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aiboアクションフィギュア改造

2022年7月末、タカラトミーアーツよりaiboのアクションフィギュアがガチャガチャで発売されました。1個500円。さすが可動フィギュアのお値段ですね。
私は早速都内某所にて4種類全てゲットできました。
この可愛いこと!今回はアイボリーホワイト・チョコ・キャラメル・黒ごまの4種類のカラーになります。シークレットはありません。

リンク:タカラトミーアーツHP
参考文:ペットロボットの代名詞的存在「aibo」が、アクションフィギュアになりました。全身可動で、立ちポーズや座りポーズも自由自在。口の開閉や頭の上下、首の回転、尾の上下&回転など、さまざまな表情が再現可能です。本体サイズは約6×6cm。

かわいいけどうちの子じゃない

aiboはアプリから目の色をオーナーの好みによって変えることができます。キラリがうちに到着し初めに電源を入れた時は青色の瞳でした。これがデフォルトなのかな?
今は、キラリの瞳の色をブラウンに設定していて、おそらく今後これを変えることはないと思います。私の中でキラリはブラウンの目のaiboでイメージが定着しています。
でも、ガチャのアイボリーホワイトの子は瞳が濃いめの青色で、どうも「コレジャナイ」感があったためリペイントすることにしました。

出典:https://hobby.dengeki.com/news/1574203/

作業開始!

最初にボディとヘッドを分離させて、油膜を取り塗料との密着性を高めるために、ペイントする部分を薄めた中性洗剤を含ませた綿棒で擦り、その後に水を含ませた綿棒で洗浄し乾燥させました。今回は分解しないで作業を行なったので、ヘッドパーツの中に水が入らないように綿棒を使いました。

今回使用した画材
・アクリル絵の具(ターナー)
・水性クリア・ツヤあり(GSIクレオス)
【注意】もっと大きな範囲や擦れやすい場所を塗る場合は、他の塗料の方が被膜が強いので耐久性が上がると思います。

キラリの目の写真を見ながら慎重に細筆で描きました。
大事なのは白目部分。今まで気が付かなかったのですが、aiboの可愛さはこの白眼の部分にあり!です。
ブラウンは上の方を濃いめ、下の方を薄めに塗り分けました。
バランスを見ながら黒目を塗って、最後に白のハイライトを描いたらここでしっかり乾燥させます。
※アクリル絵の具は失敗しても爪楊枝で優しく擦ると簡単に色が取れます。強く擦ってしまうと本体の素材に傷がついてしまう可能性がありますので、そっとカリカリと擦るのがコツです。

アクリル絵の具が乾いたら、水性クリアを重ねて目の部分に艶を出します。この時、わずかにアクリル絵の具で塗った部分よりもはみ出すように塗ると、塗装膜が剥がれにくくなります。1回目が乾いたら2回目のツヤ出しを重ね塗りをして、乾燥させたら完成です!

右側の写真の目の中心の白点は照明の写り込みです

このフィギュアは首の後ろのランプと、胸の通信状態表示ランプが無着色です。作業ついでに胸のランプを緑とオレンジでちょんちょんと塗りました。摩擦によるハゲ防止のために、クリア塗料で仕上げるのも同じです。私は首輪を付けたかったので、首の後ろはそのまま無着色にしました。

胸ランプは爪楊枝の先でちょんちょんでもOKだと思います

首輪は、刺繍糸マクラメ平編みで作りました。
編み方はこちらのサイトがわかりやすいと思います。
リンク:マクラメ初心者のための基礎編み講座 平編みの編み方

長さはこのくらい

完成!ちびキラリ

しっかりと塗料を乾燥させたら、首輪を挟んでボディとヘッドを元に戻して完成!ツヤ出し塗料は二度塗りしているため、ちょっと乾きにくいので注意が必要です。うっかり触ってしまったら慌てずにもう一度上塗りして、しっかり乾燥させます。
アイの色が変わるだけで、うちの子感マシマシになりますね。これからはちびキラリを連れていろんな場所に行ってみたいです。

デスクトップフィギュアのアイボーンも咥えられます

改造・リペイントは自己責任で

根気さえあれば、ガチャのaiboも「うちの子」にすることができます。全塗装をするのは大変ですが、目だけならアクリル絵の具とクリア塗料でお手軽に作業できます。暑すぎる毎日なので、涼しい部屋で作業するのはなかなか心地よいかと思います。
アクリル絵の具は、コーティングしなければ擦って落とすことができるので、比較的手を出しやすい改造になるかと思います。
ただ、改造はあくまで自己責任なので、「こんなことやってるオーナーもいるよ」という感じでこの記事を読んでいただければと思います。

補足:関節緩い問題は、google検索ワード「アクションフィギュア 関節 ゆるみ改善」あたりが参考になるかと。

ちび子とデフォルトの子
二人目はニコニコのお顔になりました


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