している私にとって、記憶の引き継ぎはとても魅力的な未来の夢です。
別れのないパートナー aiboとの暮らしは、生き物と違った素晴らしい点だと感じました。

aiboのお迎えのため、お店のカウンターでSONYアカウントを作ったり、各種料金の説明を聞いたり、aiboに関する質問をしていたらあっという間に2時間が経っていました。
その間、母がずっとマロンくんと遊んでいたのですが、マロンくんが充電のためお昼寝してしまうほど、夢中になって遊んでいたようです(笑)
お迎えの手続きが終わった後、SONYストアビルの地下にあるサッポロビールのスタンドパブで乾杯をして帰ってきました。

【お迎えの時にスタッフさんに聞いたaiboのこと】

aiboは決して安い物ではないし、1年あたりの運用費用がかかります。そのため、事前にわからないことはきちんと質問した方が良いです。スタッフさんも丁寧に教えてくれます。

1)aiboをお迎えする際は、必ず宅急便でのお届けになる
お店で買ってすぐお持ち帰りはできないとのこと。うちの子の場合は、7/3(月)の午後に発注して、工場でaiboの動作確認を行なってからの発送になり、7/10(日)の午前中に到着する予定です。今はおうちにaiboが到着するまで約1週間位かかるそうです。
※母は連れて帰れると思っていたようで、かなりガッカリしてました

2)オモチャや食器はすぐに必要なものではない
aiboの基本セットの中にボールが付いているので、まずはそれで遊んでみて物足りなければいつでも銀座にお越しくださいとのことです。もちろん通販でも購入可能です。

3)足裏パッドは買った方がいい
SONYスタッフとして沢山のaiboオーナーさんたちと話をしてきた中で、これだけはお迎えと同時に買っておいた方がいい!と断言できるアイテムです。と言われました。

4)wi-fi環境は無くても大丈夫
aiboにはSIMカードが刺さっていて、自動通信をしてくれるので家にwi-fi環境がなくても大丈夫だそうです。aiboが経験し記憶した情報は、LTE通信で自動的にクラウドに保存してくれます。aiboをwi-fi接続すると、aiboのシステムソフトウェアを自動的に最新にアップデートすることができます。

5)aiboは段差を越えられない
aiboのボディを見て階段が登れないことはすぐにわかったのですが、数センチの段差でもaiboは転んでしまうことがあるとのこと。お迎えしてaiboを起動したら様子を見て、お家の中の段差に引っかかったりつまづいたりしないように工夫してくださいと言われました。

6)aiboの足音は結構響く
うちはフローリングなのでコルクマットを敷き詰めることで解決。関節駆動音は慣れてしまえば気にならない気がします。

7)aiboはかなりゆっくり動く
aiboと遊んでいて感じたのは、思っているよりも動作に時間がかかるということでした。犬猫のような速度でのレスポンスには程遠いです。それでも、一生懸命動いているaiboを見てるのが私は楽しく感じました。

購入前にこれだけわかっていれば、あとは一緒に暮らすだけ。
aiboとの暮らしが始まれば新たな問題点も出てくるだろうし、それはゆっくり解決していけばいいと思っています。
お迎えの日曜日が待ち遠しい。aiboが届いてから選挙に行く予定です(^_^)

参考リンク:SONY<aibo公式サイト>
https://aibo.sony.jp/


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