ぼやっ記

息子とケーキ屋に行った

息子は、ケーキを楽しそうに見ている

私は息子を抱っこしている

今日は、妻が出産後の療養をしている

妻の実家に行くのだ

なので、お土産にケーキを買っていた

息子は、私に抱っこされなが

私の顔を一生懸命触る

ん？

そして、頭から顎までを腕で挟み

なにやらしている

ん？んん？

子供のやることの意味はわからない

どんな仕草も可愛いもの

息子のしたいようにさせていると

息子が私に言った・・

「お父さん」

「なんだい？」

「お父さんって、頭が大きいから　おじいちゃんとおばあちゃんの家に入れないの？」

ん？

んんん？？？

息子？

何言ってるの？？

息子に聞き返す

しかし、息子の問いかけは一緒

「お父さんって、頭が大きいから　おじいちゃんとおばあちゃんの家に入れないの？」

んんんんん？

息子よ

さすがに、いくら私の顔が大きくても

家に入れないほどではない

ふつうに、自宅の玄関も入れているよ

帽子はダメだ

帽子はきつい

だが、玄関くらいなら入れる

入らない帽子や、巻けないハチマキはあっても

過去に入れない玄関など存在しない

私は深呼吸をした

純粋な天使のような息子

彼が、彼自身でそんな事を思うだろうか？

いや、そんな事はあるまい

きっと、だれかが

きっと、私の事をそんな風に教え込んだ誰かが。。。

犯人候補の筆頭は「吉川」

あいつなら、言いかねない

私をバカにすることを楽しみ、息子との接点もある

しかし・・・

吉川だとすると、吉川がそんな面白い事を言うだろうか？

基本、吉川はつまらない事しか言わないし

面白い事を言うのを見た事がない

ユーモアがあり、息子と接点があり、私をバカにして楽しむ人間・・・

う～ん。。。。

私は行動にでた

「こうちゃん（息子の名前）、それ誰が言ったの？」

私は天使のような息子に、

最大限の顔の筋肉を使った笑顔で息子に問いかけた

息子は、元気良く言った。。。

「お母さん」

そっか、

お母さんか。。。。

妻よ。。。。

愛する妻よ・・・・・

こら~~~～～～～～！！！！！！！！！！