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派遣介護士が4月からの同一労働同一賃金制度で心得ておいた方がいい事

皆さん、こんにちは。

連日コロナウィルスで介護現場も戦線恐々としている事かと思います。

大変な時かとは思いますが、頑張っていきましょう!


さて、今回のタイトルにあるように来月、つまり2020年4月から同一労働同一賃金制度が始まります。

この制度、ググればどう言ったものなのかは解るかと思いますのでそちらをご覧ください。


ちなみに自分は派遣で勤務をしていますが先日派遣先から通達がきました。

結論としては、








「特段今までの待遇と何ら変わらない」

との事です。

何故なのか?

恐らく「同一賃金をしなくてもすでに同一賃金かそれ以上の給料」

だからです。

派遣は直雇用の職員よりも時給が高く設定されています。

派遣先に時給を漏らしてはいけないという規定がある位高いです。

派遣の時給が高すぎて施設の経営状態をも揺るがす位です。


大手の株式会社が運営している等の潤沢に資金がある施設なら余裕でしょうが、そうでない施設はかなりの痛手です。


潤沢に資金がある施設でも直雇用の職員さんからの不満が出てくる事は避けられないかと思います。

特にパートの職員さんからは不満は出てくるでしょう。


「同じ非正規でも直雇用の時給は低くて何故外部からやってくる派遣の方が時給が高いのか?不公平で同一労働同一賃金の趣旨と反するのでは?」

そうなるとパートの職員の退職ラッシュは避けられないと予測しています。


ますます派遣への風当たりは強くなるでしょう。


パート職員どころか常勤の職員よりもいい給料をもらっているわけですから。


もしかしたら戦力外と判断されたら更新無し、いわゆる派遣切りも有り得るかもしれません。もしくは時給が下がるとか。

自惚れているわけではないですが、自分のように施設長から強い更新希望オファーがなければ派遣での高待遇での勤務は難しいかもしれません。


それだけ派遣は実力重視の世界なのです。


ではどうすれば更新希望オファーが来る程実力が作れるようになるのか?


それは「常に勉強する事、自分に投資してスキルを身につけていく事」です。


何故かというと派遣介護士には明確な研修がほぼほぼ無いからです。これは派遣で勤務した方ならわかるかと思います。自分も全く案内すら無いです。

直雇用なら内部・外部問わず研修があります。まあ、その研修が現場の役に立つものかは不明ですが・・・


派遣は常に勉強し自分でスキルを上げて行くしかありません。

入職当初ならまだ許容してくれるかもしれませんが、流石に1ヶ月もしかも直雇用の職員の方がスムーズにケアしているのに派遣で入った職員が出来ていないのでは話になりません。

もう最低でも数日でOJTは終了、独り立ちしていけるレベルで無いと厳しいです。

丁寧に教えていける程人員に余裕は無いと考えていいです。

これから介護派遣を始める方、今も派遣で勤務されている方、4月以降も勤務されるのであれば心得ておきましょう!



自分は優秀だとは思っていませんが施設でのオペレーション(業務の動き)を見直しする為に直雇用の職員から自分の意見がほしいと相談を受け、アドバイスしているくらいです。自分の意見がかなり反映されています。


昔、別の施設で常勤だった頃、ミスばかりして他の職員から問題児扱いされてた自分がです。


それから自分は常に色んな事にアンテナを張り常に介護・介護以外に関わらず「勉強」「インプット」を大切にしてきました。「人間力」を高めるのです。

自分に投資をするのです。

投資って言っても株とかFXとかの金融商品ではありません。まあもちろん積立NISAはやっておくべきですが。最低限の金融リテラシーは持っていた方がいいです。


ここでいう投資とは「自分の為にどんなデバイスでも多少なりとも『お金または時間』を使い、人間力と介護技術を高める」事です。

人間力と介護技術

どっちも欠けてはいけないと思います。


技術も高めていかなければいけないですし、人間力を疎かにしていたら職員・入居者に信頼されません。


自分は意識高いキラキラ系ではありませんのですがやらないよりはやった方がいいと思います。

本を買って・借りて読むのもいいですし(介護関係なく)体力をつける為に筋トレするのもいいです。


そして「介護技術」を高める為には「経験」と「知識」両方をつけていきましょう。




下にある自分の過去記事に「経験」に基づくケアの「裏技」を紹介しています。

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これは自分が編み出したもので入居者・職員双方にメリットがあります!

ぜひともご覧ください!


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