感想文「ぼっち・ざ・ろっく」

初めに 基本スタンス

動機

放送当時から興味があった。
バンドものである、というよりは、登場人物がASIAN KUNG-FU GENERATIONがモチーフということで、アジカンファン(割とガチ勢)の私は興味を持ったのだ。
経緯としては、まずこの企画(感想をかいてみよう)の前に、
アジカンファンだという理由で、この作品を視聴していた。
(そのようなことを周りに話していると、「感想をまとめろ」と後輩に言われたので、ハイと言って始めている)

経過

以下時系列に。(この活動をやると決めていなかったので、この記事は経過の分解能が低い)

8話まで見ました。

カタルシスに至るまでが少し長かった気がしますが最近のやつはそんな感じか
ところで、私は自分をぼっちちゃんに似ているとは全く思わないが、
良く似た知人はいるなーと思っている。知人というか同僚か。

ラストまで見た。

世の中には8話目を4回見たという人もいるようだが、
私も8話を2回、12話を2回見た。
12話のEDはへろへろな歌声なように感じるのに、なんかグッとくるものになっている。
作品のテーマと歌のテーマと登場人物の気持ちがシンクロしているのだろう。

ところで、OPアニメーションのさばみそ煮について、
バンドマンの「お姉さん」のオマージュの元ネタは
サイケデリックプログレッシブバンド 八十八ヶ所巡礼 なのだろうな 俺じゃなきゃ見逃しちゃうね 
と思っていたが、
原作では「お姉さん」には「廣井さん」という名前がついているらしい。
(すなわち八十八ヶ所巡礼のマーガレット廣井である。)
そこまで言われれば誰だってわかるな。すまん。
余談だが八十八ヶ所巡礼の「絶妙Σ」という曲は私のお気に入りで、1年以上毎朝目覚ましとしていた。
好むと好まざるにかかわらず、妻は毎日それを聞かされていたわけである。
愛ってやつは自分勝手でどうしようもない。

総括

キャラクターへの感情移入よりも、
カタルシスの場面の没入感に夢中になった。
主観と客観を行き来する画面の演出もそうだが、何よりも曲がいいと思う。
これは非アニメファンの視点なのでは?と思っている
以下、曲の感想

(6話他) 「ギターと孤独と蒼い惑星」

https://g.co/kgs/z9qvZ1
よくできている。アジカンの「それでは、また明日」みたいで
いかにもアマチュアバンドがやりそうな曲だと思う。
リードギターが弾きまくっているところが物語を見た後だとグッとくる。
あとはリズムギターがレコードではうますぎる(劇中では初心者)。
これはどう説明するのか、とか言って、そういう矛盾もまた面白かったりする。

(12話) 「忘れてやらない」

https://g.co/kgs/tWkywL
これは好きすぎて逆に私にとってノイズになる。
曲はKANA-BOONみたいである。そしてメロディも歌詞も大げさ。
すなわち型として私が大好きなヤツなのだ。
ただし、この曲のように歌とギターがノリを作っているような曲は
私の好きに反して、売れないんだよな~と心配している。聴き疲れるのかもしれない。
(そして、その心配に反してこのアルバムは売れている。すなわち私の感性が古くなっているのだろう)

おわり

こういう感じでまとめていきます
#アニメの感想

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